「シャンプーって、結局なにが正解?」「すすぎはどれくらい?」「毎日洗うべき?」…自己流のままだと、ベタつき・におい・かゆみが気になってきて不安になりますよね。
大丈夫。シャンプーの正しいやり方は、難しいテクニックよりも順番が9割です。
結論から言うと、基本は予洗い→泡立て→指の腹で洗う→すすぎ→乾かす。この中でも特に差が出るのは「すすぎ」で、ここを整えるだけで不快感が減る人が多いです(ただし肌質や頭皮状態で調整は必要)。

- シャンプーの正しいやり方(予洗い〜乾かし方まで)の手順
- すすぎ残しを減らす「ゾーン分け」のコツ
- シャンプー量・洗う回数の目安(長さ/整髪料の有無)
- やりがちなNGと、今日からの直し方
- 頭皮トラブルが続くときの受診目安
では、今日からそのまま真似できるように「順番」と「目安」をセットで解説します。
まず結論:シャンプーの正しいやり方は「すすぎまで」がセット
正しいやり方の要点はシンプルです。
- 予洗い(お湯だけ)で汚れの大半を落とす
- シャンプーは手で泡立ててから頭皮へ
- 洗うのは髪ではなく頭皮(指の腹)
- すすぎは洗う時間以上を目安に
- 最後に頭皮から乾かす
髪は「泡が通るだけ」でも十分落ちることが多い一方、頭皮は皮脂が出る場所なので丁寧さが必要です。逆に、頭皮をゴシゴシやりすぎると刺激になることもあるため、“落とす”と“守る”のバランスがポイントです。
誤判定を先に潰す:洗い方が悪い「気がする」だけのケース
「最近、頭皮が汚れてる気がする」「薄く見える」「フケっぽい」…でも、実は見え方の条件で誤判定が起きます。洗い方を変える前に、まずここを押さえるとムダ打ちが減ります。
- 濡れ髪:束になるので地肌が見えやすい
- 強い照明(洗面所・上からライト):反射で地肌が強調される
- 分け目固定:同じ場所が開いて見えやすい
- 短髪直後:コントラストで地肌が目立つ
- スマホを近づけすぎ:広角で中心が強調される
チェックするなら「乾いた髪・同じ場所・同じ照明」で比較しましょう。洗い方の改善効果も見えやすくなります。
今日から再現できる:シャンプーの正しいやり方(予洗い→泡→洗い→すすぎ→乾燥)
0)入浴前の30秒:ブラッシング(できる範囲でOK)
髪が長めの人ほど、軽く梳かすだけでホコリや絡まりが減り、泡が行き渡りやすくなります。無理にやる必要はありませんが、できるならおすすめです。
1)予洗い(最重要):お湯だけで1〜2分
シャンプー前に頭皮をしっかり濡らすのがコツ。ここが雑だと泡立ちが悪くなり、結果的にシャンプー量が増えがちです。
- 温度は熱すぎない範囲(熱いと乾燥・刺激になる人も)
- 指で髪をかき分け、頭皮までお湯を通す
- 後頭部・えり足・耳うしろは特に丁寧に

2)泡立て:手のひらで“もこもこ”にしてから頭皮へ
原液を頭皮に直のせすると、刺激になったり、すすぎ残しの原因になったりします。手のひらで泡立ててからが基本です。
| 髪の長さ/状態 | シャンプー量の目安 | 補足 |
|---|---|---|
| 短髪 | 少なめ(1回で泡が足りる程度) | まず予洗いで泡立ち改善 |
| ミディアム | 標準 | 整髪料が多い日は2回洗いも検討 |
| ロング | やや多め | 毛先は“泡を通す”でOK |
| 整髪料・皮脂多め | いつも通り+必要なら2回目 | 1回目は汚れ落とし、2回目は頭皮中心 |
量はメーカー推奨も参考になりますが、最終的には「頭皮まで泡が届いているか」で調整してOKです。
3)洗い:指の腹で“頭皮を動かす”イメージ(30〜60秒)
洗うときは、爪を立てずに指の腹で。髪をこするより、頭皮を小さく動かす感じが安全で効率的です。
- 順番を決める(例:生え際→頭頂→側頭→後頭部→えり足)
- 気になる部位だけ強くしない(刺激が偏る)
- かゆい日は短め&やさしく(悪化のループを避ける)
4)すすぎ:洗う時間以上(ここが勝負)
すすぎは「泡が消えたら終わり」ではなく、ヌルつきが消えてから+αが目安。すすぎ残しは、かゆみ・ベタつき・ニオイの原因になりやすいです。
すすぎのコツ:頭を“ゾーン分け”して漏れをなくす
- 前(生え際)
- 上(頭頂)
- 横(左右のこめかみ〜耳上)
- 後ろ(後頭部〜えり足)
この4ゾーンを順番にすすぐと、流し忘れが減ります。特に耳うしろ・えり足・頭頂のつむじ周りは残りやすいポイントです。
| 髪の長さ | すすぎ時間の目安 | 残りやすい場所 |
|---|---|---|
| 短髪 | 60〜90秒 | 耳うしろ、えり足 |
| ミディアム | 90〜120秒 | 後頭部、つむじ周り |
| ロング | 120秒〜 | 頭頂、内側の髪の根元 |

5)トリートメント/コンディショナー:基本は“毛先中心”
頭皮にべったり付けると、ベタつきが気になる人もいます。基本は中間〜毛先を中心にして、頭皮は避けるのが無難です(製品の使い方が別途ある場合はそちら優先)。
6)タオル→ドライヤー:頭皮から乾かす
濡れたまま放置すると、頭皮が冷えたり蒸れたりして不快感につながることがあります。できる範囲で、最後は乾かしましょう。
- タオルはこすらず押さえる
- ドライヤーは頭皮→根元→毛先の順
- 熱を一点に当て続けない(距離を取って動かす)
やりがちNGと、今日からの置き換え
| やりがち | 起きやすいこと | 置き換え |
|---|---|---|
| 熱いお湯で長時間 | 乾燥・つっぱり | 心地よい温度で短めに |
| 原液を頭皮に直のせ | 刺激・すすぎ残し | 手のひらで泡立てる |
| 爪でゴシゴシ | 傷・炎症 | 指の腹で頭皮を動かす |
| すすぎは泡が消えたら終了 | かゆみ・ベタつき | ヌルつきが消えて+α |
| 濡れたまま放置 | 蒸れ・不快感 | 頭皮から乾かす |
「毎日洗う?」「2回洗い?」よくある迷いの判断軸
毎日洗うべき?
皮脂が多くてベタつく・整髪料を使うなら毎日洗う方が快適な人が多いです。一方で、乾燥しやすくつっぱる人は、
- お湯温度を下げる
- 洗う時間を短くする
- 洗浄力が強すぎない製品を検討する
などで“刺激を減らす方向”に調整してみてください。頻度は頭皮状態で最適が変わるので、正解は1つではありません。
2回洗いは必要?
基本は1回でOK。ただし次のときは2回洗いが合うことがあります。
- 整髪料をしっかり使った日
- 汗を多くかいた日
- 予洗いしても泡立ちが極端に悪い日
やるなら、1回目は軽め(汚れ落とし)、2回目は頭皮中心のイメージで。時間を伸ばすより、すすぎを丁寧にした方が効くことも多いです。
改善の進め方:今日→1週間→1か月→3か月のタイムライン
一気に完璧を目指すより、順番に整える方が続きます。
【改善の効きやすさ(体感)イメージ】 すすぎ ██████████ 予洗い ████████ 洗い方 ██████ 製品変更 ████
今日:すすぎ+60秒、予洗い+60秒
- 予洗いを1〜2分
- すすぎを「ヌルつき消えて+10秒×盲点2か所」
1週間:泡立てと洗う順番を固定する
- 泡立ててから頭皮へ
- 生え際→頭頂→横→後ろ…の順で洗う
1か月:頭皮の反応で“微調整”する
- つっぱる→お湯温度/洗う時間/製品の刺激を見直す
- ベタつく→予洗いとすすぎを強化、整髪料の日だけ2回洗い

3か月:トラブルが続くなら皮膚科で相談
洗い方を整えても、頭皮の赤み・かゆみ・フケが強い状態が続くなら、自己判断で抱え込まずに相談しましょう。
受診の目安:セルフケアで粘らない方がいいサイン
次のどれかが当てはまる場合は、皮膚科での確認が安心です。
- 赤みが強い、ヒリヒリする
- かゆみで眠れない/日中も気になる
- フケが大量、厚いかさぶた状の付着がある
- ジュクジュク、膿、強い痛みがある
- 円形の脱毛や、急にごっそり抜けるなど急性の変化
頭皮トラブルの原因は、洗い方以外(湿疹、脂漏性皮膚炎、接触皮膚炎など)もあります。合わないケアを続けるより、早めに原因を切り分けた方が結果的にラクです。
FAQ
Q. シャンプーは朝と夜、どっちがいい?
A. 一般には夜に汗や整髪料を落としてから寝る方が快適な人が多いです。朝洗う場合も、すすぎと乾燥までセットで。どちらが正しいかより、頭皮が荒れないやり方を優先しましょう。
Q. すすぎの「完了サイン」は?
A. 泡が消えた後に、指で触ってヌルつきが残らないのが目安です。耳うしろ・えり足・つむじ周りを最後にチェックするとミスが減ります。
Q. フケが出るのは洗い方が悪いから?
A. 乾燥や頭皮の炎症、季節要因などでも増えます。洗い方を整えても改善しない、赤みやかゆみが強いなら皮膚科で相談を。
Q. 湯シャン(シャンプーなし)でもいい?
A. 皮脂が少なく乾燥しやすい人には合うこともありますが、整髪料を使う人や皮脂が多い人は不快感が出ることも。まずは「予洗いとすすぎ」を整え、それでも刺激が強い場合の選択肢として考えるのが安全です。
Q. 頭皮がかゆい日は洗わない方がいい?
A. 状態によります。痛みやジュクジュクがあるなら受診優先。軽いかゆみなら、短時間・やさしく・熱すぎない温度で洗い、すすぎ残しを作らない方が悪化しにくいケースもあります。
まとめ:正しいやり方は「すすぎまで」を固定して習慣化
- 基本は予洗い→泡立て→頭皮を洗う→すすぎ→乾燥
- 差が出るのはすすぎ。ゾーン分けで流し忘れを防ぐ
- 製品変更より先に、手順の固定が効きやすい
- 赤み・強いかゆみ・厚いフケなどは受診で原因を切り分け
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