ノーウッド分類を自分でチェックする方法|進行度の見方(写真テンプレ付き)

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AGAの基礎

「ノーウッド分類って、自分でどれに当てはまるかチェックできる?」

薄毛が気になっても、“今どのくらい進んでるのか”を言葉にできないと、モヤモヤが続きますよね。
写真を見ても主観でブレたり、サイトによって図が違って見えて余計に迷うこともあります。

薄毛アドバイザー星田
薄毛アドバイザー星田

結論:ノーウッド分類は「診断」ではなく、進行度を共有するための“共通言語(ラベル)”として使うのがコツです。

そして最も大事なのは、同条件の写真で「生え際」と「つむじ」を分けて記録し、近い段階に“寄せて”表現すること。これで記録・相談・比較がブレにくくなります。

  • ノーウッド分類の基本(何を見る指標?)
  • 自分でチェックする手順(誤判定→写真→ラベル付け)
  • 迷いやすいケース(富士額/つむじ割れ/2.5問題)
  • 記録・相談で使えるテンプレ(伝え方の型)
  • 受診や次の一手の考え方(押し売りなし)

ここから、初心者がつまずきやすいポイントを避けながら、順番に整理します。


ノーウッド分類とは?「進行度を言語化する」ための共通言語

ノーウッド分類(ハミルトン・ノーウッド分類)は、男性型脱毛(AGA)でよく見られる生え際の後退頭頂部(つむじ)の薄毛の進行パターンを、段階で表す考え方です。

ポイントはここです。

  • 正確な診断ツールではない(自己判断の限界あり)
  • でも、状態を“同じ言葉”で共有できる(記録・相談が楽になる)
  • 医師の診察でも、進行の説明に使われることがある

また日本では、欧米のNorwood分類に加えて、頭頂部が薄くなるII vertex(高島分類)を足して使われることがある、とガイドラインにも記載があります。
参考:日本皮膚科学会 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017(PDF)

薄毛アドバイザー星田
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ノーウッド分類は「当てるゲーム」じゃなく、
“今の状態を共有するラベル”だと考えると一気にラクになります。

先に誤判定を外す:薄く見えるだけのケースがある

ノーウッド分類で迷う人の多くは、そもそも見え方の条件でブレています。先に外しましょう。

誤判定の原因薄く見える理由外し方(すぐできる)
上からの強い照明(ダウンライト)地肌が反射して透けやすい自然光 or 同じ照明で撮り直す(フラッシュOFF)
濡れ髪・乾かし途中束になって地肌が見える完全に乾いた状態で撮る
整髪料で束感分け目が固定され透ける整髪料なしで撮る/分け目を変える
短髪直後地肌が急に目立つ錯覚2〜3週間後に同条件で再撮影
つむじ割れ・寝癖渦で地肌が見えやすい真上から撮影+髪を左右に軽く分けて確認

“薄い気がする”の段階ほど、誤判定の影響が大きいです。ここを外すだけで、ノーウッド判定の迷いが減ります。


ノーウッド分類を自分でチェックする方法(画像付き)

自分でチェックするなら、やり方はこの順番が鉄板です。

ステップ1:写真を標準化する(ここが9割)

ノーウッド分類は「今の写真」より、過去写真との比較で精度が上がります。
おすすめは月1回の3枚セットでの撮影からの保存です。

撮る部位角度コツ
正面(生え際)目線の高さ前髪を軽く上げて、生え際ラインを見せる
左右(こめかみ〜生え際)真横M字の深さが分かりやすい
真上(つむじ)頭頂の真上スマホを高く・タイマーで撮る(鏡を使うと楽)

撮影条件テンプレ(固定するとブレない)

  • :完全に乾いた状態/整髪料なし
  • :自然光 or 同じ照明(フラッシュOFF推奨)
  • 距離:同じ距離(腕の長さ固定でもOK)
  • 道具:スマホのアウトカメラ+タイマー(3秒 or 10秒)
薄毛アドバイザー星田
薄毛アドバイザー星田
「判定」より先に「写真の型」を作る。
ここができると、進行の判断も相談も一気にラクになります。

ステップ2:「生え際」と「つむじ」を別々に見る

ノーウッド分類で混乱しやすいのは、生え際は進んでるけど、つむじは変わらない(または逆)というケースです。
だから、最初から分けてチェックします。

  • 生え際(正面・こめかみ):後退の深さ/M字の形
  • つむじ(真上):透けの範囲/円の広がり/毛の細さ

ステップ3:細かく当てにいかない(“寄せる判定”が正解)

ノーウッド分類は細分化(IIa、III vertexなど)もありますが、自己チェックで厳密に当てにいくほどブレます
おすすめは「近い範囲でラベル化」です。

ざっくりラベル見え方の目安(自己チェック用)メモ例(共通言語)
I〜II相当生え際の変化が小さい/こめかみが軽く下がる程度「生え際:II寄り」
II vertex相当生え際は軽めだが、つむじに透けが出る「つむじ:II vertexっぽい」
III相当(またはIII vertex)M字がはっきり/またはつむじの薄さが分かる「生え際:III寄り」「つむじ:III vertex寄り」
IV〜V相当生え際の後退+つむじ薄毛が目立つ(帯で分かれることも)「前+上:IV〜Vの間」
VI〜VII相当前頭部と頭頂部がつながる/薄い範囲が広い「全体:VI寄り」

“ぴったり当てる”より、「II〜IIIの間」のように幅を持たせるほうが、記録も相談もブレません。


「2.5問題」:ノーウッド分類は途中段階が一番迷う

よくあるのが「IIなのかIIIなのか分からない」「2.5って言っていい?」という悩みです。

  • 結論:2.5は“自分用のメモ”としてはアリ
  • ただし相談では、「II〜IIIの間」+写真が伝わりやすい

なぜ迷うかというと、初期ほど見え方(髪型・光・分け目)の影響が大きいからです。
なので、2.5に悩んだらやることは「判定の深掘り」ではなく、写真の同条件化です。

薄毛アドバイザー星田
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2.5で悩む時間は、写真1枚で短縮できます。
“判定の正確さ”より、“同条件で比べられること”が最優先です。

判定がブレない「記録・相談テンプレ」:この形でOK

ノーウッド分類の価値は、言語化して行動につなげられることです。
記録・相談でそのまま使えるテンプレを置いておきます。

【ノーウッド自己チェック(メモ)】
・生え際:II〜IIIの間(右がやや深い)
・つむじ:II vertex寄り(透けがやや増えた気がする)
・写真:同条件で月1、直近3か月分あり
・気になり始めた時期:〇年〇月ごろ
・頭皮症状:かゆみ(あり/なし)、フケ(あり/なし)、赤み(あり/なし)

この形でメモが作れると、次のアクションが決めやすくなります。


ノーウッド分類を使って「次の一手」を決める(売り込みなしの判断軸)

自己チェックの目的は、段階名を当てることではありません。
「このまま様子見でいいか」「何を優先すべきか」を決めるための材料にすることです。

  • 写真で3か月連続で進行が見える → 医療も含めて情報収集を開始
  • 頭皮トラブル(赤み・かゆみ・痛み・フケ)がある → まず頭皮ケア優先(必要なら皮膚科)
  • 生活が崩れている(睡眠・食事・ストレス) → 最低ラインを作る

関連記事(次の一手の整理に)


今日→1週間→1か月→3か月:ノーウッド自己チェックの行動プラン

  • 今日:誤判定を外す → 写真3枚(正面/横/真上) → ラベル(II〜IIIなど)をメモ
  • 1週間:頭皮症状があればケアを優先(洗い方・保湿・刺激回避)
  • 1か月:同条件で再撮影 → 生え際/つむじを別々に比較
  • 3か月:進行が見えるなら“止めどき” → 医療の情報収集・相談も選択肢に

よくある質問(FAQ)

Q1. ノーウッド分類は自分で正確に判定できますか?

厳密な判定は難しいです(見え方・髪型・光・個人差でブレます)。
ただし「近い範囲に寄せる(II〜IIIなど)」+「同条件の写真」なら、記録や相談に十分役立ちます。

Q2. 富士額かM字か分かりません。

形だけで決めると迷いやすいです。
過去写真と比べて後退が進んでいるか左右差が拡大しているか細い毛が増えているか(髪質の変化)をセットで見てください。

Q3. つむじ割れが気になります。ノーウッド判定に入りますか?

つむじは渦の構造で、もともと地肌が見えやすい部位です。
真上から同条件で撮影し、範囲が広がるかで判断するのが安全です。かゆみ・赤みがあるなら頭皮ケアも優先しましょう。

Q4. ノーウッド分類が進むと、もう戻らないですか?

将来を断定することはできません。
ただ、ガイドラインでもAGAは「進行しうる」脱毛症として整理されているため、進行が見えるなら早めに情報収集するほうが納得感は高くなりやすいです。

Q5. ノーウッド分類は女性にも使えますか?

一般に女性は別の分類(例:Ludwig分類など)で整理されることが多いです。
ただしこの記事は「あなたが自分の状態を言語化する」目的なので、迷う場合は無理に当てはめず、写真と症状メモを持って相談するのが安全です。


まとめ:ノーウッド分類は「当てる」より「ブレない型」を作るために使う

  • ノーウッド分類=進行度を共有する共通言語(ラベル)
  • 自己チェックは「誤判定を外す→写真同条件→生え際/つむじ別→寄せる判定」がコツ
  • 迷う初期ほど、段階の深掘りより写真テンプレ化が効く
  • 3か月比較で進行が見えたら、医療を含めて次の一手を検討

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