頭皮に日焼け止めって、使っていいの?毛穴が詰まって抜け毛が増えない?
分け目やつむじがヒリヒリする日が増えると、急に不安が押し寄せますよね。
「帽子はムレてかゆいし…」「でも何もしないのも怖い…」この迷い、めちゃくちゃわかります。
結論:表示どおりに使えば、日焼け止めは頭皮に使ってOKです。むしろ髪が薄い部分や分け目は日光が当たりやすいので、帽子・日傘などの物理対策+必要な場面で日焼け止めが現実的。
ただし、落とし残しや刺激(かゆみ・赤み)が出ると逆にストレスなので、選び方と落とし方が大事です。

- 日焼け止めを頭皮に使っていい理由(根拠)
- 頭皮向きの日焼け止めの選び方(SPF/PA・低刺激・タイプ別)
- 分け目・つむじの塗り方と塗り直しの目安
- 落とし残しを減らす「洗い方の順番」とNG例
- かゆみ・赤みが出たときの対処と受診目安
「何を買うか」より前に、まずはどこに・いつ・どれくらい必要かを決めるとラクです。
あなたの生活に合わせて、ムリなく続く形に落とし込みましょう。
日焼け止めは頭皮に使っていい?まず結論と注意点

使ってOKです。薄毛で頭皮が露出しやすい人は、頭頂部に日焼け止めを塗る(または帽子で守る)ことが勧められています。
例えばFDAは、髪が少ない場合は頭頂部に日焼け止めを塗るか帽子をかぶることに触れています。FDA(Tips to Stay Safe in the Sun)
また、分け目・露出した頭皮は日焼けしやすく、将来的な皮ふトラブルのリスク部位としても取り上げられています。
参考:The Skin Cancer Foundation(見落としがちな部位:頭皮・分け目)
注意点は2つだけ。
- ① 刺激が出たら中止:かゆみ・赤み・ブツブツが出たら、まず使用をやめる
- ② 落とし残し対策:頭皮は皮脂が多いので、夜の洗髪でしっかり落とす
頭皮の紫外線対策が必要な理由(根拠)
根拠1)頭皮は「焼ける」:分け目・つむじは直射日光が当たりやすい
髪があると「頭皮は守られてる」と思いがちですが、分け目・つむじ・生え際は地肌が見えやすく、紫外線が直撃しやすいポイントです。
分け目を固定していると同じ場所が繰り返し焼けやすい、という注意喚起も複数の医療・ヘアケア情報で共通しています。
参考:AGAヘアクリニック(分け目と頭皮の日焼け)
根拠2)頭皮の日焼けは「軽いやけど」になりうる:ヒリヒリ・皮むけ・炎症
頭皮も皮ふなので、日焼けすれば炎症が起きます。ヒリヒリ、赤み、皮むけ、かゆみが出ることも。
日焼け後は乾燥しやすく、保湿の重要性も一般向けに整理されています(強い炎症があれば受診)。
参考:ユースキン(頭皮の日焼けのトラブルと対策)
根拠3)対策は「日焼け止めだけ」じゃない:帽子・日傘・日陰+日焼け止めが基本
日焼け止めは大事ですが、万能ではありません。皮ふがん予防の観点でも、日陰・衣類(帽子)・日焼け止めを組み合わせるのが基本です。
参考:AAD(Shade, clothing, and sunscreen)
根拠4)SPF/PAは「役割が違う」:頭皮はPA(UVA)も意識すると整理しやすい
SPFは主にUVB(赤くなる日焼け)を、PAは主にUVA(奥まで届きやすい紫外線)への目安として使われます。
髪や頭皮の紫外線対策ではPAの選び方に触れている情報もあり、「PAの+が多いタイプを意識」といった整理が役立ちます。
参考:大正健康ナビ(髪・頭皮の紫外線対策:PAの考え方)
根拠5)日焼け止めは“塗り方・塗り直し”で効き方が変わる:2時間おきを目安に
日焼け止めは、汗・皮脂・摩擦で落ちます。FDAは少なくとも2時間ごとの塗り直しを案内しています(汗をかいたり泳いだりしたら、表示に従ってよりこまめに)。
参考:FDA(Sunscreen: How to Help Protect Your Skin from the Sun) / FDA(Q&A:塗り直しの目安)
根拠6)「かゆみ・かぶれ」は一定数ある:成分(香料・防腐剤・紫外線吸収剤など)で起こることも
頭皮は汗も皮脂も出やすく、さらに日焼け後は敏感になりがち。そこに日焼け止めを重ねると、体質によってはかゆみ・かぶれ(接触皮ふ炎)を起こすことがあります。
日焼け止めアレルギーは、紫外線吸収剤だけでなく香料・防腐剤など様々な成分が原因になりうる、と整理されています。
参考:DermNet(Sunscreen allergy) / Topical Sunscreens: review(接触皮ふ炎の原因成分の整理:PMC)
頭皮の日焼け止め:まずは「どれを使うか」を最短で決める
選び方は難しく見えますが、頭皮の場合は失敗ポイントがだいたい決まっています。
| 失敗あるある | 起きやすいこと | 回避のコツ |
|---|---|---|
| べたつく・髪が束になる | 見た目ストレス→続かない | ミスト/スプレーや軽いジェル系、分け目だけに使う |
| 落としきれず頭皮がムズムズ | かゆみ・フケっぽさ | 夜は2回洗い、重い耐水タイプは“先に乳化” |
| 香料やアルコールでヒリつく | 赤み・刺激感 | 無香料や低刺激寄り、心配ならミネラル系を検討 |
| スプレーを近距離で集中噴射 | 白くなる・吸い込みが不快 | 距離を取って薄く、換気&息止め |

タイプ別:頭皮に向きやすい日焼け止めの選び方(スプレー・スティック・ローション)
| タイプ | 向いている人 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| ミスト/スプレー | 髪がある程度ある/塗り直し重視 | 広範囲に速い、手が汚れにくい | 吸い込み注意(換気・息止め)、ムラになりやすい |
| スティック | 生え際・分け目だけピンポイント | 狙った場所に塗れる、液だれしにくい | 髪が引っかかることも。薄く重ねる |
| ローション/ジェル | 短髪・坊主に近い/頭皮の露出が多い | 密着しやすく、効果が安定しやすい | ベタつきやすい物も。夜の洗浄が大事 |
| パウダー(ブラシ等) | 皮脂が多い/テカリやすい | サラッと仕上がる、塗り直しが楽 | 汗や摩擦で落ちる。こまめな追加が前提 |
「何が正解?」と迷ったら、まずはこの基準でOKです。
- 分け目だけ焼ける → スティック or 指で少量を分け目に
- 塗り直しが面倒 → ミスト/スプレーを携帯
- 短髪で地肌が出やすい → ローション/ジェル系でしっかり
ラベルの見方:頭皮でも「広範囲に守る」「SPF30以上」を目安に
日焼け止め選びの基本は、頭皮でも同じです。
AADはSPF30以上やBroad spectrum(UVA/UVB)といった表示の重要性を解説しています。
参考:AAD(How to decode sunscreen labels) / AAD(How to select a sunscreen)
日本の表示に置き換えるなら、ざっくりこう考えると迷いにくいです。
- SPF:屋外時間が長いほど高めが安心(汗をかくなら耐水性も)
- PA:頭皮・分け目はUVAも意識(+が多いほど目安は上がる)
ポイント:数字を上げるほど肌負担が増える人もいるので、敏感肌・かゆみが出やすいなら「強さ」より「相性+塗り直し」で勝ちにいきましょう。
分け目・つむじにムラなく塗るコツ(やりすぎない)

基本の塗り方:狙うのは「地肌が見える線」だけでOK
頭皮全部にドバッと塗る必要はありません。
まず守りたいのは分け目・つむじ・生え際です。
- 髪をかき分けて、地肌が見えるラインを作る
- ローションなら、指先 or 綿棒で少量を置く→トントンとなじませる
- スプレーなら、距離を取って薄く→指で軽く押さえてムラを減らす
海外の一般向け解説でも、分け目を作って地肌に塗布する方法が紹介されています(考え方として参考になります)。
参考:How to apply SPF to the scalp(分け目に塗る方法)
塗り直しの目安:2時間おき+汗・タオルの後
頭皮は汗・皮脂・帽子の摩擦で落ちやすい場所。
FDAは少なくとも2時間ごとの塗り直しを案内しています。FDA(Sunscreenの使い方)
現実的には、こんな運用が続きやすいです。
【頭皮UV対策のタイムライン(例)】 朝:分け目・つむじに薄く塗る ██████████ 昼:外に出る前に軽く塗り直し ███████ 夕:汗をかいたら追加(必要な日だけ) █████ 夜:しっかり洗ってリセット █████████
帽子がムレてかゆい人へ:帽子+“汗対策”で不快感を減らす
帽子は最強ですが、ムレると不快で続きません。
頭皮が蒸れるとかゆみの原因になりうるため、汗をかいたら拭くなどの工夫が勧められています。
参考:大正健康ナビ(帽子のムレと頭皮トラブル)
- 汗をかいたら、分け目周りだけでもタオルで軽く押さえる
- 通気性の良い帽子、可能ならつば広(物理的に守りやすい)
- かゆみが出る日は「帽子+分け目だけ日焼け止め」など、負担を分散
日焼け止めの落とし方:落とし残しを減らす洗髪のコツ
ここが一番大事です。頭皮トラブルの多くは「塗ったこと」より、落とし残し(皮脂+日焼け止め+整髪料)が絡みます。

基本ルーティン(ほぼ全員これでOK):予洗い→泡立て→2回洗い
- 予洗い(1〜2分):ぬるま湯で頭皮をしっかり濡らす(ここで汚れがかなり落ちる)
- 1回目:シャンプーを手で泡立ててから頭皮へ。指の腹でやさしく洗う
- よくすすぐ:耳の後ろ・生え際・つむじ周りは残りやすい
- 2回目:同じく泡で洗う(短時間でOK)→しっかりすすぐ
「2回洗い」は毎日必須ではありませんが、日焼け止め+整髪料の日はやっておくとトラブルが減りやすいです。
耐水性(日焼け止めが落ちにくい日)だけ:分け目に“先に乳化”を入れる
ウォータープルーフ系や、ミストを重ねた日は落ちにくいことがあります。
その場合は、分け目・生え際など“塗った場所だけ”に、次のどちらかを追加してください。
- 方法A:お湯でしっかり濡らしてから、シャンプーを少量つけて軽くなじませる(先に油膜をゆるめる)
- 方法B:顔用のクレンジングを分け目に少量→やさしくなじませ→流してからシャンプー(肌に合う物だけ)
髪・頭皮用の日焼け止めを落とす方法として、分け目中心にクレンジングを使ってからシャンプーする流れが一般向けに紹介されています(合う・合わないはあるので、刺激が出るならやめてください)。
参考:頭美人(頭皮の日焼け止めクレンジング方法)
注意:日焼け直後で頭皮がヒリヒリしている日は、クレンジングの追加は刺激になることも。まずはぬるま湯+低刺激シャンプーでやさしく洗い、痛みが強ければ受診を。
やりがちNG:ゴシゴシ・熱いお湯・“落とすために洗いすぎ”
- ゴシゴシ洗い:摩擦で炎症が悪化しやすい
- 熱いお湯:乾燥とかゆみを招きやすい
- 洗いすぎ:バリアが落ちて、逆にかゆみが増えることも
「落とせてない気がする…」は、洗う強さではなく、予洗い+泡+すすぎで解決することが多いです。
かゆみ・赤みが出たらどうする?(切り分けと対処)
まず中止:原因は日焼け止めとは限らない(汗・帽子のムレ・整髪料も)
頭皮がかゆいとき、原因は1つじゃないことが多いです。フケ、乾燥、脂漏性皮ふ炎など、別の要因もありえます。
AADも、頭皮のかゆみには複数の原因があると整理しています。
参考:AAD(10 reasons your scalp itches)
いったん日焼け止めを止めて、代わりに帽子・日傘中心で数日様子見。落ち着いたら、より低刺激のタイプで再開するのが安全です。
敏感な人の選び方:香料・防腐剤・紫外線吸収剤で反応することも
接触皮ふ炎は、日焼け止めの紫外線フィルターだけでなく、香料・防腐剤などでも起こりえます。
参考:DermNet(Sunscreen allergy)
対策としては次が無難です。
- 無香料・低刺激寄りを選ぶ
- まずは耳の後ろ〜生え際で少量テスト
- 日焼け後で頭皮が敏感な日は、日焼け止めを減らして帽子優先
受診目安:自己流で粘らないほうが早いケース

頭皮は目で見えにくいぶん、我慢しがち。でも、次のどれかに当てはまるなら早めに相談が安心です。
- 水ぶくれ・強い痛み(日焼けが強い可能性)
- 赤み・ブツブツ・ジュクジュクが広がる(かぶれ・感染の疑い)
- かゆみが1〜2週間続く/フケや炎症が強い
- 日焼け止めを変えても毎回荒れる
この場合は、まず皮ふ科で頭皮の状態確認が近道です。日焼け後の頭皮が敏感なときは自己流ケアが裏目に出ることもあります。
参考:ユースキン(炎症が強い場合は受診)
もう1つ大事:もしあなたが「最近、頭頂部が透ける」「分け目が広がる」など薄毛そのものも気になっているなら、紫外線対策と別軸でAGAの可能性も一度切り分けておくと安心です。
皮ふ科でも相談できますが、通院が面倒ならオンラインAGAクリニックの無料カウンセリングが現実的。家から出ずに確認できて、無料のところも多いので、使わないともったいない枠です。

よくある質問(FAQ)
Q1. 顔用の日焼け止めを分け目に塗ってもいい?
A. 使えます。髪の生え際や分け目に顔用の日焼け止めを使う考え方は一般向けにも紹介されています。
ただし、ベタつきや刺激が出る人もいるので、まずは少量で試し、合わなければ頭皮・髪向けの軽いタイプ(ミスト等)に切り替えるのがおすすめです。
参考:大正健康ナビ(生え際・分け目は顔用でも)
Q2. 頭皮に日焼け止めを塗ると毛穴が詰まって抜け毛が増える?
A. 「必ず抜け毛が増える」とは言えません。問題になりやすいのは、落とし残しで頭皮が荒れたり、かゆみで掻いてしまったりするパターンです。
だからこそ、薄く塗る+夜にきちんと落とすがセット。かゆみ・赤みが出たら中止して相談を。
参考:DermNet(かぶれの可能性)
Q3. スプレーは吸い込んでも大丈夫?
A. 不快感が出ることがあるので、換気の良い場所で、顔にかからない向き・距離を取って使うのが安全です。心配ならスティックやローションで分け目だけ守る方法もあります。
Q4. 塗り直しはどれくらい必要?
A. 目安は少なくとも2時間おき。汗をかいたりタオルで拭いたりした後は、表示に従って追加が安心です。
参考:FDA(塗り直しの考え方)
Q5. 頭皮が日焼けした日は、日焼け止めを塗っていい?
A. ヒリヒリ・赤みがある日は刺激になることもあるので、まずは日陰・帽子で守り、洗髪はぬるま湯でやさしく。痛みが強い、水ぶくれがある、炎症が広がる場合は受診を。
参考:ユースキン(強い炎症は受診)
まとめ
- 日焼け止めは頭皮に使ってOK。ただし選び方と落とし方がセット
- 狙うのは分け目・つむじ・生え際。頭皮全部にドバ塗りは不要
- 目安は2時間おきの塗り直し+汗や摩擦の後に追加(表示に従う)
- 夜は予洗い→泡→2回洗いで落とし残しを減らす
- かゆみ・赤み・水ぶくれは我慢しない。薄毛も不安ならオンラインAGA無料カウンセリングで切り分けが早い
次に読む(あなたの状況別)
- 頭皮の悩み・ケア:かゆみ・フケ・赤みがあるなら、頭皮トラブルを先に整える
- 生活習慣:汗・睡眠・食事で“頭皮が荒れにくい土台”を作る
- AGAの基礎:分け目が広がる・頭頂部が透ける…AGAの基本を先に把握
- AGA治療:治療の選択肢(内服薬・外用薬)を全体像から理解する
- クリニック:オンラインAGAクリニックの選び方・比較ポイントを確認
この記事の根拠(一次情報中心)
- FDA:Tips to Stay Safe in the Sun(頭頂部は日焼け止めor帽子)
- FDA:Sunscreen: How to Help Protect Your Skin from the Sun(塗り方・塗り直し)
- FDA:Q&A(少なくとも2時間ごとの塗り直し)
- AAD:Shade, clothing, and sunscreen(組み合わせが基本)
- AAD:How to decode sunscreen labels(SPF/広範囲保護の考え方)
- AAD:How to select a sunscreen(選び方の基本)
- The Skin Cancer Foundation:見落としがちな部位(頭皮・分け目の保護)
- DermNet:Sunscreen allergy(かぶれ・アレルギーの整理)
- PMC:Topical Sunscreens review(接触皮ふ炎の原因になりうる成分)
- 大正健康ナビ:髪や頭皮に必要な紫外線対策(分け目・PAの考え方等)
- ユースキン:頭皮の日焼けで起こるトラブルと対策


