「春になると頭皮がムズムズかゆい…」「シャンプーすると抜け毛が増えた気がする…」
花粉の季節は顔や目だけじゃなく、頭皮にも“かゆみ・赤み・フケ”が出やすい時期。抜け毛まで増えたように見えると、かなり焦りますよね。
結論から言うと、花粉で頭皮がかゆくなり、掻いたり炎症が続くことで一時的に抜け毛が増えることはあります。ただし、花粉だけでAGA(男性型脱毛症)のように“進行する薄毛”が決まるわけではありません。まずは花粉の付着を減らす→洗い方を整える→2〜4週間の変化を見るのが現実的です。

- 花粉で頭皮がかゆい・抜け毛が増える「起こり方」とよくある原因
- 花粉っぽい症状か、別の頭皮トラブルかの見分け方
- 花粉の付着を減らす具体策(外出〜帰宅〜入浴まで)
- かゆみを悪化させない洗髪手順とシャンプー選びのコツ
- 医師に相談する目安/AGAが気になるときの切替ライン
「結局なにをすればいい?」がすぐ分かるように、今日からできる順番でまとめます。
花粉で頭皮がかゆい・抜け毛が増える?まずは“結論の整理”

花粉シーズンに頭皮がかゆくなるのは珍しくありません。花粉が皮膚に触れて刺激になったり、アレルギー反応で炎症が起きることがあります。環境省の資料でも、花粉症で皮膚が荒れることがある点が触れられています。
そして、抜け毛が増えたように見えるのは主に次の3パターンです。
- ① 掻く・こすることで髪が切れたり抜けやすくなる(物理ダメージ)
- ② 炎症で頭皮環境が乱れ、抜け毛が増えたように感じる
- ③ たまたま季節性の抜け毛(春に少し増える人も)+花粉トラブルが重なる
ここで大事なのは、「花粉=薄毛が確定」ではないこと。花粉対策で頭皮が落ち着けば、抜け毛も“元の範囲”に戻るケースは普通にあります。
花粉の季節に頭皮が荒れる「主な理由」(根拠とメカニズム)
理由1:花粉が皮膚に触れて起きる“花粉皮膚炎(空気伝搬性接触皮膚炎)”
花粉が皮膚に付着して炎症を起こすタイプは、花粉皮膚炎(空気伝搬性の接触皮膚炎の一種)として説明されることがあります。皮膚のバリアが弱っていると、刺激を受けやすくなります。
「頭皮だけ」ではなく、顔や首など露出部に出やすいですが、髪に花粉が乗る=頭皮周りにも触れやすいので、頭皮のムズムズに繋がることもあります。
理由2:アレルギー反応→かゆみ→掻くほど炎症が増える“悪循環”
かゆいと無意識に爪で掻いてしまいがち。これが頭皮のバリアをさらに壊すので、かゆみが長引きます。
また、掻いた刺激で髪が抜けたり切れたりして、「抜け毛が増えた」ように見えやすいのもポイントです。
理由3:洗いすぎ・熱いお湯・強い整髪料で“刺激性/アレルギー性接触皮膚炎”が混ざる
春は花粉対策でシャンプー回数が増えたり、洗浄力の強いシャンプーに変えたりしがちです。さらに、整髪料・育毛系トニック・香料が多い製品などが刺激になることもあります。
接触皮膚炎はかゆみが強く出やすく、原因物質が合わないと繰り返します。新しいシャンプー/ワックス/ヘアカラーを変えた直後に悪化したなら要注意です。
理由4:フケ(脂漏性皮膚炎)や乾燥が同時に起きて、かゆみが増える
頭皮のフケ・赤み・皮脂バランスの乱れがあると、かゆみが増えます。脂漏性皮膚炎はフケが目立ち、かゆみを伴うことがあります(ただし多くは“脱毛そのもの”を起こす病気ではないと説明されています)。
理由5:鼻・目の症状、睡眠不足、ストレスで“かゆみに耐えにくい”状態になる
花粉症の不快感が続くと睡眠の質が落ちたり、ストレスが増えやすいです。すると、同じ刺激でもかゆみを強く感じたり、掻く回数が増えることがあります。
理由6:「本当に花粉?」別の病気が隠れていることもある
春にかゆい=花粉と決め打ちすると、別の原因を見逃すことがあります。例えば、強い炎症(じゅくじゅく、膿、痛み)や、丸い脱毛斑がある場合は別の対応が必要です。
| 状態 | よくあるサイン | 抜け毛の見え方 | まずやること |
|---|---|---|---|
| 花粉・接触系の刺激 | 春に悪化/ムズムズ・赤み/外出後に増える | 掻いた後に増えた気がする | 付着を減らす+洗い方を見直す |
| フケ(脂漏性皮膚炎) | ベタつくor乾いたフケ/赤み/かゆみ | フケを掻いて切れ毛が混ざる | 抗フケケアを検討、長引くなら皮膚科 |
| 季節性の抜け毛 | 頭皮症状が少ない/本数だけ増える | 全体的に抜ける(薄い部位は増えやすい) | 2〜3か月で戻るか観察 |
| AGA(男性型脱毛症) | 生え際・つむじがじわじわ薄い/短い毛が増える | 季節を超えて続く | オンラインAGA相談で早めに確認 |
セルフチェック:花粉が原因っぽい?3分で整理

次のチェックで、花粉が関係していそうか目安をつけます(外見だけで断定はできません)。
- 春(または秋)だけ頭皮がかゆい/赤い
- 外出した日、帽子をかぶらなかった日に悪化しやすい
- 帰宅後〜夜にかゆみが強くなる
- 顔・首・耳まわりも荒れやすい
- 新しいシャンプー/整髪料/ヘアカラーを変えた
- フケが増えた(乾いた粉っぽい or ベタつく)
当てはまるほど、「花粉+刺激(洗いすぎ/整髪料/乾燥)」の複合になっている可能性が高いです。

春の頭皮トラブル対策:花粉の付着を減らす7つのコツ
頭皮ケアは、根性より“花粉を頭皮に持ち込まない動線づくり”が勝ちです。
【外出】→【帰宅】→【入浴】→【寝具】の4点で花粉を減らす 外出:帽子/髪をまとめる 帰宅:玄関で払う→洗顔→着替え 入浴:先に流す→泡で洗う→しっかりすすぐ 寝具:枕カバー交換/髪を乾かして寝る
1)外出時:髪に花粉が乗りにくい工夫をする
- 帽子をかぶる(髪への直撃を減らす)
- できる範囲で髪をまとめる(付着面を減らす)
- 強い香料・刺激のある整髪料は控えめに(頭皮刺激を増やさない)
2)帰宅直後:玄関で“落としてから入る”
- 服や髪を軽く払う(家に持ち込む量を減らす)
- 可能なら洗顔、前髪まわりをぬるま湯で流す
- 部屋着に着替える(寝具に花粉を持ち込まない)
3)部屋:床と寝具がポイント(花粉は落ちる)
- 床を先に拭いてから掃除機(舞い上がりを減らす)
- 空気清浄機があるなら寝室優先
- 枕カバーはこまめに交換(週2〜でも体感が変わる人多い)
4)入浴前:いきなりシャンプーしない(まず流す)
花粉や皮脂は、最初のすすぎでかなり落ちます。シャンプー前の“予洗い”が勝負です。
5)洗い方:ゴシゴシ禁止。泡で洗って、すすぎを長めに
かゆい時ほど強く洗いがちですが、刺激になって逆効果になりやすいです。
- ぬるま湯で1〜2分しっかり予洗い(髪と頭皮を濡らす)
- シャンプーは手のひらで泡立ててから頭へ
- 指の腹で、頭皮を動かすように洗う(爪は立てない)
- すすぎは洗う時間の2倍を目安に丁寧に
- タオルで押さえる→ドライヤーで根元から乾かす

6)シャンプー選び:春は“低刺激”を軸に、フケがあるなら分岐
迷ったら、次の順で選ぶと失敗しにくいです。
- 基本:香料・刺激が強くない、洗浄力が強すぎないもの
- フケが目立つ:抗フケ用(ただし合わなければ中止)
- 新製品を試す:花粉シーズンは“変えない”ほうが安全(原因切り分けが難しくなる)
フケが強く、赤みやベタつきがあるなら脂漏性皮膚炎のこともあるため、改善しない場合は医師に相談が無難です。
7)かゆい日の応急処置:冷やす・触らない・寝る前のリセット
- かゆい部分を冷たいタオルで短時間冷やす
- 頭皮を掻きたくなったら、手を頭から離して深呼吸(“掻く癖”を断ち切る)
- 寝る前は髪を完全に乾かす(湿った頭皮は刺激になりやすい)
抜け毛が増えた気がする…「本数」と「見え方」を落ち着いて確認
抜け毛は、普段からゼロにはなりません。日本皮膚科学会のQ&Aでは、1日の抜け毛はおおよそ100本程度までと言われる、と説明されています。数字だけで一喜一憂しすぎないのが大事です。
ただし、次のようなときは“本数よりサイン”を重視してください。
- 枕・排水口・手ぐしの毛が明らかに数週間増え続ける
- 抜け毛に短く細い毛が増えた気がする(生え際・つむじが気になる)
- かゆみ・赤み・じゅくじゅくが強い
- 円形の脱毛斑がある、急にごっそり抜ける
| 状況 | いったん様子見しやすい | 早めに相談が安心 |
|---|---|---|
| かゆみの有無 | 軽いムズムズ程度 | 夜眠れない、痛い、じゅくじゅく、膿 |
| 期間 | 花粉ピークの数週間だけ | 2〜4週間以上続く/毎年悪化 |
| 抜け毛の見え方 | 全体に少し増えた気がする | 生え際・つむじ中心に薄い/短い毛が増える |
受診目安:皮膚科に行くサイン/AGAが不安なら無料相談の切替ライン

皮膚科(または皮膚の診療ができる医療機関)に相談したいサイン
- じゅくじゅく・膿・強い痛みがある
- 赤みが広がる、腫れる、熱っぽい
- 強いフケ・かさぶたが続く
- 市販ケアを2週間やっても改善しない
- 円形の脱毛斑、急にごっそり抜ける
頭皮は“皮膚”なので、炎症が強いときは我慢せず相談が早いです。
「AGAかも…」が頭から離れないときの切替ライン(オンラインAGAクリニックも選択肢)
花粉シーズンの抜け毛は一時的なことも多い一方、AGAは季節をまたいでじわじわ進むのが特徴です。
- 花粉が落ち着いた後(目安:春が終わっても)薄さが戻らない
- 生え際が後退、つむじの地肌が目立つ
- 短く細い毛が増えた気がする
このあたりが当てはまるなら、オンラインAGAクリニックの無料カウンセリングを使うのが合理的です。通院の手間が少なく、写真や問診で「AGAっぽいか/別の可能性か」を整理できます。普通に受診できて無料のことも多いので、使わないともったいないタイプの選択肢です。

よくある質問(花粉 で 頭皮 かゆい 抜け毛)
Q1. 花粉で本当に抜け毛は増えますか?
増えたように感じることはあります。主にかゆみで掻く・こすることによる抜け/切れ毛、炎症やフケの悪化で起きやすいです。花粉だけで進行性の薄毛が確定するわけではないので、まずは頭皮を落ち着かせて変化を見てください。
Q2. 毎日シャンプーしたほうがいい?
汗をかく日や外出量が多い日は、花粉を落とす意味で洗いたくなります。ただ、洗いすぎ・熱いお湯・強い洗浄力は刺激になりやすいので、回数より予洗い+すすぎ+爪を立てないを優先してください。
Q3. かゆいので頭皮用ローションを使ってもいい?
低刺激で合うものなら助けになることがありますが、香料やアルコールでしみる場合もあります。悪化するなら中止し、炎症が強い場合は医師に相談してください。
Q4. 花粉の時期だけフケが増えます。関係ありますか?
あります。花粉や乾燥、洗い方の変化で頭皮のバランスが崩れ、フケ(脂漏性皮膚炎を含む)が目立つことがあります。改善しない・赤みが強いなら相談が安心です。
Q5. 頭皮のかゆみは何科?
基本は皮膚科です。じゅくじゅく・膿・強い痛み、原因不明で長引く場合は早めが安心です。薄毛(AGA)が強く疑わしい場合は、オンラインAGAクリニックの無料相談で方向性を整理する手もあります。
Q6. 花粉対策をしても抜け毛の不安が消えません…
不安が強いときは、「いつ」「どの程度」「どこが」を記録すると整理できます。例えば「外出日だけかゆい」「枕の毛は増えたが生え際は変わらない」など。2〜4週間で改善がない、または薄さが進む感覚があるなら相談に切り替えるのが早いです。
まとめ:花粉で頭皮がかゆい・抜け毛が増えるときの最短ルート
- 花粉シーズンの頭皮のかゆみは珍しくない。掻くほど悪化しやすい
- 抜け毛は「本数」より、期間・部位・炎症の有無で判断する
- まずは付着を減らす動線(外出→帰宅→入浴→寝具)を整える
- 洗髪は予洗い+泡+すすぎが核心(爪を立てない)
- じゅくじゅく・痛み・膿・円形脱毛は早めに医療相談
- 花粉が落ち着いても薄さが続くなら、オンラインAGA無料カウンセリングで早めに整理
【悪循環を断つ図】 花粉付着 ─→ かゆみ ─→ 掻く/こする ─→ 炎症・フケ ─→ さらにかゆい ↑_________________________________↑
次に読む(あなたの状況別)
- 頭皮がかゆい・フケ・赤みが気になる人向け(頭皮の悩み・ケア):シャンプー選びや頭皮環境の整え方を深掘り
- 睡眠・ストレス・食事も整えたい人向け(生活習慣):かゆみに耐えやすい体調づくりのヒント
- 「これってAGA?」が不安な人向け(AGAの基礎):進行性の薄毛のサインと考え方
- オンライン相談も含めて比較したい人向け(クリニック):無料カウンセリングの使い方・選び方
- 治療の選択肢まで知りたい人向け(AGA治療):医療でできること・できないことを整理
この記事の根拠(一次情報中心)
- 環境省:花粉症環境保健マニュアル 2022
- 公益社団法人 日本皮膚科学会:接触皮膚炎診療ガイドライン 2020(PDF)
- 公益社団法人 日本皮膚科学会:皮膚科Q&A(脱毛症Q1)
- American Academy of Dermatology:10 reasons your scalp itches and how to get relief
- American Academy of Dermatology:Seborrheic dermatitis: Diagnosis and treatment
- American Academy of Dermatology:Do you have hair loss or hair shedding?
- MSDマニュアル家庭版:接触皮膚炎
- MSDマニュアル家庭版:脂漏性皮膚炎


