「うつっぽい(うつ状態)気がする…のに、抜け毛まで増えてきた。これって関係ある?」
気分が落ちているときに、排水口や枕の抜け毛が目に入ると、頭の中が一気に不安でいっぱいになりますよね。しかもメンタルがしんどいほど“調べる体力”が出なくて、余計につらい。
結論から言うと、うつ状態と抜け毛が同時期に起こることは珍しくありません。ただし、髪の変化は原因が1つとは限らず、ストレスや生活リズム、薬、別の脱毛症、AGA(男性型脱毛症)などが重なって見えていることもあります。

- うつ状態で抜け毛が増えるときに多い「原因の組み合わせ」
- 休止期脱毛症・円形脱毛症・AGAなどのざっくり見分け方
- 不安が強いときでもできる「困りごと整理」10分手順
- 今日からできる“軽め”の対処(やりすぎない)
- 皮膚科/心療内科・精神科/オンラインAGA無料カウンセリングの受診目安
ここから先は、あなたの状況に当てはめやすいように、根拠→整理手順→受診目安の順でまとめます。深呼吸しつつ、読みやすいところからで大丈夫です。
- 結論:うつで抜け毛が増えるのはあり得る(でも原因は1つに決めつけない)
- 根拠①:ストレスや体調変化で起こる「休止期脱毛症(過剰な抜け毛)」
- 根拠②:生活リズムの乱れ(睡眠・食事・体重変動)が抜け毛を増やしやすい
- 根拠③:抗うつ薬など「薬の副作用」として脱毛が起こることも(まれ)
- 根拠④:「円形脱毛症」など別タイプが混ざっていないか
- 根拠⑤:無意識に“抜いてしまう”抜毛症(トリコチロマニア)
- 根拠⑥:AGA(男性型脱毛症)が同時進行していることもある
- 根拠⑦:甲状腺・亜鉛欠乏など“髪以外”の病気が隠れることも(見逃し防止)
- まずは整理:うつで抜け毛が増えるときの“仕分け表”(ここが最短ルート)
- 「抜け毛が増えた」時にありがちな3パターン(見分けの目安)
- まず困りごとを整理する手順(10分〜)
- 今日からできる“軽め”の対処(やりすぎないのがコツ)
- 受診目安(判断基準):どこに相談する?危険サインと切替ライン
- FAQ:うつで抜け毛が増えるときのよくある疑問
- まとめ:うつで抜け毛が増えるとき、まずやることは「仕分け」
- 次に読む(あなたの状況別)
- この記事の根拠(一次情報中心)
結論:うつで抜け毛が増えるのはあり得る(でも原因は1つに決めつけない)
“うつ状態=直接ハゲる”と断定はできませんが、うつ状態の周辺には抜け毛が増えやすい条件がそろいがちです。
- 精神的ストレスや大きな出来事
- 睡眠・食事・活動量の乱れ(体重変動も含む)
- 内服薬の開始・変更(抗うつ薬など)
- 頭皮を洗う頻度や整髪習慣の変化
- もともとのAGAが同時進行
まずのゴールは「原因を当てる」ではなく、「可能性を狭める」こと。これだけで不安はかなり軽くなります。
根拠①:ストレスや体調変化で起こる「休止期脱毛症(過剰な抜け毛)」
うつ状態と抜け毛の同時期発生でよく見かけるのが、休止期脱毛症(Telogen effluvium)です。これは“髪が抜ける準備に入る毛”が一時的に増え、全体的に抜け毛が増えるタイプ。
ポイントは髪の反応が遅いこと。公益社団法人日本皮膚科学会のQ&Aでも、休止期は2〜3ヶ月あり、通常でも1日100本程度の抜け毛はあり得る、と説明されています(毛周期の基礎)。参考:日本皮膚科学会 皮膚科Q&A(毛周期)
また、米国皮膚科学会(AAD)は、過剰な抜け毛(telogen effluvium)が「強いストレス」などの後に起こり、多くは数ヶ月後に気づくと解説しています。参考:AAD(Hair shedding / telogen effluvium)
休止期脱毛症っぽい特徴
- 抜け毛が全体的に増える(つむじだけ、前髪だけ、ではない)
- 地肌が急に透けた気がする(びまん性)
- 発症のきっかけ(ストレス、体調変化、手術、発熱、体重変動など)から2〜3ヶ月遅れで増えることが多い
“遅れて増える”イメージ
出来事(強いストレス/体調変化) │ ├─(約2〜3ヶ月)──▶ 抜け毛が増えて気づく │ └─(多くは数ヶ月〜)▶ 落ち着く → 産毛が戻る
「いま抜けてる=いまのストレスが全部原因」ではなく、少し前の出来事が効いていることがある。これを知るだけでも、自己否定が減ります。
根拠②:生活リズムの乱れ(睡眠・食事・体重変動)が抜け毛を増やしやすい
うつ状態のときは、睡眠が浅い/昼夜逆転/食事が偏る/食欲が落ちる(または増える)など、生活のバランスが崩れやすいですよね。
髪はタンパク質やミネラルなどの栄養や、ホルモン・自律神経の影響を受けます。生活が荒れると、髪の土台も揺れやすい。
日本皮膚科学会のQ&Aでも、過度の負担で起こる「休止期脱毛」があり得ること、規則正しい生活・休息の重要性が述べられています。参考:日本皮膚科学会 皮膚科Q&A(生活・休息と脱毛)
ここでの注意:生活改善は大事ですが、うつ状態のときに“完璧な生活”を目指すと折れます。この記事の後半では、最低限で効く戻し方を紹介します。
根拠③:抗うつ薬など「薬の副作用」として脱毛が起こることも(まれ)
抗うつ薬や睡眠薬などで、まれに脱毛が副作用として記載されるものがあります。たとえば、セルトラリン塩酸塩錠の添付文書(情報源としての一例)では副作用欄に「脱毛症」が記載されています。参考:PMDA 医療用医薬品情報(セルトラリン)

また、AADも「薬が原因かもと思ったら医師に相談し、勝手に中止しない」旨を注意喚起しています。参考:AAD(薬剤と脱毛の注意)
根拠④:「円形脱毛症」など別タイプが混ざっていないか
抜け毛が増えたとき、実は「全体が薄くなる」以外の脱毛症が隠れていることがあります。代表が円形脱毛症です。
円形脱毛症は自己免疫が関わる脱毛症で、日本皮膚科学会のQ&Aでは、精神的ストレスは原因というより誘因(きっかけ)の一つになりうる、と説明されています。参考:日本皮膚科学会 皮膚科Q&A(ストレスと円形脱毛症)
さらに、円形脱毛症診療ガイドライン2024でも、精神的・身体的ストレスなどの環境因子が引き金になりうる一方、程度や機序の詳細は不明な点がある、と整理されています。参考:日本皮膚科学会 円形脱毛症診療ガイドライン2024(PDF)
円形脱毛症っぽいサイン
- コイン状のはっきりした脱毛斑
- 短い毛が途中で切れたように見える
- 眉毛・ひげなど頭髪以外にも起きることがある
根拠⑤:無意識に“抜いてしまう”抜毛症(トリコチロマニア)
気分が落ちているときや不安が強いとき、無意識に髪を触る癖が増えることがあります。中には、自分で毛を抜いてしまう「抜毛症(トリコチロマニア)」が関係しているケースも。
MSDマニュアル(医療者向け解説)では、抜毛症は反復して毛を引き抜くことで毛が失われる状態とされています。参考:MSDマニュアル(抜毛症)
抜毛症っぽいサイン
- 特定の場所だけ短くなっている、毛が不揃い
- 気づくと髪を抜いている/触っている
- ストレス時に増える
根拠⑥:AGA(男性型脱毛症)が同時進行していることもある
うつ状態の時期に抜け毛が増えたとしても、AGAがベースにあると、抜け毛が目立ったタイミングで「急に薄くなった」と感じることがあります。
日本皮膚科学会のQ&Aでは、AGAは毛周期の成長期が短くなり、短く細い毛(ミニチュア化)が増える仕組みが説明されています。参考:日本皮膚科学会 皮膚科Q&A(男性型脱毛症の仕組み)
また、治療選択(外用・内服など)についての説明もQ&Aにあります。参考:日本皮膚科学会 皮膚科Q&A(男性型脱毛症の治療)
AGAっぽい特徴
- 生え際の後退、頭頂部の薄毛などパターン化して進む
- 抜け毛より「細くなった」「セットが決まらない」が先に来ることがある
- 数ヶ月でドカン、というよりじわじわ
根拠⑦:甲状腺・亜鉛欠乏など“髪以外”の病気が隠れることも(見逃し防止)
うつ状態と重なって見えやすいですが、脱毛は他の病気と関連することもあります。日本皮膚科学会のQ&Aでも、甲状腺機能低下症や亜鉛欠乏症などで脱毛が起こり得ること、他の病気を見逃さない重要性が述べられています。参考:日本皮膚科学会 皮膚科Q&A(他の病気と脱毛)
ここは自己診断しにくい領域なので、後半の「受診目安」に沿って必要なら検査込みで相談が安心です。
まずは整理:うつで抜け毛が増えるときの“仕分け表”(ここが最短ルート)
不安が強いほど、頭の中が「全部最悪」にまとまりがち。そこで、いったん紙(メモアプリでもOK)に落として“仕分け”します。
| 仕分け項目 | チェックするポイント | メモ例(短くでOK) |
|---|---|---|
| 抜け毛のタイプ | 全体?生え際?つむじ?円形? | 「全体的に増」「分け目が広い」 |
| 始まった時期 | いつから増えた?急に?じわじわ? | 「12月中旬から急に」 |
| 2〜3ヶ月前の出来事 | 強いストレス/体調変化/体重変動/発熱/手術など | 「10月に残業続き」「11月に食欲低下」 |
| 生活リズム | 睡眠・食事・活動量・入浴/洗髪の頻度 | 「寝つけない」「昼食抜き」 |
| 薬・サプリ | 開始/増量/変更は?(自己中止は×) | 「11月に抗うつ薬開始」 |
| 頭皮症状 | かゆみ/赤み/痛み/フケ/湿疹 | 「かゆみあり」 |
この表を埋めると、次の一手が見えます。原因探しで迷子になる時間が減るのが最大のメリット。
「抜け毛が増えた」時にありがちな3パターン(見分けの目安)
| パターン | 特徴 | 優先アクション |
|---|---|---|
| 休止期脱毛症寄り | 全体的に増える/2〜3ヶ月遅れで増えやすい | 生活の“戻せる所”を戻す+必要なら皮膚科へ |
| AGA寄り | 生え際・頭頂部がパターン化/細毛が増える感じ | オンラインAGA無料カウンセリングで早めに評価 |
| 別の脱毛症寄り | 円形の脱毛斑/強い炎症/頭髪以外も | 皮膚科で早めに鑑別(放置しない) |
※あくまで目安です。混ざっていることもあります。

まず困りごとを整理する手順(10分〜)
しんどいとき用に、手順は短く。できたところまででOKです。
- 安全確認:もし「眠れない・食べられない」が続く、希死念慮がある、日常が破綻している…などがあれば、髪より先に医療へ(心療内科・精神科、かかりつけ、夜間救急など)。緊急時は119/110。
- 「抜け毛の場所」を決めて1枚だけ写真:正面・頭頂部・生え際のどれか1つでOK。毎日撮らない(疲れるので)。
- 2〜3ヶ月前の出来事を3つ書く:仕事・体調・生活の変化など。思い出せないなら「覚えてない」でもOK。
- 薬の変化を1行で:開始/増量/変更の有無だけ。薬名は処方箋写真でOK。
- 次の一手を1つ選ぶ:下の「ミニ対策」か「受診目安」から1つ。
今日からできる“軽め”の対処(やりすぎないのがコツ)
うつ状態のときは、がんばる系の対策は長続きしません。“戻しやすい1つ”を選びましょう。
- 睡眠は「時間」より「起きる時刻」だけ固定:まずは起床時刻を揃える(±30分以内が目標)。
- 食事は「完璧」より「欠食しない」:おにぎり+卵、ヨーグルトなどで十分。タンパク質を一口でも。
- 洗髪は“優しく短く”:ゴシゴシ禁止。指の腹で、短時間でOK。整髪料の洗い残しだけ注意。
- 抜け毛カウントはしない:数えるほど不安が増える人が多いです。見る回数を減らすほうが効くことも。
- 刺激の強いセルフ施術は一旦ストップ:強い育毛メソッド、頭皮を痛めるマッサージ、過剰なスカルプケアは逆効果になることがあります。
3日だけミニプラン
- 1日目:仕分け表を埋める(5〜10分)
- 2日目:起床時刻だけ整える/欠食しない
- 3日目:受診するなら予約(オンラインAGA無料カウンセリングは特にラク)
受診目安(判断基準):どこに相談する?危険サインと切替ライン
ここが差がつくところです。迷う時間が長いほど、メンタルもしんどくなりがち。
まず医療に相談したい「危険サイン」
- 円形の脱毛斑がある/急に広がる
- 頭皮の赤み・痛み・強いかゆみ、ジュクジュク、膿など
- 抜け毛だけでなく、強い倦怠感・動悸・体重急減など全身症状がある
- 抜け毛が6ヶ月以上続く(慢性化の可能性)
- 薬を始めた/変えたタイミングと一致し、明らかに増えた気がする
相談先の目安(迷ったらこの表)
| あなたの状況 | まずの相談先 | 理由 |
|---|---|---|
| 気分の落ち込みが強い/日常が回らない | 心療内科・精神科(またはかかりつけ) | 髪より先に土台の回復が必要。薬の相談もここが安全。 |
| 円形脱毛・炎症・頭皮トラブルがある | 皮膚科 | 円形脱毛症や皮膚疾患の鑑別が重要。 |
| 生え際/頭頂部が薄い気がする、AGAが不安 | オンラインAGAクリニックの無料カウンセリング | 通院の負担が少なく、写真や問診で早めに方向性がつく。無料なら使わないともったいない。 |
| 全体的に抜け毛が増えた(休止期脱毛っぽい) | 皮膚科 or 状況により内科 | 原因が生活/体調/検査領域にまたがることがある。 |

切替ライン(見直し基準)
- セルフケアを頑張る前に、2週間で「生活が戻らない」「不安が強い」なら受診へ切替
- 抜け毛が3ヶ月以上続いて悪化するなら、皮膚科orAGA評価へ
- 生え際/頭頂部の薄毛が気になるなら、早めにオンラインAGAで確認(AGAは進行性のため)
FAQ:うつで抜け毛が増えるときのよくある疑問
Q1. 抜け毛が増えたら、すぐにハゲますか?
すぐに“全部なくなる”とは限りません。休止期脱毛症のように一時的に増えて、その後落ち着くケースもあります。AADやCleveland Clinicなどでも、ストレスなどが引き金の休止期脱毛は一時的で、回復する見通しがあると説明されています。参考:AAD / 参考:Cleveland Clinic
Q2. 「抜け毛が増えた=うつが悪化した」ってこと?
断定はできません。髪は数ヶ月遅れて反応することがあるため、気分の波とズレることもあります。いまの状態を責める材料にしないのが大事です。
Q3. 抗うつ薬のせいかも。やめたほうがいい?
自己判断で中止はしないでください。気になるときは「開始/増量/変更時期」と「抜け毛の増えた時期」をメモして、処方医に相談しましょう。薬の調整は安全第一です。参考:AAD(薬剤の注意)
Q4. 休止期脱毛症なら、育毛剤やシャンプーで早く治せますか?
原因が解消されると自然に落ち着くことが多いと言われますが、何が“原因”かは人によります。まずは生活の土台と、必要なら医療での鑑別が先です。刺激の強いケアで頭皮を痛めると遠回りになることもあります。
Q5. AGAかどうか自分で見分ける自信がない…
その状態が普通です。AGAはパターン化しやすい一方、休止期脱毛は全体的に増えやすいなど目安はありますが、混ざることも。負担が少ない方法として、オンラインAGA無料カウンセリングで早めに確認するのが現実的です。
まとめ:うつで抜け毛が増えるとき、まずやることは「仕分け」
- うつ状態と抜け毛が重なるのは珍しくないが、原因は1つに決めつけない
- よくあるのは休止期脱毛症(ストレスや体調変化の数ヶ月後に増える)
- 薬の副作用や円形脱毛症、抜毛症、AGA併発なども候補
- しんどいときは“がんばる対策”より、10分の整理と受診で前進
- AGAが不安なら、負担が少ないオンラインAGA無料カウンセリングを活用
次に読む(あなたの状況別)
- 生活リズムが崩れている:まず整え方から(生活習慣)
- かゆみ・フケ・赤みがある:頭皮トラブルの整理(頭皮の悩み・ケア)
- AGAかも?が頭から離れない:基礎から判断軸を作る(AGAの基礎)
- 治療も選択肢に入れたい:医療でできること(AGA治療)
- オンラインも含めて比較したい:クリニックの選び方(クリニック)
この記事の根拠(一次情報中心)
- 公益社団法人日本皮膚科学会:皮膚科Q&A(毛周期・抜け毛の目安)
- 公益社団法人日本皮膚科学会:皮膚科Q&A(ストレスと円形脱毛症)
- 日本皮膚科学会:円形脱毛症診療ガイドライン2024(PDF)
- 公益社団法人日本皮膚科学会:皮膚科Q&A(男性型脱毛症の仕組み)
- 公益社団法人日本皮膚科学会:皮膚科Q&A(男性型脱毛症の治療)
- 公益社団法人日本皮膚科学会:皮膚科Q&A(他の病気と脱毛)
- American Academy of Dermatology:Hair shedding / telogen effluvium
- Cleveland Clinic:Telogen effluvium
- Mayo Clinic:Stress and hair loss
- PMDA:医療用医薬品情報(セルトラリン:副作用情報の確認)
- MSDマニュアル:抜毛症(トリコチロマニア)


