「最近ハイボールばかり…。これってハゲる原因になる?太りにくいって聞くけど、髪にはどうなんだろう」
お酒の種類を変えたり、糖質を気にしてハイボール中心にしたり。工夫しているのに薄毛が気になると、不安がモヤっと残りますよね。
結論:ハイボールだから“直接”ハゲる、と断定はできません。ただし、「ハイボールばかり」=飲む量・頻度・時間帯が固定化しやすく、睡眠の質低下/栄養不足(亜鉛など)/夜食増が重なると、髪が弱って見える(抜け毛不安が強まる)状態は起こり得ます。

- 「ハイボールばかりでハゲる?」の答え(不安の切り分け)
- 太りにくいイメージの落とし穴(量が増える、睡眠が崩れる…)
- 純アルコール量で見る「飲みすぎライン」と計算のコツ
- 見直しの手順(やめるより“整える”)
- AGAの受診目安(危険サイン/切替ライン)
「禁酒しろ」で終わらせません。飲み方の固定をほどくやり方で、次の一手を具体化します。
結論:ハイボールばかりでハゲる?
もう一度シンプルに言うと、こうです。
- ハイボール=薄毛の直接原因:断定できません(AGAは別枠で確認が必要)。
- ハイボール“ばかり”=生活が崩れやすい:睡眠・栄養・夜食が乱れると、髪のコンディションが落ちる可能性はあります。
特に「太りにくいから大丈夫」と思って、量が増える/毎日になる/寝る直前まで飲むが揃うと、髪以前に体の回復が落ちがちです。
なぜ「ハイボールばかり」が薄毛不安につながるのか(根拠)
1) AGAは“お酒の種類”より、体質・ホルモン・進行パターンで考える
AGA(男性型脱毛症)は、男性ホルモンなどが関わり、髪の成長期が短くなって細く短い毛が増える脱毛症です。生え際・頭頂部などパターン化して薄くなるのが特徴。
「ハイボールのせいかも…」と思っても、もし生え際・つむじが気になっているなら、飲酒だけに原因を寄せすぎず、AGAとしての確認も選択肢に入れるのが合理的です。
参考:日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」
2) アルコールは睡眠を“良くするどころか”質を崩しやすい
寝つきが良くなる感覚があっても、アルコールは睡眠の構築を乱し、中途覚醒が増えたり、睡眠が浅くなったりしやすいと説明されています。
ハイボール中心で「夜に飲むのが習慣」になっている人ほど、ここが刺さりやすいポイントです。
参考:国立精神・神経医療研究センター(NCNP)「アルコールと睡眠」 / 厚生労働省「健康づくりのための睡眠指針2014」(就寝前の飲酒は睡眠の質を悪化)
3) 髪の材料は“寝ている間”にも整う:睡眠不足は抜け毛不安を増やしやすい
髪は体の一部。睡眠が削れると、気分・食欲・集中力が落ち、食事も乱れて、結果的に髪のコンディションまで崩れやすくなります。
「ハイボールでリラックス」のつもりが、翌日だるい→また夜飲むのループになっているなら、髪のためにもまず睡眠を守るのが近道です。
4) 亜鉛などの栄養が“足りない・使われる”方向に寄りやすい
髪の話でよく出るのが亜鉛。もちろん「亜鉛さえ飲めばOK」ではありませんが、飲酒が多いと栄養面で不利になりやすいのは事実です。
米国NIH(ODS)の亜鉛ファクトシートでは、エタノール摂取が亜鉛の腸管吸収を低下させ、尿中排泄を増やすと記載されています。
参考:NIH Office of Dietary Supplements:Zinc(Health Professional Fact Sheet)
5) 「太りにくい」=「飲みすぎOK」ではない(むしろ増えやすい)
ハイボールは糖質が少ないことが多く、「ビールよりマシ」と感じやすいです。ところが実際は、
- 飲みやすい → 杯数が増える
- つまみが進む → 塩分・脂質が増える
- 夜遅い → 睡眠が浅くなる
この“セット”が完成しやすい。これが「太りにくいイメージの落とし穴」です。髪にとっても、体にとっても、結局は総量と習慣が効いてきます。
6) 「ハイボールばかり」の本質は“純アルコール量が積み上がる”こと
ハイボールは割り材が炭酸水でも、主役はアルコールです。健康面では「何を飲んだか」よりどれだけ純アルコールを摂ったかが重要になります。
厚生労働省の情報(e-ヘルスネット)では、純アルコール量は以下で計算できます。
酒の量(mL)×(度数%÷100)×0.8(比重)=純アルコール量(g)
参考:e-ヘルスネット(厚生労働省)「飲酒量の単位」 / 厚生労働省資料「酒類に含まれる純アルコール量の計算」
ハイボールは何杯で「飲みすぎ」?純アルコール量で目安を作る
「何杯までOK?」は体質差が大きいので、まずはあなたの現状を測るのが早いです。
| 例 | 度数 | 量 | 純アルコール量の目安 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 缶ハイボール(350mL) | 7% | 350mL | 約19.6g | 「1缶=約20g」と覚えるとラク |
| 缶ハイボール(350mL)×2 | 7% | 700mL | 約39.2g | “一気に多い日”になりやすい |
| ウイスキー(ダブル) | 40% | 60mL | 約19.2g | 割り方で体感が変わるだけ |
| ビール(500mL) | 5% | 500mL | 約20g | 実は「ロング缶=約20g」 |
参考:サントリー「角ハイボール缶(350mL)」商品情報(純アルコール量 19.6g) / e-ヘルスネット(純アルコール計算式)
ここが大事:ハイボールは「糖質が少ない」だけで、純アルコール量がゼロになるわけではありません。髪が気になるなら、まずは1〜2週間だけでも“量の見える化”をおすすめします。

見直しの手順:ハイボールをやめるより「ばかり」をほどく(具体策)
ここからは、現実的に続く順番でいきます。目標は「ゼロ」ではなく、髪に不利な崩れ方を止めることです。
手順1:まず1週間、飲酒を「純アルコール量」で記録する
メモでOKです。例:
- 月:缶ハイボール350mL(約19.6g)
- 火:なし
- 水:缶ハイボール350mL×2(約39.2g)
この時点で「ハイボールばかり」の正体(頻度/量/寝る前のどれが強いか)が見えます。
手順2:“目標ライン”を2段階にする(ゆるい→現実的)
厚生労働省の「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」では、飲酒リスクは少ないほど低くなるとしつつ、健康日本21の目標として生活習慣病のリスクを高める量(男性40g以上、女性20g以上)の飲酒者を減らす、と示しています(※個人の許容量ではない、とも明記)。
髪の不安がある人向けに、現実的な2段階を提案します。
- まずの目標(ゆるい):1日あたり平均20g前後に近づける(週の平均で調整)
- 超えない目安(赤信号):男性40g以上/女性20g以上が続く状態を作らない
※体質・持病・服薬などで事情は変わるので、不安があれば医療に相談を。
手順3:休肝日を「根性」ではなく“配置”する
おすすめは、いきなり週4休肝日ではなく、まずは週2日から。例えば「火・木」を固定にするだけで、習慣がほどけます。
ざっくり見える化(例)
週の純アルコール(例) 月 20g |█████ 火 0g | 水 40g |██████████ 木 0g | 金 20g |█████ 土 20g |█████ 日 0g | 合計 100g → 1日平均 約14g(“毎日飲む”を避けられている)
手順4:寝る前の飲酒をやめる(睡眠を守るのが最優先)
アルコールは睡眠の質を下げやすいので、髪の不安があるなら「寝る直前まで飲む」だけは最優先で外すのが効果的です。
- 目安:就寝の3〜4時間前までに飲み終える(体感で調整)
- 「寝酒がないと眠れない」:まずは量を減らしつつ、医療や睡眠衛生も検討
参考:NCNP(アルコールと睡眠) / 厚労省「睡眠指針2014」(就寝前の飲酒は控える)
手順5:つまみを「髪に寄せる」:たんぱく質+ミネラルを足す
ハイボールばかりの人は、つまみが揚げ物・塩辛い系に寄りやすい傾向があります(もちろん全部NGではありません)。髪の材料側に寄せるなら、ここを少しだけ変えるのが効きます。
| よくあるつまみ | 髪に不安がある人の“置き換え” | 狙い |
|---|---|---|
| 唐揚げ・ポテトが定番 | 冷ややっこ+枝豆+焼き魚(or サバ缶) | たんぱく質・脂質バランス |
| ラーメン・締めの丼 | おにぎり小+味噌汁+卵(or ヨーグルト) | 夜食の暴走を止める |
| スナック菓子 | ナッツ少量+チーズ少量 | 食べすぎを防ぐ |
亜鉛はサプリで無理に盛るより、まずは食事の柱(たんぱく質)を作ってからの方が安定します。飲酒量が多い人は、栄養が“足りない側”に寄りやすい点も意識しておきましょう。
手順6:翌日の“リカバリー”を固定する(抜け毛不安の連鎖を切る)
飲んだ翌日にやることを決めておくと、習慣が整いやすいです。
- 起床後:水+軽い朝食(卵・ヨーグルトなど)
- 昼:たんぱく質を必ず入れる(肉・魚・豆)
- 夜:飲むなら量を決める/休肝日にする
見直し基準(切替ライン):ここまで来たら「医師で確認」が早い
ハイボールを整えても不安が消えないなら、原因が別にある可能性があります。判断基準を置いておくと、悩みが長引きません。
① 生活側の切替ライン(2〜4週間)
次の改善を2〜4週間やっても、体感がまったく変わらない(睡眠が改善しない/抜け毛不安が強いまま)なら、飲酒以外の要因も含めて確認を。
- 週2回の休肝日
- 就寝3〜4時間前までに飲み終える
- つまみをたんぱく質寄りにする
② 危険サイン:頭皮トラブル・急な脱毛・パターン化
- 生え際・つむじが薄くなってきた(パターン化)
- 抜け毛が急に増えて1〜2か月以上続く
- 円形に抜ける/強いかゆみ・赤み・痛み/膿やただれ
- 体調の変化(だるさ、めまいなど)が強い

どこに相談?
頭皮の炎症や皮膚症状が強いなら皮膚科も選択肢ですが、生え際・つむじが気になる(AGAっぽい)場合は、オンラインAGAクリニックの無料カウンセリングで、写真・問診ベースに「AGAかどうか」を早めに確認するのが効率的です。
よくある質問(ハイボール ばかり ハゲる)
Q1. ビールよりハイボールの方が髪にマシ?
「種類で勝てる」より、量・頻度・寝る前が勝負です。糖質が少ない選択でも、純アルコール量が増えて睡眠が崩れたら本末転倒。まずは純アルコール量で管理してください。
Q2. 缶ハイボール350mL(7%)は何g?
約19.6gです(商品側が純アルコール量を開示している例もあります)。2缶で約39.2g。これが頻繁に続くなら、まず休肝日と時間帯を見直しましょう。
Q3. 寝酒のハイボールがやめられない…どうする?
いきなりゼロより、量を半分→時間を前倒しの順が成功しやすいです。睡眠の質を上げる目的なら「就寝前の飲酒を控える」が推奨されています。つらい場合は、睡眠や飲酒について医療に相談するのも有効です。
Q4. 亜鉛サプリを飲めば飲酒しても大丈夫?
サプリで相殺はできません。飲酒が多いほど栄養面が不利になりやすいのは事実ですが、まずは飲酒量・睡眠・食事の柱(たんぱく質)を整える方が安定します。サプリは医療や栄養の相談とセットで。
参考:NIH ODS:亜鉛
Q5. 「健康に配慮した飲酒」の目安はどれくらい?
厚生労働省のガイドラインでは、飲酒リスクは少ないほど低いとした上で、健康日本21の目標として生活習慣病のリスクを高める量(男性40g以上、女性20g以上)の飲酒者を減らすと示しています(個人の許容量ではない旨も明記)。髪が気になるなら、まずは平均20g前後に近づける設計がおすすめです。
まとめ:ハイボール“ばかり”の落とし穴は「量・頻度・寝る前」
- ハイボールばかりでハゲると断定はできない(AGAは別枠で確認)
- ただし「ばかり」になると、飲酒量が増える/睡眠が崩れる/栄養が乱れるが起こりやすい
- まずは純アルコール量で見える化(缶ハイボール350mL・7%は約19.6g)
- 次に、休肝日(週2)と就寝3〜4時間前までに飲み終えるを固定
- 2〜4週間整えても不安が強い、またはパターン化した薄毛があるなら、オンラインAGAクリニックの無料カウンセリングで切り分け(無料なので使わないともったいない)
次に読む(あなたの状況別)
- 生活習慣:睡眠・ストレス・食事を“崩れにくく”整える具体策
- AGAの基礎:生え際・つむじが気になる人が先に知るべきこと
- よくある疑問:噂に振り回されない薄毛の考え方(まとめ)
- 頭皮の悩み・ケア:かゆみ・フケ・赤みがあるときのチェック
- AGA治療:治療の選択肢と、相談のタイミングの判断軸
この記事の根拠(一次情報中心)
- 厚生労働省「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」
- e-ヘルスネット(厚生労働省)「飲酒量の単位(純アルコール量の計算)」
- 厚生労働省資料「酒類に含まれる純アルコール量の計算(比重0.8)」
- 厚生労働省「健康づくりのための睡眠指針2014(就寝前の飲酒は睡眠の質を悪化)」
- 国立精神・神経医療研究センター(NCNP)「お酒を飲むとぐっすり眠れる?(アルコールと睡眠)」
- NIH Office of Dietary Supplements:Zinc(飲酒で吸収低下・排泄増加)
- 日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」
- WHO Europe:No level of alcohol consumption is safe for our health(がんリスク等の観点)


