「炭酸飲料やコーラを飲むとハゲるって本当?」「最近、コーラが習慣になってて薄毛が不安…」
こういう噂って、気になり始めると止まらないですよね。しかも薄毛の悩みは“自分の体のこと”なので、ちょっとした習慣でも疑いたくなる。
結論から言うと、炭酸(泡)そのものが直接“毛根を壊してハゲる”根拠は強くありません。ただし、砂糖が多い炭酸飲料(コーラ等)を「頻繁に・多く」飲む習慣は、薄毛リスクと関連が示唆された研究があり、さらに睡眠・栄養・代謝(血糖)の面からも“間接的に髪に不利”になりやすいのは事実です。なので、結論は「炭酸が悪者」ではなく中身と頻度の設計がカギになります。

- 炭酸飲料・コーラを飲むとハゲると言われる論点(炭酸/砂糖/カフェイン等)
- 研究で“関連が示唆”される点と、断定できない点(限界)
- 飲み方の偏りを見つけるチェックと、置き換え・頻度調整の手順
- 「これは医師で確認したほうがいい」危険サインと受診目安
- AGAが心配なときの切り分け(オンライン相談の使いどころ)
不安の正体が「噂」なのか「習慣の偏り」なのかが分かると、やることが一気にシンプルになります。順番にいきましょう。
炭酸飲料やコーラを飲むとハゲるって本当?先に結論
答え:「炭酸」自体が直接ハゲを起こす根拠は強くありません。一方で、砂糖が多い炭酸飲料を高頻度で飲む人ほど、男性型脱毛症(MPHL)と関連が示唆された研究はあります。ただし観察研究なので“原因”と断定はできない(他の生活習慣の影響も混ざる)点は押さえてください。
だから今日の方針はこれです。
- 無糖の炭酸水:基本はOK(ただし胃腸が弱い人は量に注意)
- 加糖の炭酸飲料(コーラ等):頻度と量を“嗜好品”に戻す(毎日ゴクゴク→設計見直し)
- 薄毛が進行してそうなら:食生活だけで粘らず医師で切り分け
根拠:炭酸飲料・コーラで「ハゲる」と言われる論点を整理
ここがメインです。噂が広がる理由はだいたい同じで、論点は5〜7個に整理できます。
根拠1:そもそも「炭酸(CO2)」が髪に直接悪い…は考えにくい
炭酸飲料の“炭酸”は二酸化炭素が溶けている状態。胃でゲップになったり、血中に吸収されて呼気として出たりします。毛根に直撃してダメージ、みたいなメカニズムは一般的に想定しにくいです。
「炭酸は骨のカルシウムを溶かす→髪にも悪い」みたいな話も見かけますが、少なくとも炭酸水が骨を弱くする明確な根拠は乏しいとされます(コーラ特有の別要因が議論されることはあります)。
根拠2:本丸は“砂糖(糖分)”──コーラは糖が多い
コーラが薄毛と結びつけられる最大の理由は、糖分の多さです。たとえば「コカ・コーラ」の栄養成分は、100mlあたり炭水化物11.3gと公開されています。つまり500mlなら単純計算で約56.5g(製品で変わるので表示で確認)。
「飲み物で糖を取る」と、満腹感が少ないまま糖だけが入るので、気づかないうちに“毎日多量”になりやすいのが落とし穴です。
【ざっくり糖量イメージ(例)】 コーラ500ml: 約56g(11.3g/100ml × 5) WHOが勧める“遊離糖”目標:総エネルギーの10%未満(できれば5%未満=約25g/日が目安)
※WHOは遊離糖(free sugars)を総エネルギーの10%未満、さらに5%未満が望ましいとしています。
根拠3:加糖飲料と男性型脱毛症の「関連」を示唆する研究がある(ただし断定は不可)
2023年に学術誌で発表された調査では、若年男性を対象に砂糖入り飲料(SSB)摂取と男性型脱毛症(MPHL)の関連を検討し、摂取量が多い群でMPHLの可能性が高いことが示唆されました。
重要:これは横断研究(観察研究)で、因果関係(SSBが原因で薄毛になった)を証明するものではありません。「SSBを多く飲む生活」には、睡眠不足・食事の偏り・ストレス・運動不足などがセットで混ざりやすいので、そこは冷静に。
根拠4:糖分が多いと「血糖の乱高下」→ 生活習慣の悪循環に入りやすい
甘い清涼飲料水を大量に飲むと、血糖が急上昇し、喉が渇いてまた飲む…という悪循環が問題になることがあります。いわゆる「ペットボトル症候群(清涼飲料水ケトーシス)」は、極端な例ですが「飲み物の糖」が体に与える影響を理解する材料になります。
薄毛と直結させて怖がる必要はありません。ただ、髪の悩みがあるなら、代謝(血糖)を荒らす習慣は減らしたほうが得です。
根拠5:AGAは代謝(メタボ・インスリン抵抗性)と一緒に語られることがある
AGA(男性型脱毛症)はホルモン感受性などが中心ですが、研究ではAGAとメタボリックシンドロームの関連が検討され、関連が示唆される報告もあります(ただし研究により結論は揺れます)。
ここで言いたいのは「コーラでAGAになる」ではなく、髪のためにも“体の土台(代謝・体重・睡眠)”を整える価値が高いという話です。
根拠6:夜のコーラ(カフェイン入り)は睡眠を邪魔しやすい
コーラにはカフェインが入っている商品があります。カフェインは摂取タイミングによって睡眠を乱し得ることが示されています(就寝の0/3/6時間前でも影響が出た報告など)。
睡眠が崩れると、食欲やストレス耐性も崩れやすい。髪のために「夜のカフェイン」は見直しポイントになりやすいです。
根拠7:飲み物で糖が増えると「栄養の置き換え」が起きやすい
コーラでお腹が満たされる→食事が適当になる→タンパク質・鉄・亜鉛などが不足…という置き換えが起きると、髪に不利になりがちです。炭酸より“食生活の空洞化”がダメージになります。

まずチェック:あなたの「飲み方」は薄毛に不利なパターン?
当てはまるほど、置き換えの優先度が上がります。
| チェック項目 | 該当 | 薄毛的に何がイヤか |
|---|---|---|
| コーラ(加糖)を毎日飲む | □ | 糖の“常習化”で代謝・食欲が乱れやすい |
| 500mlを1日1本以上が普通 | □ | 糖量が積み上がりやすい |
| 喉が渇くとまず甘い炭酸 | □ | 水分補給が“嗜好品”になっている |
| 夜(夕食後〜就寝前)に飲む | □ | カフェイン&糖で睡眠・食欲が崩れやすい |
| コーラのせいで食事が適当(主菜が抜ける) | □ | 栄養の置き換えで髪の材料が減る |
判定の目安:□が2つ以上なら、「コーラを嗜好品に戻す(頻度と量を設計)」をやる価値が大きいです。□が4つ以上なら、薄毛以前に体の土台(血糖・睡眠)も荒れやすいので、優先的にテコ入れしましょう。
具体策:置き換えと頻度調整のコツ(ムリなく戻す手順)
ここからは実践。ポイントは“禁止”じゃなく“設計”です。反動を防ぎ、長く続けられるやり方にします。
手順1:いきなりゼロにしない(まずはサイズを小さく)
500ml→350ml、350ml→250ml。これだけで糖量は単純に減ります。「飲む回数」を変えずに総量が落ちるので、最初の一歩に向きます。
手順2:水分補給の“主役”を決める(炭酸はサブ)
薄毛が気になる人ほど、まずこれです。
- 主役:水、無糖のお茶、(体質に合えば)無糖炭酸水
- サブ:コーラなど嗜好品
「喉が渇いたらコーラ」が一番崩れやすいので、まず水(or無糖炭酸)を一口をルールにすると失敗しにくいです。
手順3:頻度は“週”で考える(毎日→週3→週1の階段)
おすすめの階段はこれ。
- 第1週:毎日 → 週3〜4
- 第2週:週3〜4 → 週1〜2
- 第3週以降:固定(週1〜2を嗜好品として楽しむ)
「0にする」より、「週の枠を決める」ほうが続きます。
手順4:置き換え先は“役割”で選ぶ(爽快感/甘さ/眠気)
コーラを飲む理由はだいたい3つに分解できます。理由に合った代替を当てると成功率が上がります。
| 飲みたくなる理由 | おすすめ置き換え | コツ |
|---|---|---|
| 爽快感(シュワっとしたい) | 無糖炭酸水、炭酸+レモン | “泡”は残しつつ糖を抜く |
| 甘さ(口が寂しい) | 無糖炭酸+少量果汁、食後に果物 | 甘さは“食後”に寄せると暴走しにくい |
| 眠気・集中(気合い) | 無糖コーヒー/お茶(時間は昼まで) | 夜のカフェインは睡眠優先で避ける |
手順5:ゼロカロリー(人工甘味料系)は“中継ぎ”として使う
「甘い炭酸がないと無理」という人は、ゼロ系を中継ぎにするのも現実的です。糖を減らせるメリットはあります。
ただし、ゼロ系でも“甘い刺激に慣れる”と、結局ほかの甘い物が増える人もいます。最終的には、無糖炭酸水へ寄せるのが無難です。
手順6:栄養の“穴”を塞ぐ(髪の材料を毎日確保)
コーラが増える人は、食事が「麺だけ」「パンだけ」になりがちです。髪のために難しいことをするより、まずこれ。
- 朝:卵 or 納豆 or ヨーグルト(高たんぱく)を1つ足す
- 昼:麺なら卵・肉・豆腐など“具”を足す
- 夜:主菜(肉・魚・卵・大豆)を抜かない

受診目安:不安が強い/症状があるなら、医師で確認したい切替ライン
「飲み物のせいかも…」と悩み続けるより、医師で切り分けたほうが早い場面があります。髪もメンタルも、そのほうがラクです。
先に内科・救急も含めて相談したい“危険サイン”
- 異常なのどの渇きが続く
- 頻尿、だるさ、体重減少がある
- 吐き気、腹痛、意識がぼんやりする
甘い清涼飲料水の多飲で起きる重い状態(清涼飲料水ケトーシス等)も報告されています。ここは薄毛以前に、体の安全を優先してください。
薄毛として「AGAの切り分け」を急いだほうがいいサイン
- M字の後退やつむじの地肌が、じわじわ広がる(パターン化している)
- 抜け毛より細毛化(コシが消える)が気になる
- 食生活を整えても、3〜6か月で変化が乏しい
この場合は、食事だけで粘らずオンラインAGAクリニックの無料カウンセリングを使うのが効率的です。写真と問診で「AGAっぽいか」「生活要因が強そうか」の当たりをつけてもらえます。普通に無料で受けられることも多いので、使わないのはもったいないです(最終判断は医師)。
よくある質問(FAQ)
Q1. 無糖の炭酸水でもハゲますか?
一般的には、無糖炭酸水が直接薄毛を進める根拠は強くありません。むしろ「甘い炭酸の代替」になるなら有利です。ただし胃腸が弱い人は、炭酸で張りやすいので量は調整してください。
Q2. どれくらい飲むと薄毛に悪い?基準はありますか?
「これ以上で必ず薄毛」という線引きはできません。ただ、研究でリスクの関連が示唆されるのは高頻度・高容量の摂取です。現実的には、毎日500mlが習慣なら、まずは週の回数を落とす価値が大きいです。
Q3. ゼロコーラなら安心?
糖を減らせる点はメリットです。ただし、ゼロでも“甘い刺激”は残るので、別の甘い物が増える人もいます。最終的に無糖(炭酸水・お茶・水)へ寄せられると、髪にも体にも安定しやすいです。
Q4. 「カロリーゼロ」って本当にゼロ?
食品表示には基準があり、飲料の場合「100mlあたり5kcal未満」でゼロ(ノンカロリー等)表示ができるとされています。細かいことより、全体として“甘い飲料が主役になっていないか”を見てください。
Q5. コーラをやめたらどれくらいで抜け毛は減りますか?
抜け毛は睡眠やストレス、季節などの影響も受けます。飲み物だけを変えて即効で変わるとは限りません。まずは2〜3か月を目安に「生活全体(睡眠・食事・飲み物)」で評価するのがおすすめです。
まとめ:炭酸飲料・コーラでハゲる噂は“炭酸”より“中身と頻度”
- 炭酸(泡)自体が直接ハゲる根拠は強くない
- 砂糖入り飲料の多飲は、薄毛リスクと関連が示唆された研究がある(ただし因果は断定不可)
- 薄毛が気になるなら、加糖炭酸を嗜好品に戻す(週の枠を決める)のが現実的
- 置き換えは「無糖炭酸水・水・無糖茶」を主役に
- M字・つむじ等のパターン薄毛が気になるなら、オンラインAGAクリニックで早めに切り分け
次に読む(あなたの状況別)
- 生活習慣:「甘い飲み物がやめられない」人向けに、睡眠・ストレス・運動から整える
- AGAの基礎:M字・つむじが気になる。AGAか生活要因かを切り分けたい
- よくある疑問:抜け毛の本数、初期サイン、やる順番など“モヤモヤ”を解消したい
- 頭皮の悩み・ケア:かゆみ・フケ・赤みがある(飲み物より先に頭皮トラブルを潰す)
- AGA治療:進行が怖い。医師の選択肢(内服薬・外用薬)も含めて検討したい
この記事の根拠(一次情報中心)
- Nutrients(PMC):砂糖入り飲料(SSB)と男性型脱毛症(MPHL)の関連を検討した横断研究
- Tsinghua University:甘い飲料と脱毛の関連についての解説(研究紹介)
- コカ・コーラ公式:製品の栄養成分表示(100mlあたり炭水化物等)
- コカ・コーラ公式FAQ:糖分量(炭水化物)について
- WHO:遊離糖(free sugars)摂取は総エネルギー10%未満、できれば5%未満を推奨
- 厚生労働省 e-ヘルスネット(Kennet):砂糖摂取と健康(WHO推奨にも言及)
- 日本清涼飲料団体連合会:ペットボトル症候群(清涼飲料水ケトーシス)の説明
- Sleep(PMC):カフェイン摂取タイミングと睡眠への影響
- Systematic review(PMC):AGAとメタボリックシンドロームの関連を扱うメタ解析
- 消費者庁(PDF):栄養成分表示・「ノンカロリー」等の表示基準


