抗アレルギー薬を飲み始めてから、抜け毛が増えた気がします。関係ありますか?
花粉症やじんましんで薬を飲んでいるのに、
シャンプーのたびに髪が多く落ちると、ドキッとしますよね。
「薬のせいなら怖い」「でも薬をやめて症状が悪化するのも困る」
この板挟み、めちゃくちゃしんどいと思います。
先に結論だけ言うと、抗アレルギー薬と抜け毛は“関係する場合もある”けれど、実際は季節・体調変化・ストレスなどが重なって“薬が原因っぽく見える”ケースが多いです。
なので、いちばん効くのは「我慢」でも「自己判断で中止」でもなく、服薬タイミングと抜け毛の増え方を記録して、医師・薬剤師に確認することです。

でも抜け毛は“2〜3か月ズレて出る”ことが多いので、まずは記録で整理すると答えが見えやすいです。
薬は自己判断で止めず、医師・薬剤師に「記録」を見せて相談しましょう。
こんな悩み、ありませんか?
- 薬を飲み始めたタイミングと抜け毛が増えたタイミングが近くて不安
- 花粉症シーズンに抜け毛が増えやすく、毎年ビクビクする
- 抜け毛が増えたのがAGAの始まりなのか、薬の副作用なのか分からない
- 病院に行くほど?でも放置して進むのも怖い
- 抗アレルギー薬と抜け毛の関係を短時間で整理する考え方
- 「副作用っぽい」か「別要因っぽい」かの見分け方
- 服薬タイミングの記録テンプレ(そのまま使える表)
- 受診目安:薬剤師・皮膚科・AGA相談の使い分け
不安を煽らず、判断軸と次の一手を渡します。
抗アレルギー薬と抜け毛は関係ある?先に答え(不安の整理)

関係が「ゼロ」とも「確実にある」とも言い切れません。
ただ、現実的にはこう整理するとラクです。
- 薬の影響が疑われる場合:添付文書に脱毛が書かれている、開始(または変更)から時間差で増えた、他の要因が少ない
- 薬以外が濃厚な場合:発熱・体重変化・強いストレス・睡眠不足・栄養不足・季節要因が重なっている
- AGAなど別の脱毛症の可能性:生え際や頭頂部が“パターンで”薄くなる/進行が続く
「結局、どうすればいいの?」たしかにここが知りたいですよね。
次の一手は、①服薬タイミングと出来事を記録 → ②薬剤師か医師に“記録を見せて”相談 → ③必要なら皮膚科で脱毛症の種類を確認です。
これが最短で不安が減ります。
抗アレルギー薬で抜け毛が増えたと感じる根拠(よくあるパターン)
添付文書には「脱毛」が書かれることがある(ただし頻度は高くない)
まず安心材料として、抗アレルギー薬の多くは「抜け毛がよく起きる薬」ではありません。
一方で、薬によっては添付文書や安全性情報の中で脱毛症が言及されることがあります。
たとえば市販薬のセチリジン塩酸塩の説明文書には、副作用として「脱毛」が記載されています(症状が出たら中止して相談、という趣旨)。
また、ロラタジンの再審査報告書でも、使用成績等の中で脱毛症が報告されている旨の記載があります。
「じゃあ、やっぱり薬のせい?」たしかにそう結びつけたくなりますよね。
ただ、“記載や報告がある”=“あなたの抜け毛の原因が確定”ではありません。
次の一手は、今飲んでいる薬の「医療用/市販」「一般名」をメモして、添付文書の副作用欄を確認することです。
参考:PMDA:セチリジン塩酸塩(OTC)文書PDF /
PMDA:ロラタジン再審査報告書PDF /
PMDA:医療用医薬品 添付文書等情報検索
薬剤性の抜け毛は「2〜3か月遅れて増える」ことが多い
抜け毛の不安でいちばん誤解が多いのがここです。
薬が原因の脱毛(薬剤性脱毛)は、よくある形として休止期脱毛(telogen effluvium)が知られています。
これは“飲んだ直後に抜ける”というより、毛周期の都合できっかけから2〜3か月後に抜け毛が増えることが多い、とされています。
「え、今の薬じゃなくて、3か月前の出来事?」たしかに混乱しますよね。
でもこれを知っているだけで、「最近薬を飲んだ=原因」と短絡しにくくなります。
次の一手は、直近2週間ではなく、2〜3か月前までさかのぼって出来事を整理することです。
参考:Telogen Effluvium: A Review(PMC) /
Medication-induced hair loss: An update(JAAD) /
DermNet:Telogen effluvium
花粉症シーズンは「生活が荒れやすい」ので体感の抜け毛が増えやすい
花粉症の時期って、地味に生活が乱れませんか?
鼻づまりで睡眠が浅い、かゆみでストレス、外出が減って運動量も落ちる。
こういう要因は、抜け毛の“体感”を増やします。
さらに、人の毛周期には季節変動がある可能性が示されています。
古い研究ですが、頭髪の成長や抜け毛に季節性が見られた報告があります。
「じゃあ毎年増えるのは普通?」たしかにそう思いたいですよね。
ただし、季節性ならずっと右肩上がりで薄くなるより、波があることが多いです。
次の一手は、季節のせいかどうかを判断するためにも、記録で“波”を見える化することです。
参考:Seasonal changes in human hair growth(PubMed)
「増えた」より大事なのは、抜け方が“パターン”か“全体”か
抜け毛の相談で大事なのは本数より、抜け方です。
- 全体的に均一に薄く感じる:休止期脱毛などの可能性(きっかけがあることが多い)
- 生え際・頭頂部が進む:AGAの可能性(ゆっくり継続)
- 丸く抜ける:円形脱毛症など(皮膚科領域)
「でも自分じゃ判断できない…」たしかに難しいです。
だからこそ、医師に見てもらう価値があります。
次の一手は、鏡だけで判断せず、スマホで月1回だけ同じ角度で写真を撮って比較することです。
参考:日本皮膚科学会:皮膚科Q&A(脱毛症) /
日本皮膚科学会:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017
薬の影響を疑うなら「開始・変更・中止」がポイントになる
薬剤性を考えるときは、単に“飲んだか”ではなく、
開始した/量が増えた/種類が変わった/やめたが大きな手がかりになります。
また、抗アレルギー薬以外(胃薬、抗菌薬、精神科薬、サプリ等)も含めて整理しないとズレます。
「そんなに多いと無理…」たしかに面倒ですよね。
だから“全部を完璧に”ではなく、まずは抗アレルギー薬+直近で変わった薬だけでOKです。
次の一手は、変更点だけメモすることです。
自己判断で中止しない方がいい理由(症状悪化が一番つらい)
抜け毛が気になると、薬を止めたくなります。
気持ちは分かります。
でも花粉症やじんましんが悪化すると、睡眠不足やストレスが増えて、結果的に髪にも悪い循環になりがちです。
「じゃあ我慢するしかない?」たしかに極端に感じますよね。
違います。
次の一手は、止める前に薬剤師・医師に「代替案(別の薬・用法・時期)」があるかを聞くことです。

記録があると、薬剤師さんも医師も判断しやすくなります。
あなたの不安も“根拠のある不安”に変わって、対策が選びやすくなりますよ。
抗アレルギー薬と抜け毛の不安を整理する方法(手順)

最初にやること:今日から「記録」を始める
いきなり病院へ行く前に、まずは記録が強いです。
理由は、抜け毛が増えるタイミングがズレることがあるから。
「記録って何を書けばいい?」たしかに迷いますよね。
そこで、最小限のテンプレを置きます。
| 日付 | 飲んだ薬(一般名/商品名) | 変更点(開始/増量/変更/中止) | 体調イベント(発熱/寝不足/ストレス等) | 抜け毛の体感(0〜3) |
|---|---|---|---|---|
| 例:3/1 | 例:フェキソフェナジン | 開始 | 花粉で睡眠浅い | 1 |
| 例:4/15 | 同上 | 継続 | 仕事繁忙(ストレス) | 2 |
体感(0〜3)はこれでOKです。
- 0:気にならない
- 1:少し気になる
- 2:明らかに増えた気がする
- 3:手で束が取れる、排水口が目立つ
次の一手は、2週間だけでいいのでこの表を埋めることです(過去2〜3か月の大きな出来事も思い出せる範囲でメモ)。

抜け毛が気になった日だけでもOK。完璧を目指さないでください。
相談のとき、このメモ1枚があると話が一気に早くなります。
次にやること:抜け方のセルフチェック(3分)
自宅でできる範囲のチェックで十分です。
- 部位:全体?生え際?頭頂部?
- 期間:急に?じわじわ?
- 頭皮:かゆみ・赤み・痛みはある?
- 髪質:短い細い毛が増えた?(AGAのヒント)
「短い毛が落ちてたら終わり?」たしかに怖いですよね。
ただ、短い毛が混じるだけでは断定できません。
次の一手は、チェック結果を記録に一言添えることです(例:頭頂部中心、かゆみあり、など)。
相談先はまず「薬剤師」か「処方した医師」がおすすめ
抜け毛の原因が薬かどうかを最初に確認するなら、薬のプロに聞くのが早いです。
特に薬局の薬剤師さんは、添付文書や副作用情報の確認、代替薬の相談が得意です。
「でも薄毛の相談って恥ずかしい…」たしかに言いづらいですよね。
そこで、言い方テンプレです。
- 「この薬を飲み始めてから抜け毛が増えた気がします。添付文書上、脱毛はありますか?」
- 「開始(変更)時期はこのメモです。代替薬や調整案はありますか?」
- 「自己判断で中止は不安なので、方針を教えてください」
次の一手は、上の3文と記録を持って相談することです。
頭皮が荒れているなら、先に“炎症”を落ち着かせる
花粉症の時期は、肌や頭皮も荒れやすい人がいます。
かゆみで掻くと、抜け毛が増えたように見えたり、切れ毛が増えたりします。
「洗うと余計抜けるから洗いたくない…」たしかにそう思いますよね。
でも皮脂や整髪料が残ると、かゆみが強くなることもあります。
次の一手は、刺激を減らして“普通に洗う”に戻すこと(爪を立てない、熱すぎないお湯、整髪料を落とす)です。
AGAが不安なら「写真比較」と「専門相談」で早めに切り分ける
抜け毛のきっかけが薬でも、
もともとAGAが始まりかけていて“気づくタイミングが重なった”こともあります。
「それ、一番イヤなやつ…」たしかに嫌ですよね。
でも早めに切り分けると、ムダな不安が減ります。
次の一手は、月1の定点写真+不安が強いならオンラインのAGA相談(無料カウンセリング等)も使うことです。
抗アレルギー薬の服用中に抜け毛が増えたら?受診目安(判断基準)

「どこまで様子見していい?」の線引きを置きます。
すぐ受診(早めが安心)に寄るサイン
- 丸く抜ける/境界がはっきりした脱毛がある(円形脱毛症など)
- 頭皮の強い赤み・痛み・じゅくじゅく・膿(炎症や感染の可能性)
- 薬の副作用としての全身症状が心配(発疹、息苦しさ、顔の腫れ等)
「抜け毛だけでも病院行っていい?」たしかに迷います。
でも上のサインがあるなら、迷うより受診が安心です。
1〜2週間以内に相談すると整理が進むサイン
- 抜け毛体感が「2以上」が続く
- 薬を開始・変更してから2〜3か月ほどで増えた
- 生活(睡眠・外出・仕事)に支障が出るほど気になる
次の一手は、まず薬剤師か処方医に記録を見せることです。
相談先の使い分け(迷わない表)
| 相談先 | 向く状況 | 持っていくもの | 聞くこと |
|---|---|---|---|
| 薬剤師 | 薬の副作用か確認したい/代替薬の相談 | 服薬メモ、薬の名前 | 脱毛の記載、調整案、併用薬の注意 |
| 処方した医師 | 症状コントロールが必要(花粉症・じんましん等) | 服薬メモ、症状の推移 | 薬の変更可否、別治療の選択肢 |
| 皮膚科 | 脱毛症の種類を診断したい/頭皮症状がある | 定点写真(あれば)、服薬メモ | AGA/円形/休止期などの切り分け、頭皮治療 |
| オンラインAGA相談 | 生え際・頭頂部が気になる/AGAの不安が強い | 写真、既往歴、服薬状況 | AGAの可能性、治療の選択肢、続け方 |
「皮膚科とAGA相談、どっちが先?」たしかに迷いますよね。
頭皮の炎症や丸い脱毛があるなら皮膚科が優先。
パターンで薄くなる感じが強いなら、オンラインAGA相談も相性が良いことがあります。

AGAが気になる人は、無料相談を“情報整理の場”として使うのもアリ。
無料で整理できるなら、使わないともったいない…くらいの感覚でOKです。
抗アレルギー薬と抜け毛の関係に関するFAQ
抜け毛が増えたら、抗アレルギー薬はすぐ中止すべき?
自己判断の中止はおすすめしません。
症状が悪化して睡眠やストレスが崩れると、逆に抜け毛不安が増えることがあります。
「でも怖い…」たしかに怖いですよね。
次の一手は、服薬メモを持って薬剤師・医師に相談し、代替薬や調整案を検討することです。
薬を変えたら抜け毛は止まりますか?
原因が薬なら、調整で改善に向かうことはあります。
ただし、休止期脱毛のように“時間差”があると、変更後もしばらく抜け毛が続くことがあります。
「変えても続いたら絶望…」たしかにそう感じます。
次の一手は、変更後すぐの判断ではなく、数週間〜数か月のスパンで医師と経過を見ることです。
花粉症の薬(抗ヒスタミン薬)は髪を乾燥させますか?
体質によっては、乾燥を感じる人はいます。
乾燥やかゆみで掻くと、切れ毛や抜け毛が増えたように見えることがあります。
次の一手は、頭皮を掻かない設計(爪を短く、刺激の少ない洗い方)と、つらい場合は皮膚科で頭皮炎症を相談することです。
抜け毛の本数は何本から異常?
本数は個人差が大きいので、「本数だけ」で決めないほうが安全です。
それより、期間・抜け方(パターン/全体)・頭皮症状の組み合わせが大事です。
次の一手は、体感(0〜3)と写真で経過を見ることです。
抗アレルギー薬とAGA治療薬は一緒に使えますか?
併用している人はいますが、相互作用や体質の問題もあるので、個別判断が必要です。
「フィナステリドやデュタステリドを考えてる…」たしかに気になりますよね。
次の一手は、服用中の薬をすべてメモして医師・薬剤師に確認することです。
参考:PMDA:フィナステリド(医療用医薬品情報) /
PMDA:デュタステリド(医療用医薬品情報)
結局、いつまで様子見していい?
目安として、抜け毛体感が強い状態が1か月以上続くなら、何かしらの確認を入れるのがおすすめです。
「病院行って何もなかったら恥ずかしい…」たしかに思います。
でも何もなければ安心材料が増えます。
次の一手は、薬剤師→必要なら皮膚科、の順でOKです。
まとめ(不安を下げる“見える化”が最優先)
抗アレルギー薬と抜け毛の関係は、白黒つけにくいことがあります。
でも、整理の順番さえ守れば、必要以上に怖がらなくて大丈夫です。
よくある時間差(イメージ) きっかけ(薬の開始/体調変化/強いストレス) ──► 2〜3か月後 ──► 抜け毛が増えたと感じる
抗アレルギー薬と抜け毛は関係ある?今日の結論
- 関係する場合はあるが、季節・体調・ストレスなどが重なって“薬が原因っぽく見える”ことも多い
- 薬剤性の抜け毛は2〜3か月遅れて増えることがある
- 本数より抜け方(全体/パターン/丸い脱毛)が重要
- 最短ルートは服薬メモ→薬剤師/医師に相談→必要なら皮膚科で種類確定
- AGAが不安なら、写真比較+オンライン相談(無料カウンセリング等)で整理するとラク

記録で整理して、プロに確認する。これだけで不安はかなり軽くなります。
あなたはもう十分悩んだので、次は“整理”に進みましょう。
次に読む(あなたの状況別)
- AGAの基礎:抜け毛と薄毛の仕組みを整理したいあなたへ(AGA/休止期脱毛の違いを知る)
- 頭皮の悩み・ケア:かゆみ・赤み・フケがあるあなたへ(炎症があるときの優先順位)
- 生活習慣:睡眠・ストレスが抜け毛不安を増やしているあなたへ(悪循環を切る)
- AGA治療(医療):医師に相談するか迷っているあなたへ(判断軸を作る)
- よくある疑問:薬・サプリ・抜け毛のモヤモヤを解消したいあなたへ
この記事の根拠(一次情報中心)
- PMDA:医療用医薬品 添付文書等情報検索
- PMDA:セチリジン塩酸塩(OTC)文書PDF(副作用の記載例)
- PMDA:ロラタジン再審査報告書PDF
- Telogen Effluvium: A Review(PMC)
- Medication-induced hair loss: An update(JAAD)
- DermNet:Alopecia from drugs
- Seasonal changes in human hair growth(PubMed)
- 日本皮膚科学会:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017
- 日本皮膚科学会:皮膚科Q&A(脱毛症)
- PMDA:フィナステリド(医療用医薬品情報)
- PMDA:デュタステリド(医療用医薬品情報)
※本記事は一般的な情報提供であり、診断や治療の代替ではありません。薬の変更・中止は自己判断せず、医師・薬剤師へ相談してください。急な体調悪化や強い皮膚症状がある場合は早めに医療機関を受診してください。


