縮毛矯正するとハゲる?
縮毛矯正のあと、
「頭皮がしみた気がする」
「アイロンの熱で毛根が死ぬ?」
「薬剤が残って薄毛になる?」
…と、ふと不安になりますよね。
結論から言うと、縮毛矯正=直ちにAGA(男性型・女性型脱毛症)の原因とは言い切れません。
ただし、薬剤刺激・熱・テンション(引っ張り)で、頭皮が荒れたり、髪が切れて「薄く見える」ことはあります。

ここを押さえると“ハゲる不安”はかなり整理できます。
しみる施術は避けて、異常が続くなら医師で確認が安心です。
- 縮毛矯正するとハゲる?の判断軸(何が起きて、何が起きにくいか)
- 熱・薬剤で起きる頭皮トラブル(かぶれ/炎症/毛包炎)の見分け方
- 安全に続けるための「施術前チェック」と「施術中の頼み方」
- 受診目安(放置しないサイン)と、AGA相談へ切り替えるライン
「縮毛矯正はやめたくない。でも薄くなるのは嫌」
その気持ちのまま、できるだけ安全側に倒す手順をまとめます。
縮毛矯正するとハゲる?まず知りたい結論
縮毛矯正をしただけで、必ずハゲるわけではありません。
縮毛矯正は、髪の内部結合を薬剤で一度ゆるめて、熱(アイロン)で形を整え、再結合させる施術です。
そのため影響が出やすいのは「毛根」より、
- 頭皮(薬剤が触れて刺激・かぶれが起きる)
- 髪の毛(熱と薬剤でダメージが積み重なり切れ毛が増える)
この2つです。
「じゃあ、薄毛っぽく見えるのは何?」
多くは次のどれかです。
- 切れ毛:短い毛が増えて密度が減ったように見える
- 炎症の抜け毛:かぶれや毛包炎で一時的に抜けやすくなる
- もともとのAGA:矯正のタイミングで気づいただけ(前から進行していた)
つまり、対策はシンプルです。
①しみる施術を避ける ②頭皮異常は早めに止める ③切れ毛を減らす
この3本柱で“続けながら守る”ができます。
縮毛矯正するとハゲる?不安の根拠をほどくポイント
AGAの進み方と、縮毛矯正のリスクは別ラインになりやすい
AGAは主にホルモンや体質が関わり、毛包(毛を作る組織)が徐々に小さくなることで進行します。
縮毛矯正の薬剤や熱は「髪」と「皮膚表面」に強く影響しやすい一方、
AGAの仕組みそのものを直接進める、とは一般に考えにくいです。
AGAの考え方は、皮膚科の診療ガイドラインでも整理されています。
参考:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版(日本皮膚科学会)
「でも、矯正した直後に抜け毛が増えたんだけど…」
確かにそう感じること、あります。
その場合はAGAより先に、次の“頭皮トラブル”や“切れ毛”を疑うほうが近道です。
次の一手は、頭皮症状の有無(赤み・かゆみ・ブツブツ)と、抜け毛の形(根元があるか)をチェックすることです。
「しみる」は危険信号:刺激性接触皮膚炎や化学熱傷が起きることがある
施術中に強くしみる・ヒリヒリが増していく場合、頭皮の刺激反応が起きている可能性があります。
接触皮膚炎は原因を確定して接触を断てれば改善しやすい一方、
原因が続くと長引きやすい、とされています。
参考:接触皮膚炎診療ガイドライン 2020(日本皮膚科学会)
「我慢すれば仕上がりが良くなるのでは?」
そう思ってしまいますよね。
でも頭皮は“我慢しても強くならない”タイプの部位です。
次の一手は、しみたらその場で伝え、薬剤を拭き取る・流す・塗布位置を離すなど、刺激を止める方向に切り替えることです。
アレルギー性のかぶれは「翌日〜数日後」に出ることもある
当日は平気でも、翌日〜48時間以降に赤み・かゆみ・腫れが出るタイプの反応もあります。
ヘアケア製品やパーマ・ストレート製品でも接触皮膚炎が起こり得ることは報告されています。
参考:接触皮膚炎診療ガイドライン 2020(日本皮膚科学会)
「同じ店、同じ施術なのに急に?」
確かに不思議ですよね。
アレルギーは体調や累積の影響で、ある日突然“反応が表に出る”ことがあります。
次の一手は、症状が出たら次回まで我慢せず、施術履歴と使った製品をメモして皮膚科で相談することです(原因特定の助けになります)。

頭皮に異常が出たら、まず“原因に触れない”が最優先。
次回の縮毛矯正は、頭皮が落ち着いてから安全側でいきましょう。
熱と薬剤の組み合わせで「切れ毛」が増えると薄く見える
縮毛矯正で多い“薄くなった気がする”は、実は切れ毛が原因のことがあります。
髪の毛(毛幹)は、熱・摩擦・化学処理で傷みやすく、
傷みが蓄積すると途中で折れたり裂けたりして短く切れます。
熱スタイリングで起きる毛幹異常(切れやすさ)として、トリコレキシス・ノドーサ(毛幹の結節)を扱った報告もあります。
参考:Ceramic flat irons: Improper use leading to acquired trichorrhexis nodosa(JAAD)
「抜け毛が増えたと思ったのに、切れ毛なの?」
確かに、見分けにくいです。
目安として、抜け毛は根元に小さな膨らみ(毛根部)が付くことが多く、切れ毛は根元がなく短いことが多いです(ただし例外もあります)。
次の一手は、洗面台に落ちる毛を数本見て、“短い毛ばかり”なら切れ毛対策を優先することです。
引っ張り(テンション)が強いと、牽引性脱毛症につながることがある
髪や頭皮へのテンション(強い引っ張り)が繰り返されると、牽引性脱毛症が起きることがあります。
牽引性脱毛症は、長期間・反復の牽引で生え際などが薄くなるタイプの脱毛症として知られています。
参考:Hairstyles that pull can lead to hair loss(American Academy of Dermatology)
縮毛矯正そのものが直接の牽引性脱毛症、というより、
アイロン時の強いテンション、施術後の強い結び方、毎日の強いブラッシングなどが重なるとリスクが上がります。
「じゃあ、結んだらダメ?」
そうではありません。
次の一手は、“きつく引っ張る日を減らす”こと。ゆるめ・位置を変える・休み日を作る、で十分守れます。
頭皮の炎症が続くと、抜け毛が増えたように感じやすい
頭皮が荒れていると、シャンプーやブラッシングでも髪が抜けやすく感じたり、抜け毛の不安が増えやすいです。
縮毛矯正を含むストレート施術は、頭皮の炎症や毛幹ダメージ、脱毛につながる副作用が起こり得ることがまとめられています。
参考:Effects of chemical straighteners on the hair shaft and scalp(PMC)
「でも、炎症って自分では分からない…」
確かに、軽い赤みは見落としがちです。
次の一手は、分け目をスマホで撮って“赤み・フケ・ブツブツ”を確認すること。
見える化すると、施術の間隔を空ける判断がしやすくなります。
ここまでで「縮毛矯正するとハゲる?」の不安は、
(1)頭皮が荒れる系 (2)髪が切れる系 (3)別でAGAが進む系
の3パターンに整理できました。
次は、安全に続けるための“具体的な手順”に落とし込みます。
縮毛矯正するとハゲる?安全に続ける手順(施術前・当日・施術後)
施術前チェック:当てないほうがいい日の見分け方
縮毛矯正は「頭皮が元気な日にやる」が基本です。
次の項目に当てはまる日は、延期や内容変更を検討してください。
- 頭皮に傷(掻き壊し、ニキビを潰した、湿疹)がある
- 強いフケ・赤み・かゆみが続いている
- 日焼けで頭皮がヒリヒリしている
- 体調不良で肌が敏感(寝不足・発熱・ストレスが強い)
「でも予約しちゃったし…」
分かります。予定を動かすの、面倒ですよね。
ただ、しみる施術になってしまうと“結局あとで治す手間”が増えがちです。
次の一手は、予約前日〜当日の朝に頭皮を触って、違和感があれば美容師さんに正直に伝えることです。
施術中の頼み方:しみる・熱いを回避する3つのコツ
安全に続けたいなら、「言い方」を準備しておくと強いです。
おすすめの頼み方はこの3つ。
- 「頭皮が弱いので、根元ギリギリは避けてください」
薬剤を頭皮にべったり付けない工夫につながります。 - 「しみたらすぐ言うので、止められるようにしてください」
我慢が減るだけで事故率が下がります。 - 「アイロンの熱がつらい場合、温度やテンションを調整できますか」
熱と引っ張りのダブル負荷を減らせます。
「そんなこと言ったら面倒な客と思われない?」
確かに気になりますよね。
でも、頭皮トラブルが起きると、あなたが一番つらいです。
次の一手は、事前に“弱点を共有して一緒に守る”スタンスで相談することです。

一度我慢してしまうと、次回も我慢しがち。ここで流れを変えましょう。
安全に続ける人ほど、最初に“頭皮が弱い宣言”をしています。
施術ペースの考え方:頻度は「頭皮」と「切れ毛」で決める
縮毛矯正の間隔は一律ではありません。
髪の伸び方、クセの強さ、既往のダメージ、頭皮の強さで変わります。
迷うときは、次の2軸で判断するとぶれません。
- 頭皮軸:赤み・かゆみ・しみるがあるなら間隔を空ける(まず治す)
- 毛幹軸:切れ毛が増えているなら、全体矯正より“伸びた部分だけ”など負担を減らす
「何ヶ月おきが正解?」
数字で言い切りたくなりますよね。
ただし、ここは個人差が大きいです。
次の一手は“回数を固定”ではなく、施術前チェックでGO/STOPを決める運用に変えることです。
| 状態 | 続け方のイメージ | 安全側の工夫 |
|---|---|---|
| 頭皮が安定(赤み・かゆみなし) | 必要なタイミングで継続 | 根元ギリギリを避ける/しみたら即申告 |
| 頭皮が敏感(しみる・かゆい) | いったん休む/内容を軽くする | 頭皮に付けない施術/先に皮膚科相談 |
| 切れ毛が増えて薄く見える | 全体矯正を控える | 部分矯正/トリートメントよりも熱・摩擦を減らす |
| 生え際が引っ張られる生活が多い | テンションを減らす | 結び方をゆるく/位置を変える/休む日を作る |
施術後のケア:薄毛不安を増やさない“やることリスト”
施術後は「守りの1週間」で差が出ます。
- 頭皮を掻かない(かゆいときは冷やして刺激を減らす)
- ドライヤーは頭皮から離して、熱を当てすぎない
- きつく結ばない(牽引を減らす)
- シャンプーのタイミングや注意点は担当者の指示を優先(施術内容で変わるため)
「トリートメントを盛れば復活する?」
確かに“塗るケア”に寄せたくなりますよね。
でも切れ毛が増える人ほど、実は“熱・摩擦・引っ張り”が原因のことが多いです。
次の一手は、まず負担を減らす。足りない分を保湿で補う、くらいがちょうどいいです。
縮毛矯正するとハゲる?受診目安(放置しないサイン)
縮毛矯正後のトラブルは、我慢せず“症状×期間”で判断すると迷いません。
| サイン | 目安 | まずやること |
|---|---|---|
| 強いヒリヒリ・痛み、ただれ、水ぶくれ | 当日〜翌日でも | 施術部位を刺激しない/早めに皮膚科 |
| 赤み・かゆみが続く | 1週間前後で改善しない | 次回施術は中止/原因メモして皮膚科 |
| ブツブツ・膿・押すと痛い | 数日で悪化/広がる | 毛包炎の可能性/早めに皮膚科 |
| 急に局所的に薄い、円形に抜ける | 見た目で分かる | 自己判断せず医師へ(別の脱毛症も) |
「皮膚科って大げさかな…」
そう感じるの、自然です。
ただ、接触皮膚炎は原因を確定して接触を断つことが大切、とガイドラインでも整理されています。
参考:接触皮膚炎診療ガイドライン 2020(日本皮膚科学会)
次の一手は、症状が続くなら早めに相談し、原因(薬剤・刺激・炎症)を切り分けることです。

痛い・ただれる・膿むは粘らない。皮膚科で確認して、安心して次に進みましょう。
薄毛がパターンで進む感じなら、AGA相談へ切り替える判断もアリです。
AGAの相談に切り替えるライン(オンラインも選択肢)
頭皮トラブルが落ち着いても、薄毛が“パターン”で進むならAGAの可能性も考えます。
例えば、前髪の生え際が後退する、頭頂部が広がる、家族歴がある、など。
AGAは治療選択肢が整理されており、まずは状態確認が大切です。
参考:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版(日本皮膚科学会)
「いきなり通院はハードルが高い…」
確かにそうですね。
次の一手として、オンラインで無料カウンセリングがあるAGAクリニックを使って“まず確認だけ”するのも便利です。
普通に相談できて費用がかからないなら、使わないのはちょっともったいない、くらいの温度感でOKです。
縮毛矯正するとハゲる?FAQ(よくある疑問)
縮毛矯正で毛根が死ぬことはある?
一般的には、縮毛矯正が毛根そのものを直接「死なせる」とは言い切れません。
ただし、薬剤刺激や熱で頭皮に強い炎症や熱傷が起きれば、回復に時間がかかることがあります。
「じゃあ我慢したのがまずかった?」
確かに、あとから後悔しますよね。
次の一手は、次回から“しみたら止める”運用に変えることです。
施術後に抜け毛が増えた。どう見分ける?
抜け毛か、切れ毛かで対策が変わります。
短い毛ばかりなら切れ毛の可能性が高く、熱・摩擦・引っ張りを減らす方向が有効です。
参考として、熱スタイリングで毛幹異常が起きた報告もあります。
参考:Ceramic flat irons: Improper use leading to acquired trichorrhexis nodosa(JAAD)
「でも自分では判断が難しい…」
そうですね。
次の一手は、分け目の写真(週1)と、落ちる毛の長さチェック(数本)をセットにすることです。
縮毛矯正後のかゆみは様子見でいい?
軽い違和感が短期間で引くなら様子見でも良いことがあります。
ただ、赤みが強い・腫れる・痛い・長引くなら、接触皮膚炎などを疑って相談が安心です。
参考:接触皮膚炎診療ガイドライン 2020(日本皮膚科学会)
次の一手は、かゆみを掻いて悪化させないよう、冷やす・刺激を避ける・続くなら受診、です。
縮毛矯正とカラーを同時にやっても大丈夫?
髪と頭皮への負担は増えやすいです。
同日にまとめるか、日を分けるかは髪質と頭皮状態によります。
「時間がないから一気に終わらせたい…」
分かります。
次の一手は、美容師さんに「頭皮が弱い」「切れ毛が増えている」など前提を伝え、負担が少ない順番や分け方を提案してもらうことです。
酸熱トリートメントやケラチン系の“ストレート”も同じ?
同じ「まっすぐ」でも、施術の仕組みや使う薬剤は違うことがあります。
そのためリスクも一律ではありません。
ただ、どの施術でも「しみる」「ただれる」「切れ毛が増える」は共通の注意サインです。
次の一手は、名称より“頭皮と髪の反応”で判断して、安全側へ寄せることです。
縮毛矯正するとハゲる?まとめ(安心して続けるコツ)
優先順位は「しみない」「荒らさない」「切らない」
縮毛矯正を続けたいなら、優先順位をこの順にすると迷いません。
- しみる施術は避ける(しみたら即申告・中断)
- 頭皮が荒れているときは当てない(傷・湿疹・強いかゆみの日は延期)
- 切れ毛対策(熱・摩擦・引っ張りを減らす運用)
リスクの上がり方(イメージ)
数値ではなく、感覚をつかむための図です。
頭皮の状態 安定:■ 少し敏感:■■■ 赤み・かゆみ:■■■■■■ ただれ・痛み:■■■■■■■■■(施術は避ける) 薄く見える原因 切れ毛(熱/摩擦/引っ張り) → 目に見えて増える 頭皮炎症(かぶれ/毛包炎) → 抜け毛不安が増える AGA(別ライン) → パターンで進む

頭皮が安定している日に、安全側の頼み方で続けるのが現実的。
不安が残るなら、皮膚科(頭皮トラブル)とオンラインAGA相談(薄毛の切り分け)を使い分けましょう。
縮毛矯正するとハゲる?の結論
縮毛矯正するとハゲる、と決めつける必要はありません。
ただし、しみる施術・頭皮の炎症・切れ毛の増加があると「薄く見える」ことは起きます。
次の一手は、今日からできる範囲でOKなので、
(1)施術前チェックと(2)しみたら止めるをルールにして、頭皮の安全を最優先にすることです。
次に読む(あなたの状況別)
- 頭皮がかゆい・赤い・フケが出るあなたへ(頭皮の悩み・ケア)
- 「これ大丈夫?」を早く解消したいあなたへ(よくある疑問)
- AGAかどうか、まず仕組みから理解したいあなたへ(AGAの基礎)
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