パーマするとハゲる?薬剤ダメージと「薄く見える」を切り分ける(抜け毛・切れ毛の見分け方)

この記事には、PRが含まれている場合があります。目障りな方はPRを飛ばしてお読みくださいませ。

よくある疑問

「パーマをかけたら髪が減った気がする…」「パーマするとハゲるって本当?」——鏡を見るたびに不安になると、オシャレのはずがしんどいですよね。

しかもパーマ直後は、髪が乾燥して広がったり、逆にペタッとして地肌が見えたりして、“薄くなった錯覚”も起きやすい時期です。

結論:パーマだけでAGA(男性型脱毛症など)を直接起こしてハゲる、と言い切れる根拠はありません。ただし、薬剤・熱・摩擦で髪が弱って「切れ毛」が増えたり、頭皮のかぶれ・炎症で抜け毛が目立つことはあり得ます。さらに、タイミングが重なるとAGAの進行が「パーマのせい」に見えることもあります。

薄毛アドバイザー星田
薄毛アドバイザー星田
パーマ後の「減った」は、まず切れ毛と薄毛見えを疑うのが近道です。逆に、痛み・強い赤み・ジュクジュクがあるなら頭皮トラブルの可能性も。薄毛の不安が強い人は、無料カウンセリングでAGAの有無だけ先に確認しておくとモヤモヤが減りますよ。
  • パーマするとハゲる?の答えと、起きやすい誤解
  • 抜け毛と切れ毛の違い(3分セルフチェック)
  • 薬剤ダメージ・頭皮炎症・化学熱傷(まれ)を見分けるポイント
  • 施術前後のケアと、やりがちなNG習慣
  • 受診の切替ライン(皮膚科/オンラインAGA)とFAQ

焦って自己流で対策を増やす前に、「何が起きているか」を切り分けて、手戻りを減らしましょう。

パーマするとハゲる?まず結論:多くは「切れ毛」と「薄毛見え」

パーマ後に「毛量が減った」と感じるとき、実際には次のどれか(または複合)が多いです。

  • 切れ毛:毛先〜途中でプツッと切れて、短い毛が増える
  • 薄毛見え:乾燥・うねり・分け目固定・ボリュームの偏りで地肌が見える
  • 一時的な抜け毛(休止期脱毛など):季節やストレス、体調で抜け毛が増える
  • 頭皮の炎症:かぶれ・毛包炎などで抜け毛が目立つことがある
  • AGAの同時進行:進行型の薄毛が“たまたま”パーマ後に目立つ

つまり「パーマ=毛根が死ぬ」ではなく、髪(毛幹)と頭皮のトラブル、そしてタイミングを分けて考えるのが正解です。

根拠1:パーマは髪の形を変えるため「毛髪内部の結合」に作用する

パーマは、髪の毛(毛幹)の内部構造に働きかけて形を変える施術です。レビューでは、パーマは毛髪のジスルフィド結合を切って再構築する工程を含むと説明されています(髪の内部構造に化学的に作用する、という意味です)。

参考:Mechanisms of impairment in hair and scalp induced by hair dyeing and perming(2023, PMC)

ここが大事で、パーマが主に触るのは「髪(毛幹)」です。毛根そのものに直接ダメージを与える話とは、まずレイヤーが違います。

根拠2:パーマやカラーは髪を乾燥・脆くして「切れ毛」を増やし得る

皮膚科医向けの患者啓発として、米国皮膚科学会(AAD)は、カラーやパーマなどの施術が髪を乾燥・脆さにつなげることがあり、ケアでダメージを減らせるとまとめています。

  • パーマ中に強いヒリつき・灼熱感があるならすぐ洗い流して医師に相談(放置しない)
  • 髪を守るために、施術や日常ケアの工夫を

参考:AAD:Coloring and perming tips for healthier-looking hair

またAADは、髪を傷める習慣を続けると切れ毛が増えて薄く見えたり、薄毛・脱毛斑のように見えることがあるとも解説しています。

参考:AAD:How to stop damaging your hair

根拠3:「抜け毛」ではなく「毛幹障害(切れ毛)」が起きることがある

切れ毛が増える状態は、医学的には毛幹(髪の軸)のトラブルとして整理されます。代表例のひとつにトリコレキシス・ノドーサ(trichorrhexis nodosa)があり、外的ダメージで毛幹が弱って部分的に裂け、折れやすくなると説明されています。

参考:DermNet:Defects of the hair shaft(Trichorrhexis nodosa)

パーマに限らず、熱(ドライヤー・アイロン)、摩擦、繰り返しの薬剤処理が重なると、切れ毛のリスクは上がりやすいです。

根拠4:頭皮のかぶれ・炎症があると、抜け毛が目立つことがある

パーマ後に「頭皮がかゆい・赤い・湿疹っぽい」なら、頭皮側の問題を疑います。頭皮のかゆみの原因として、AADはアレルギー性接触皮膚炎(製品や薬剤への反応)などを挙げています。

参考:AAD:10 reasons your scalp itches and how to get reliefAAD:Contact dermatitis signs and symptoms

また、化粧品・ヘア製品で起きる接触反応は香料・保存料などが原因になり得ると整理されています。

参考:DermNet:Contact reactions to cosmetics

パーマ剤成分(チオグリコール酸塩など)による接触皮膚炎の報告もあります(頻度の話ではなく、起こり得るという話)。

参考:J-STAGE:Allergic Contact Dermatitis due to the Ammonium Thioglycolate(1981)PubMed:Permanent wave contact dermatitis(1984)

薄毛アドバイザー星田
薄毛アドバイザー星田
「かゆいのに我慢して様子見」は悪循環になりがちです。頭皮が荒れている間は、育毛っぽい刺激アイテムを増やすより“刺激を減らす”が最優先。痛みやジュクジュクがあるなら、早めに皮膚科で止めた方が結果的に早いです。

根拠5:まれに化学熱傷(やけど)→脱毛につながることがある

頻度としては多くないものの、薬剤や放置時間、頭皮状態によっては化学熱傷(やけど)のリスクがあります。AADも、パーマ液を付けている間に過度のヒリつき・灼熱感がある場合はすぐ洗い流して医師へと注意喚起しています。

参考:AAD:Coloring and perming tips(perm中の強い刺激は洗い流す)

また文献として、パーマ剤を含む化学処理で頭皮のやけどが問題になった報告が触れられています(酸性のパーマ処理で小児の頭皮熱傷が報告された、など)。

参考:JAMA Dermatology:A Nationwide Outbreak of Alopecia…(2000)

「まれ」とは言っても、もし起きた場合は自己判断で引っ張るより、医療で早めに炎症を落とす方が安全です。

根拠6:パーマと同時期にAGAが進むと「パーマのせい」に見える

AGAは進行型で、前頭部(生え際)や頭頂部がパターン化して薄くなり、髪が細く短くなる(軟毛化)ことが特徴として整理されています。

参考:日本皮膚科学会:一般公開ガイドライン(AGAガイドライン掲載ページ)男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版(PDF)

パーマ後は髪の質感が変わり、光の反射や分け目が固定されやすく、地肌が見えやすいことがあります。そこで初めて「薄くなった?」と気づき、原因をパーマに結びつけやすいのが落とし穴です。

抜け毛と切れ毛を切り分ける:3分セルフチェック

見てほしい点切れ毛(毛幹ダメージ)寄り抜け毛(毛根から)寄り
抜けた(落ちた)毛の長さ短い毛が多い/同じ長さの毛が増える長い毛が多い(長さがばらけるのは普通)
毛の根元の形根元が尖っていたり、途中で切れている感じ根元に小さな膨らみ(毛根鞘が付くことも)※見え方に個人差
手触り・見た目ゴワつく、ザラつく、枝毛・パサつきが増える髪質より「本数の減少」「細毛化」が目立つ
増えるタイミング施術直後〜数週間で気づきやすい数週間〜数か月単位で変化を感じることが多い
併発しやすい症状引っかかり、絡まり、セットが決まらない生え際・頭頂部の地肌、分け目の拡大、毛が細い

このチェックで「切れ毛寄り」なら、対策の主戦場は髪の扱い方(摩擦・熱・重ね施術)です。逆に「抜け毛寄り」なら、頭皮トラブルやAGAなども含めて整理した方が早いです。

「薄毛見え」を起こすパーマ後あるある(あなたのせいじゃない)

  • 乾燥で広がる → ボリュームは出るが、表面が散って地肌が透ける
  • 根元がつぶれる → スタイリング剤や乾かし方でペタッとして分け目が目立つ
  • 分け目が固定 → 同じ場所が開いて見え、薄毛に見える
  • 濡れると地肌が見える → パーマの束感で、濡れた瞬間だけ“スカスカ”に見える

この段階で「終わった…」と決めつけず、まずは次の“優先チェック順”で整理します。

【優先チェック順(確率ではなく“手戻りが少ない順”)】
1) 切れ毛・乾燥(髪のダメージ)   █████
2) 摩擦・熱・洗い方               ████
3) 頭皮の赤み・かゆみ(炎症)     ███
4) AGAなど進行型の薄毛            ███
5) 強い刺激・やけど(まれ)       █

具体策:パーマ後に「薄く見える/切れ毛が増える」を減らす手順

いきなり高いトリートメントに飛びつく前に、まず“壊しにくい扱い方”へ寄せるのが効率的です。AADも、髪のダメージを減らす具体策として、洗い方・乾かし方・熱の当て方などの見直しを推奨しています。

参考:AAD:How to stop damaging your hair

手順1:最初の2週間は「熱」と「摩擦」を半分にする

  • ドライヤーは低温〜中温、同じ場所に当て続けない
  • タオルはゴシゴシせず、包んで吸水(摩擦を減らす)
  • 濡れている髪は傷みやすいので、絡まりを無理に引っ張らない

手順2:シャンプーは“髪をこする”より“頭皮を洗う”

洗う時に髪の長さをゴシゴシすると切れ毛が増えやすいです。AADも、シャンプーは頭皮をやさしく洗い、流す時に泡を髪に通す形をすすめています。

参考:AAD:How to stop damaging your hair(洗髪のコツ)

手順3:毎回のコンディショナー(+必要なら洗い流さないケア)

AADはダメージ対策として、毎回コンディショナーを推奨しています。必要に応じて洗い流さないケアで摩擦とパサつきを減らします(頭皮にベタ付けしない)。

参考:AAD:How to stop damaging your hair(コンディショナー)

手順4:分け目を“固定しない”だけで薄毛見えが減ることがある

  • 分け目を1〜2cmずらす(毎日でなくてOK)
  • 乾かすときに根元を起こす(指で軽く立ち上げる)
  • スタイリング剤は根元に盛りすぎない(ペタついて地肌が見えやすくなる)

手順5:カラー・ブリーチ・追加パーマは“重ねない”発想にする

ダメージが強い人ほど、「直すための施術」でさらに悪化しがちです。AADは、カラー・パーマ・縮毛矯正(リラクサー)などは同時に複数やらないこと、複数やるなら間隔を空けることを助言しています(例:パーマを先にして、カラーは2週間後など)。

参考:AAD:How to stop damaging your hair(複数施術と間隔)

薄毛アドバイザー星田
薄毛アドバイザー星田
パーマ直後に「チリつきが気になるから矯正で直す」は、髪の体力次第では危険です。まず2週間は“守りの扱い”で回復余地を作るのが優先。どうしても直したいなら、追加施術の前に担当美容師と「履歴と髪の体力」を共有して、無理な重ねを避けましょう。

施術前にできる予防:次のパーマで失敗しにくくするチェック

チェック項目理由あなたがやること
直近のブリーチ/ハイトーン/縮毛矯正の有無毛幹の体力が落ちていると切れ毛が増えやすい履歴を正直に伝える(回数・時期)
頭皮が荒れていないか(かゆみ・湿疹・赤み)刺激で炎症が悪化することがある荒れている間は延期も検討
施術中にヒリつきが強く出た経験かぶれ・熱傷の予防に重要事前に伝え、刺激が出たらすぐ申告
短い毛(切れ毛)が増えているすでに毛幹障害が進んでいる可能性まずダメージを減らす期間を作る
薄毛の進行が気になる(生え際・頭頂部)パーマで「目立ちにくくする」こともできるが、進行の把握が大事AGAの有無を先に整理(無料相談の活用)

受診の目安:皮膚科に行くべき症状/オンラインAGAを使う目安

「どこに相談すればいいか」で迷うと時間が溶けます。目安を決めておきましょう。

皮膚科(対面)が優先になりやすいケース

  • 施術後から強い痛み、熱い感じ、ただれ、ジュクジュクがある(熱傷・強い炎症の可能性)
  • 頭皮に湿疹、強い赤み、腫れ、かさぶたが広がる
  • 膿っぽいブツブツ、触ると痛い(毛包炎などが疑われる)
  • 円形に抜ける、急にごっそり抜けた感じがある(別の脱毛症の可能性)

パーマ中の過度の灼熱感は「すぐ洗い流して医師へ」とAADが注意喚起しています。参考:AAD:Coloring and perming tips

オンラインAGAクリニックの無料カウンセリングが便利な目安

頭皮の炎症が落ち着いている/強い皮膚症状はない一方で、

  • 生え際(M字)や頭頂部がパターンとして薄い
  • 髪が細く短くなってきた(軟毛化)
  • ここ数か月でじわじわ進んでいる気がする

なら、AGAの可能性を一度整理すると判断がブレにくいです。AGAは進行型として整理されており、標準治療の考え方もガイドラインでまとめられています。参考:日本皮膚科学会:AGAガイドライン(PDF)

オンラインなら、移動や待ち時間の負担が少なく、無料カウンセリングがある場合は「普通に受診できて無料」なので使わないともったいない選択肢になりやすいです(合わなければ相談だけで終了でもOK)。

薄毛アドバイザー星田
薄毛アドバイザー星田
相談先は「頭皮が荒れているか」で決めると迷いません。荒れているなら皮膚科で炎症を止める、薄毛の進行が気になるならオンラインAGAで現状確認。2ルートに分けるだけで、無駄なケア迷子が減りますよ。

パーマするとハゲる?よくある質問(FAQ)

Q. パーマ後の抜け毛は何本くらいなら普通?

抜け毛の本数は季節やヘアケアでも変動しますが、日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aでは、1日おおよそ100本程度までと言われると説明されています。参考:日本皮膚科学会:脱毛症Q1(毛周期・抜け毛の目安)

ただし、パーマ後は切れ毛が混ざって「増えた」と感じることもあるので、まずは本記事のセルフチェックで切り分けてください。

Q. パーマ中にピリピリします。我慢していい?

強いヒリつき・灼熱感は我慢しないのが安全です。AADは、パーマ液が頭皮にある間に過度のヒリつきや灼熱感があれば直ちに洗い流し、医師に相談と助言しています。参考:AAD:Coloring and perming tips

Q. どれくらい間隔を空ければいい?カラーもしたいです

髪の体力や施術内容で変わるので「固定の正解」はありませんが、AADはダメージ予防として、カラー・パーマなどの複数施術を同時にしない、複数なら間隔を空ける(例:パーマを先にしてカラーは2週間後)などを提案しています。参考:AAD:How to stop damaging your hair

Q. パーマ後に短い毛が大量に…これってハゲ?

短い毛が増えるのは、抜け毛よりも切れ毛で説明できることが多いです(毛幹障害)。トリコレキシス・ノドーサなど、外的ダメージで毛が裂けて折れやすくなる状態もあります。参考:DermNet:Defects of the hair shaft

Q. パーマ後、地肌が透けます。治りますか?

乾燥・分け目固定・根元のつぶれによる“薄毛見え”なら、熱と摩擦を減らし、コンディショナー等で扱いやすくするだけで改善することがあります。逆に、生え際や頭頂部がパターンとして薄い、細毛化が進むならAGAの可能性もあるため、早めに整理するのが安心です。参考:日本皮膚科学会:AGAガイドライン(PDF)

Q. 自宅パーマは危ない?

一概に「危ない」とは言えませんが、パッケージの指示通りに行い、刺激が強い場合はすぐ洗い流すなど、安全側での運用が重要です。AADもパーマ液で強い刺激が出たら洗い流して医師へと助言しています。参考:AAD:Coloring and perming tips

まとめ:パーマ後の「減った」は、切れ毛・炎症・AGAの同時進行を分けて考える

  • パーマするとハゲる?→ 多くは毛根の脱毛ではなく、切れ毛や薄毛見えで説明できる
  • パーマは髪の内部結合に作用し、毛幹が弱ると切れ毛が増えることがある
  • 頭皮のかゆみ・湿疹があるなら接触皮膚炎なども視野に。強い痛みや灼熱感は放置しない
  • まれに化学熱傷の報告もあるため、強い刺激は早めに医師
  • 生え際・頭頂部の薄毛が気になるなら、オンラインAGAの無料カウンセリングで現状確認(無料なら使わないともったいない)

次に読む(あなたの状況別)

  • 頭皮の悩み・ケア:かゆみ・赤み・フケがある人は、頭皮トラブルの整理から(刺激を減らす)
  • AGAの基礎:生え際(M字)や頭頂部が気になるなら、進行型の薄毛の特徴を確認
  • AGA治療:フィナステリド/デュタステリド/ミノキシジルなど、標準治療の考え方を整理したい人へ
  • 生活習慣:抜け毛が気になる時期に、睡眠・ストレス・栄養の土台を整えたい人へ
  • よくある疑問:噂や不安を“判断基準つき”で整理して迷いを減らす

この記事の根拠(一次情報中心)