ヘアカラーするとハゲる?このまま染め続けて大丈夫?
カラーのあとに「しみる」「かゆい」「フケが増えた」「抜け毛が増えた」…となると、正直こわいですよね。
しかも“髪”って、鏡を見るたびに気になってしまうから、余計に不安が膨らみがちです。

ただし「しみる施術」や「かぶれ」を繰り返すと、頭皮が荒れて抜け毛が増えたり、薄毛が目立ったりします。
まずは刺激のタイプを切り分けて、次の一手を決めましょう。
この記事でわかること↓
- ヘアカラー後の「しみる・かゆい・フケ・抜け毛」の原因の見分け方
- 刺激(乾燥)とアレルギー(かぶれ)の違いと、やっていい対策
- 次回のカラーで失敗しにくい頼み方(美容室・セルフの両方)
- 受診すべき危険サインと、相談先の選び方(皮膚科/AGA)
焦らなくてOK。
「何が起きているか」を整理できると、行動がラクになります。詳細は本文で解説します。
ヘアカラーするとハゲる?最初に知ってほしい答え
先に答えを言うと、ヘアカラーが原因で“AGAのようにじわじわ進む薄毛”が起きるとは限りません。
ただ、カラーのやり方や体質によっては、頭皮が荒れて一時的に抜け毛が増えたり、髪が細く見えたりすることはあります。
ポイントはこの3つです。
- 髪そのもの(毛先)が傷んで「薄く見える」:切れ毛・パサつきでボリュームが減ったように見える
- 頭皮が炎症を起こして「抜け毛が増える」:しみる、赤み、かゆみ、フケ、かさぶた
- たまたまAGAが進行して「カラーのせいに見える」:生え際・つむじ中心に薄くなる
「でも、SNSで“カラーでハゲた”って見たし…」と思いますよね。
確かにそう感じる人がいるのも事実です。だからこそ、原因を“刺激・乾燥”なのか、“アレルギー(かぶれ)”なのか、あるいは別の薄毛なのかで切り分けるのが近道です。
次の一手:まずは次章のチェック表で、あなたの症状がどれに近いか当てはめてみてください。
ヘアカラーの頭皮刺激が起きる根拠とメカニズム
「ハゲた気がする」の正体は“髪”か“頭皮”かで変わる
ヘアカラーは、基本的に髪の毛(毛幹)を染める反応です。
つまり、毛根そのものを直接いじる行為ではありません。
ただし、カラー剤が頭皮に触れると、刺激でバリアが崩れたり、アレルギー反応が起きたりします。
このとき、頭皮環境が荒れると「抜け毛が増えた」と感じやすくなります。
「じゃあ、私の抜け毛は全部カラーのせい?」と不安になりますよね。
確かにそう見えることはありますが、薄毛の原因は複合になりがち。だから“まず切り分け”が重要です。
次の一手:以下の表で、症状の出方をチェックしましょう。
| 出方 | 起こりやすい原因 | 目安の行動 |
|---|---|---|
| 塗ってる最中〜直後にヒリヒリ/しみる | 刺激(刺激性接触皮膚炎)や、頭皮の乾燥・バリア低下 | 次回は「頭皮につけない」「保護」「低刺激設計」を優先。強い痛みは中止 |
| 半日〜2日後にかゆみ→赤み/腫れ/ブツブツ | アレルギー性接触皮膚炎(いわゆる“かぶれ”) | 同じタイプの酸化染毛剤は避ける。早めに皮膚科で相談(パッチテスト検討) |
| フケ・乾燥・つっぱりが続く | 乾燥、洗いすぎ、残留刺激、頭皮の炎症 | 低刺激洗浄+保湿。2週間以上続く/悪化なら受診 |
| 生え際・つむじ中心にじわじわ薄い(赤み等はない) | AGAなど別の薄毛が進行している可能性 | オンラインAGA相談でチェック(対策の方向性が早い) |
※刺激とアレルギーの違いは、日本ヘアカラー工業会(JHCIA)の解説が整理しやすいです:刺激性接触皮膚炎/アレルギー性接触皮膚炎の説明
しみるのは「刺激性接触皮膚炎」になっているサインかも
「カラー中にしみる」「熱い感じがする」は、刺激物質で皮膚がダメージを受けている状態のことがあります。
ヘアカラーでは、過酸化水素やアルカリ剤などが刺激になり得ると整理されています(JHCIA)。
「でも、毎回ちょっとしみるのは普通じゃない?」と思うかもしれません。
確かに、多少の違和感で済む人もいます。とはいえ、しみる=頭皮が弱っている合図になりやすいので、放置はおすすめしません。
次の一手:次回は「頭皮につけない」「保護する」「時間を置きすぎない」を優先してください(具体策は後半で)。
半日〜48時間で悪化しやすいなら「アレルギー(かぶれ)」の可能性
アレルギー性接触皮膚炎は、カラー後しばらくしてから症状が強くなるのが特徴です。
JHCIAの説明では、ヘアカラー後〜半日くらいからかゆみを感じ、48時間後に症状が強くなりやすいとされています。
また厚生労働省も「これまで異常がなくても、継続使用でアレルギーになることがある」と注意喚起しています。

アレルギーは“ある日突然”スイッチが入ることがあります。
半日〜2日後に悪化するタイプは、我慢せず早めに止めて相談が安全です。
「でも、次も染めたい…白髪が…」という気持ち、めちゃくちゃ分かります。
確かにそうですよね。だからこそ、同じタイプの薬剤を繰り返さない、代替を選ぶ、検査で原因をはっきりさせる、が現実的です。
次の一手:症状が出たら無理に続けず、後述の受診目安をチェックしてください。
原因になりやすいのは酸化染料(パラフェニレンジアミン等)
一般的な「ヘアカラー/白髪染め」で主流の酸化染毛剤には、酸化染料が含まれます。
日本皮膚科学会の資料でも、代表的な酸化染料としてパラフェニレンジアミンなどが挙げられ、アレルギー性接触皮膚炎を起こしやすい物質になり得ると整理されています。
参考:日本皮膚科学会「毛染めによる皮膚障害」資料(PDF)こちら
「ジアミンフリーなら絶対安全?」と期待しちゃいますよね。
確かに“合う人が増える”可能性はありますが、刺激や別成分で反応することもあるので、万能ではありません。
次の一手:アレルギーが疑わしい場合は、自己判断で銘柄を渡り歩くより、皮膚科で原因確認(パッチテスト)を検討するほうが早いです。
パッチテストが「毎回」必要と言われる理由
ヘアカラーの箱や説明書で「毎回パッチテスト」と書かれているの、正直めんどうですよね。
でも、厚生労働省は、アレルギー性接触皮膚炎は翌日以降に反応が出やすいため、30分後と48時間後の観察が必要だとしています。
JHCIAも同様に、48時間前に行い、2回観察する手順を示しています。
「でも、パッチテストしてOKなら安心?」と聞きたくなりますよね。
確かにそうですね。パッチテストはリスクを下げる手段ですが、100%の保証ではありません。だからこそ、“頭皮にしみる施術を避ける”+“異変があれば中止”とセットで考えるのが安全です。
次の一手:セルフカラー派は、後半の「市販で染める前チェックリスト」を使ってください。
頭皮以外(まぶた・耳の後ろ・首)に出るのは珍しくない
ヘアカラーのかぶれは、頭皮だけでなく、生え際・まぶた・耳の後ろ・首すじなどに出ることがあります。
JHCIAは、薬液が直接触れた部分だけでなく、洗髪時のすすぎ液が触れた部位にも症状が出ることがあると説明しています。
「え、頭皮じゃなくて目が腫れたのに、原因が髪?」って思いますよね。
確かにそうです。だから見落とされやすいんです。
次の一手:まぶたの腫れ・顔の腫れが出たら、アレルギーを強く疑って早めに相談を。
髪のパサつき・切れ毛で「薄く見える」パターンもある
カラー後に髪がきしむ、まとまらない、ボリュームが減った…これは髪のダメージが大きいサインです。
髪が細く見えたり、途中で切れて短い毛が増えると、地肌が透けて「ハゲた?」と感じやすくなります。
「じゃあ、頭皮じゃなく髪の問題なら放置でいい?」と思うかもしれません。
確かに命に関わる話ではないですが、見た目の薄毛感には直結します。ケアを入れたほうが早いです。
次の一手:カラー直後は“洗い方”と“保湿”を丁寧に。次章で具体策をまとめます。
ヘアカラーの刺激を減らす具体策
今日からできる:当日〜48時間の頭皮ケア
まずは、いま頭皮が不調なときの基本です。
- 熱いお湯・ゴシゴシ洗いは避ける(刺激と乾燥が増えやすい)
- 爪を立てない(かき壊しは悪化の近道)
- 低刺激の洗浄(洗浄力が強すぎるとつっぱりやすい)
- 頭皮の保湿(乾燥が強い人ほど“保湿で楽になる”ことがある)
「保湿って、顔みたいに必要?」と思いますよね。
確かにそうですね。頭皮も皮膚なので、バリアが落ちるとピリつきやすいです。
次の一手:赤み・腫れ・水ぶくれがある場合は自己判断で塗り薬を重ねず、早めに受診も検討してください。
次回のカラーで美容師に伝える3つのこと
美容室での“伝え方”だけで、しみ方が変わることがあります。恥ずかしがらずに、短くでOKです。
- 「前回しみた/かゆくなった」(症状と出たタイミングも一言)
- 「頭皮につけないでほしい」(ゼロテク等、塗布方法の工夫)
- 「刺激が少ない薬剤で」(可能なら根元リタッチ中心、放置時間を適正に)
「でも、美容師さんに嫌がられない?」って心配になりますよね。
確かにそう感じるかもですが、体調と安全が最優先。プロほど“情報があるほうが助かる”です。
次の一手:この3つを伝えても改善しないなら、薬剤タイプの変更(次項)を検討しましょう。

痛い=“肌が嫌がってる”サイン。
次回は遠慮なく「頭皮につけないで」を合言葉にしてください。
染め方を変える:ヘアマニキュア/カラートリートメント等
酸化染毛剤でアレルギーが疑わしい場合、別の仕組みの染毛剤が候補になります。
日本皮膚科学会の資料でも、ヘアマニキュアやカラートリートメントなど、種類の整理があります。
| 種類 | ざっくり特徴 | 向き/注意 |
|---|---|---|
| 酸化染毛剤(一般的なヘアカラー/白髪染め) | 染料が髪内部で発色し色持ちがよい | 刺激・アレルギーの原因になりやすい成分が含まれることがある |
| 半永久染毛料(ヘアマニキュア等) | 髪表面に吸着。脱色は基本しない | 色の制限あり。頭皮につくと刺激になることも |
| カラートリートメント等 | 日常ケアに近い。徐々に染まるタイプが多い | 体質により合わないことも。過去に強いかぶれがある人は医師相談が安心 |
「代替に変えれば絶対大丈夫?」と期待したくなりますよね。
確かにそうですね。でも、“合う/合わない”は人それぞれ。過去に強い症状が出た場合は、無理に自己判断で試さず相談が安全です。
次の一手:疑わしい人は、皮膚科で「何に反応しているか」を確認してから選ぶと失敗が減ります。
セルフカラー派:パッチテストと「やらない方がいい日」
セルフで染めるなら、まずは公式の注意点どおりに。
厚生労働省は、パッチテストは30分後と48時間後の観察が必要で、絆創膏などで覆わない点も注意しています。
JHCIAにも手順がまとまっています。
そして、地味に大事なのが「やらない方がいい日」です。
- 頭皮に赤み・かゆみ・湿疹がある日
- 体調不良、寝不足が続いている時期
- 前回のカラー後の不調がまだ残っている
「でも、白髪が待ってくれない…」って思いますよね。
確かにそうですね。だからこそ、“一度休む”か“種類を変える”のが現実的です。
次の一手:無理に同じやり方で突っ込まず、次の章の受診目安も合わせて確認してください。
ヘアカラー後の異変:受診目安と危険サイン
ここは「怖がらせる」ためじゃなく、安全のための線引きです。
迷ったときに判断できるよう、基準を置きます。
今すぐ救急相談レベル:息苦しさ・全身症状
ヘアカラーはまれに重いアレルギー反応が起こり得ると注意されています。
以下がある場合は、ためらわず緊急対応を優先してください。
- 息苦しさ、ぜーぜーする
- 全身じんましん、急な顔全体の腫れ
- 冷汗、ぐったり、意識が遠い感じ
参考:厚生労働省の注意喚起や、日本ヘアカラー工業会の解説も確認できます。染毛剤の使用上の注意(通知PDF)
なるべく早めに皮膚科:赤み・腫れ・水ぶくれ・ジュクジュク
半日〜2日後に悪化するかぶれ、まぶたの腫れ、耳の後ろのただれ、浸出液(ジュクジュク)などは、自己判断で長引かせない方がラクです。
皮膚科では、必要に応じて原因確認(パッチテスト)も相談できます。
「皮膚科って、行くほどでもない気が…」と思うかもしれません。
確かにそうですね。ただ、原因が分からないまま繰り返すのが一番しんどいです。
次の一手:症状が強い・繰り返す・2週間たっても改善しないなら、皮膚科で確認を。
薄毛の不安が主役なら:オンラインAGAクリニック相談が早い
赤みやかゆみよりも、「最近、生え際とつむじが薄い」「細い毛が増えた」など、薄毛そのものが気になる場合。
その場合は、カラーの影響よりも、AGAなど別の原因を早めにチェックした方が安心です。

オンラインで相談できるAGAクリニックは、移動なしで判断軸が手に入りやすいです。
無料カウンセリングを用意している所も多いので、使わないともったいない…くらいの感覚でOK。
「でも、皮膚科とAGA、どっち?」と迷いますよね。
確かにそうですね。判断はシンプルです。
- 肌症状(赤み・かゆみ・腫れ・湿疹)が主 → 皮膚科が得意
- 薄毛の進行(生え際・つむじ中心)が主 → AGA相談が得意(オンラインも便利)
- 両方ある → 先に強い方(もしくは並行)でOK
次の一手:「肌症状があるのに、また染める」は避ける。薄毛が気になるなら、相談で“方向性”だけでも決めましょう。
FAQ
カラー中にしみるけど、我慢して染め切っていい?
基本はおすすめしません。
しみるのは刺激でバリアが落ちているサインになりやすいです。
「でも、途中でやめたらムラになる…」って思いますよね。
確かにそうです。ただ、頭皮の炎症が強くなると、その後の回復が長引きます。
次の一手:次回は頭皮につけない塗布方法や保護を相談し、しみる施術は避けましょう。
一度かぶれたら、次からはもう染められない?
アレルギー性接触皮膚炎が疑われる場合、同じタイプの酸化染毛剤は避けるのが安全です。
ただ、代替(ヘアマニキュア等)が合う場合もあります。
「染められないのは困る…」と思いますよね。
確かにそうです。だからこそ、原因を確認して、合う選択肢に切り替えるのが現実的です。
次の一手:皮膚科で原因確認(パッチテスト)を相談すると、遠回りが減ります。
ジアミンフリーなら安全ですか?
合う人が増える可能性はありますが、刺激や別成分で反応することもあるため、万能ではありません。
「じゃあ何を選べば…」と迷いますよね。
確かにそうですね。過去に強い症状があった人ほど、自己判断で試し続けるより、原因確認が近道です。
次の一手:強い症状があった場合は医師に相談してから選び替えを。
ヘアマニキュアやカラートリートメントなら頭皮についても大丈夫?
酸化染毛剤よりリスクが低く感じる人もいますが、頭皮につけば刺激になることがあります。
「絶対安全」とは言えません。
「じゃあ結局どれも怖い…」と思いますよね。
確かにそうですね。だから“頭皮につけない設計”と“異変があれば中止”が大事です。
次の一手:頭皮につけない塗布と、少量での確認(必要なら医師相談)を。
カラー後に抜け毛が増えた。いつ戻りますか?
刺激や炎症が原因なら、頭皮が落ち着くにつれて改善することがあります。
一方で、生え際・つむじ中心に進行する薄毛が続く場合は、AGAなど別要因の可能性もあります。
「様子見していいのかな…」と迷いますよね。
確かにそうですね。目安は“肌症状の有無”と“薄くなる場所”です。
次の一手:肌症状があるなら皮膚科、薄毛の進行が主ならオンラインAGA相談で切り分けを。
カラー後のフケ・乾燥はどうすれば?
低刺激に洗って、保湿を入れるのが基本です。洗いすぎは逆効果になりがちです。
「フケが気になって何度も洗いたい…」ってなりますよね。
確かにそうです。でも洗いすぎるほど乾燥して、かゆみが増えることもあります。
次の一手:洗い方を優先して改善しない/赤みが強いなら受診も検討を。
まとめ
最後に、今日の内容を“迷わない形”に整えます。
【症状が出るタイミング目安】 塗布中〜直後 :刺激(乾燥/バリア低下)寄り ███████ 半日〜48時間後:アレルギー(かぶれ)寄り ███████████ じわじわ数週間 :AGAなど別要因も視野 ██████
- しみる施術は避ける(頭皮につけない・保護・放置時間を守る)
- 半日〜2日後に悪化するならアレルギー疑い(同じタイプの酸化染毛剤を繰り返さない)
- パッチテストは48時間前+2回観察(30分後と48時間後)
- 肌症状が主なら皮膚科、薄毛の進行が主ならAGA相談(オンラインも便利)
- 迷うなら“切り分け”が最優先(一人で抱え込まない)
ヘアカラーするとハゲる?の結論まとめ
ヘアカラーが薄毛の直接原因になるとは限りません。
ただし、しみる施術やかぶれを繰り返すと、頭皮の炎症で抜け毛が増えたり、髪が傷んで薄く見えたりします。
「しみるなら避ける」「続くなら医師で確認」——この2つを守るだけで、ハゲる不安はかなり減らせます。
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- 頭皮のかゆみ・フケ・赤みが続く:頭皮の悩み・ケア
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