「眠気覚ましサプリ(カフェイン)を飲んでると、ハゲるって本当?やめた方がいい?」
眠気に勝つために頼りたくなる一方で、抜け毛が気になってくると“これのせいかも…”と不安になりますよね。しかもカフェインはコーヒーやエナジードリンクにも入っていて、どれだけ摂ってるか分かりにくいのが厄介です。
結論:カフェイン自体がAGA(男性型・女性型脱毛症)を直接起こす、という強い根拠は限定的です。ですが、過剰摂取→睡眠の質低下・不安/動悸・食事の乱れが続くと、結果として抜け毛が増えたように感じることはあり得ます(髪じゃなくて生活が先に悲鳴を上げるイメージ)。

- 眠気覚ましサプリ(カフェイン)でハゲる?の答えと、薄毛不安の正体
- カフェインが抜け毛に“間接的に”影響しやすい理由(睡眠・ストレス・食事)
- やめ時の見極め(危険サイン/切り替えライン)
- カフェインを減らす手順(離脱症状を抑えるやり方)
- 受診目安:AGAの可能性があるときの次の一手(オンライン相談の使い方)
では、根拠→具体策の順で、迷いを減らしていきましょう。
眠気覚ましサプリ(カフェイン)でハゲる?まず「結論の整理」
最初に結論をもう一段わかりやすくします。
| よくある不安 | 現実的な整理 | 次の一手 |
|---|---|---|
| カフェイン=ハゲる? | カフェイン単体がAGAを直接起こす根拠は限定的。「睡眠・体調・食事」経由の間接影響がメインになりやすい | 摂取量の見える化→夕方以降カット→睡眠の立て直し |
| 飲むと抜け毛が増えた気がする | 睡眠不足・不安・胃腸不調で、休止期脱毛(過剰な毛の抜け)が重なることはあり得る | 2〜3か月の生活ログで原因を切り分け。続くなら受診 |
| やめれば髪が生える? | やめた“だけ”で発毛が約束されるわけではない。睡眠回復→抜け毛の落ち着きは狙えるが、AGAなら治療が本筋 | AGAっぽい進行(生え際/頭頂部/細毛化)なら早めに相談 |
ポイント:「眠気覚ましサプリ(カフェイン)を悪者にする」より、あなたの生活のどこが削れているかを見つける方が、髪にもメンタルにも勝ちやすいです。
眠気覚ましサプリ(カフェイン)と薄毛の関係(根拠):不安になりやすい7つの理由
1)まず前提:抜け毛=薄毛ではない(“普通の抜け”もある)
抜け毛が増えた気がすると、全部が薄毛に直結するように感じます。でも、皮膚科系の一次情報では、1日50〜100本程度の毛が抜けるのは正常範囲と説明されています。参照:American Academy of Dermatology(Hair shedding)
一方、明らかにそれ以上が毎日続く、地肌の見え方が変わる、分け目が広がるなどが出ると「過剰な毛の抜け(休止期脱毛など)」やAGAの可能性が上がります。
2)カフェインが「直接ハゲを起こす」より、生活を崩して間接影響が出やすい
厚生労働省は、カフェインの過剰摂取でめまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠、下痢、吐き気などが起こり得ると注意喚起しています。参照:厚生労働省(カフェインの過剰摂取Q&A)
これ、髪目線で言うと「髪に悪い」より先に、生活の足場がグラつくのが問題です。髪は“体調の通知表”なので、通知表が荒れます。
3)睡眠の質が落ちる:半減期2〜8時間、夕方以降が地味に効く
眠気覚ましサプリ(カフェイン)の一番の落とし穴は、夜の睡眠を削りやすいこと。
国立精神・神経医療研究センター(NCNP)の解説では、カフェインは摂取後30分〜2時間で血中濃度が最大になり、半減期(効果が半分になる時間)は2〜8時間と個人差があるとされています。参照:NCNP(カフェインと睡眠)
つまり、夕方に飲むと「寝る時間になってもまだ半分残ってる」ことが普通に起こります。睡眠が浅い日が続けば、髪のコンディションが落ちても不思議ではありません。
4)不安・イライラ・動悸が続くと、休止期脱毛の“引き金”と重なり得る
休止期脱毛(telogen effluvium)は、体のストレスや変化がきっかけで一時的に抜け毛が増える状態です。Cleveland Clinicの解説では、急性の休止期脱毛はストレッサー(体の変化)の2〜3か月後に起こりやすいとされています。参照:Cleveland Clinic(Telogen effluvium)
カフェインで必ず起きるわけではないですが、過剰摂取で睡眠不足や不調が続くと、結果として引き金が重なることはあり得ます。
5)食事が雑になる:眠気覚まし→食欲低下→栄養が抜ける(ここが“薄毛不安”の本丸)
眠気覚ましサプリに頼り始めると、
- 朝:サプリ+コーヒーでスタート
- 昼:食べる時間がなく、菓子パン
- 夜:遅い&どか食い
みたいに、食事が崩れやすくなります。髪の材料はたんぱく質や各種栄養素なので、食事が抜けると当然、髪のコンディションも落ちやすいです。
栄養と脱毛のレビューでは、毛の悩みがある人は病歴・食事歴・診察で不足リスクを見て、必要なら検査、リスクがなければ過剰な検査は必須ではない、という整理がされています。参照:Diet and hair loss(2017)
6)「カフェインで脱水してハゲる?」は誤解が混ざりやすい
よくある噂が「カフェインは利尿作用→脱水→頭皮乾燥→ハゲる」。
たしかにNCNPも利尿作用には触れていますが、カフェイン飲料が“即脱水”という理解は行きすぎになりやすいです。Mayo Clinicは、カフェイン飲料は通常は脱水を起こさない(ただし水が最良の選択)という趣旨で解説しています。参照:Mayo Clinic(Caffeine and dehydration)
髪目線では「脱水そのもの」より、睡眠不足・胃腸不調・食事の乱れの方が当たりやすい原因です。
7)“カフェインの合算”が地雷:サプリ+エナドリ+コーヒーのコンボ
カフェインはあちこちにいます。NCNPの表では、ドリップ式コーヒーはマグカップ1杯で約100mg、缶コーヒー/コーヒー飲料は1本あたり165〜480mg(製品による)、エナジードリンクも製品差が大きいことが示されています。参照:NCNP(カフェイン含有量)
さらに、消費者庁はカフェインを含む医薬品を服用する人は、高カフェイン飲料との併用に注意としています。参照:消費者庁(カフェイン注意)
そして、米FDAは「多くの成人で1日400mgが一般に問題を起こしにくい目安」としています(個人差あり)。参照:FDA(Caffeine)
眠気覚ましサプリの怖さは、“量よりも合算の見えにくさ”です。

眠気覚ましサプリ(カフェイン)の「やめ時」見極めチェック
やめ時は、精神論ではなくサインで判断するとラクです。
| やめ時サイン | 起きやすいこと | まずやる対処 |
|---|---|---|
| 寝つきが悪い/夜中に目が覚める | 睡眠不足が慢性化→疲労→さらにカフェイン…のループ | 夕方以降(できれば14〜15時以降)カフェインを避ける/量を半分へ |
| 動悸・手の震え・不安・イライラ | 過剰摂取サインの可能性(厚労省も症状を注意喚起) | サプリは中止または減量、併用(エナドリ等)を停止。続くなら受診 |
| 胃がムカムカ/下痢/吐き気 | 胃腸が崩れて食事が落ちる→栄養不足へ | 空腹で摂らない/水と一緒に/まずは量を減らす |
| 量が増えてきた(効かない→追加) | 耐性・依存の入り口。やめると頭痛などが出やすい | “いきなりゼロ”より段階的に減らす(次章で手順) |
| 抜け毛不安が強く、毎日チェックしてしまう | 不安→睡眠低下→さらに不安…の循環 | 2週間だけ「記録」と「対処」に集中(数える/写真/睡眠) |
危険サイン:強い動悸、胸痛、意識が遠のく感じ、嘔吐が止まらない、震えが強いなどがある場合は、カフェイン量に関わらず医療機関へ(まず体が優先)。厚労省や各公的機関も、過剰摂取の健康被害を注意喚起しています。参照:厚労省
具体策(手順):眠気覚ましサプリ(カフェイン)を“揉めずに”減らす方法
ここからが実践編。急にやめると頭痛などの離脱症状が出る人がいるので、コツは段階的にです。
STEP1:まず3日だけ「合算」を見える化(メモでOK)
サプリ・コーヒー・缶コーヒー・エナドリ・栄養ドリンク・チョコなど、カフェイン源を全部メモします。
NCNPの資料には、ドリップコーヒー1杯約100mg、缶コーヒーは1本165〜480mg(製品差)、エナジードリンクも幅があることが示されています。参照:NCNP
| よくある摂取源 | 量の目安(例) | 注意点 |
|---|---|---|
| ドリップコーヒー | マグカップ1杯で約100mg | 「朝+昼+夕」で簡単に合算が増える |
| 缶コーヒー/コーヒー飲料 | 1本あたり165〜480mg(製品による) | “眠気覚まし枠”になりやすいのでラベル確認 |
| エナジードリンク | 製品差が大きい(例:100mlあたり32〜300mgなど) | 複数本+サプリ併用が地雷 |
| お茶・紅茶 | 種類で差(玉露は多めなど) | 夜の置き換えはノンカフェインも検討 |
コツ:ここで「自分は意外と摂ってる/摂ってない」が分かると、不安が現実に着地します。
STEP2:減らす順番は「夕方以降 → 量 → 回数」
- 最優先:夕方以降(できれば14〜15時以降)をノンカフェインに寄せる
- 次:1回量を半分にする(サプリなら半量が可能かラベル/剤形で確認)
- 最後:回数を減らす(朝だけ、昼だけ、など)
睡眠が立て直せると、日中のカフェイン欲求が下がりやすいです。順番が逆(回数だけ減らす)だと、結局どこかでドカ飲みしがち。
STEP3:離脱(頭痛・だるさ)が心配なら「25〜50%ずつ数日おき」に
カフェインを急にゼロにすると、頭痛や眠気などの離脱症状が出る人がいます。医療情報の解説では、数日おきに25〜50%ずつ減らすのが離脱を抑える方法として紹介されています。参照:NCBI Bookshelf(Caffeine Withdrawal)
【例】毎日「サプリ+コーヒー2杯」だった場合 1〜3日目:夕方以降はゼロ(まず睡眠を守る) 4〜6日目:総量を75%に(サプリ半量 or コーヒー1.5杯) 7〜9日目:総量を50%に(サプリ中止→コーヒー1杯 など) 10日目〜:朝だけ少量、必要な日だけに
「頭痛が怖いからやめられない」人ほど、いきなり断つよりこのやり方が合いやすいです。

STEP4:眠気の代替は「光・水・5分運動・たんぱく質」が強い
眠気覚ましをカフェインだけに寄せると、減らすほど仕事が詰む…となりがち。代替をセットで入れます。
- 光:起きたらカーテン全開(5分でOK)
- 水:コップ1杯(カフェイン飲料は脱水に直結しないが、水はやはり強い)参照:Mayo Clinic
- 5分運動:階段・スクワット・早歩き(交感神経を自然に上げる)
- たんぱく質:朝に卵・ヨーグルト・納豆など(眠気の“底上げ”)
眠気の原因が睡眠不足なら、カフェインは「借金の先払い」になりやすいので、借金の利息を減らす方向へ。
STEP5:併用NGを知る(サプリ+医薬品+アルコール)
消費者庁は、高カフェイン飲料とアルコールの同時摂取、またカフェインを含む医薬品と高カフェイン飲料の併用に注意を促しています。参照:消費者庁
髪の話からズレるようですが、まず体調の安全が前提です。体調が崩れれば髪も荒れます。
受診目安:眠気覚ましサプリをやめるべき?それとも薄毛の診断が先?
まず「抜け毛のタイプ」を切り分ける
| 状況 | 特徴 | おすすめ行動 |
|---|---|---|
| 正常範囲の抜け毛 | 日によって増減。地肌の見え方は大きく変わらない | カフェインは“夕方以降カット”から。睡眠を整える |
| 休止期脱毛っぽい | 全体的に抜け毛が増える。きっかけ(不調/睡眠不足/ストレス)から時間差が出ることも | 2〜3か月の生活修正+記録。続く/強いなら皮膚科で相談 |
| AGAっぽい | 生え際・頭頂部が薄い/細毛化/進行が気になる | サプリより「診断→治療」が近道。オンラインAGA相談も有力 |
受診した方がいい“危険サイン”
- 強い動悸、胸の痛み、震えが強い、嘔吐が続く
- 不眠が続いて生活に支障が出ている
- 抜け毛が2〜3か月以上続く、または急激に増えた
- 生え際/頭頂部の薄さや細毛化が進んでいる(AGA疑い)
一般の皮膚科でも相談できますが、AGAっぽい(生え際・頭頂部・細毛化)なら、最初からオンラインAGAクリニックの無料カウンセリングを使うのが便利です。外出せず相談でき、今の状態を言語化できるだけで不安がかなり軽くなります(無料なら使わないともったいない、のやつ)。
FAQ:眠気覚ましサプリ(カフェイン)と薄毛のよくある疑問
Q1. 眠気覚ましサプリ(カフェイン)をやめたら、抜け毛はすぐ減る?
すぐ減るとは限りません。睡眠が整って体調が戻ると「抜け毛不安」が落ち着くことはありますが、休止期脱毛はタイムラグが出ることがあり、AGAなら治療が別軸です。参照:Cleveland Clinic
Q2. コーヒーは飲んでもいい?
多くの成人では、FDAが「1日400mgが一般に問題を起こしにくい目安」としています(個人差あり)。参照:FDA ただし睡眠が崩れる人は量より時間(夕方以降)を調整する方が効きます。
Q3. エナジードリンクやプレワークアウト(運動系サプリ)は髪に悪い?
髪に直接というより、カフェイン過剰・睡眠不足・胃腸不調などで体調が荒れやすいのが問題です。エナジードリンクは含有量の幅が大きく、過剰摂取の健康被害が報告されているとして注意点がまとめられています。参照:HFNet(エナジードリンク)
Q4. 「カフェインは脱水するからハゲる」は本当?
カフェイン飲料は通常は脱水を起こさない、という趣旨での解説があります。参照:Mayo Clinic ただし水がベストなのはその通り。髪目的なら「脱水」より睡眠と食事の方が当たりやすいです。
Q5. やめると頭痛が出そうで怖い…
離脱症状が心配なら、数日おきに25〜50%ずつ減らす方法が紹介されています。参照:NCBI Bookshelf “いきなりゼロ”はハードなので、設計で勝ちましょう。
Q6. カフェインって髪に良いって話もあるけど?
カフェインが毛包に作用する可能性を示唆する研究(主に実験/外用の文脈)もありますが、飲むタイプの眠気覚ましサプリで「発毛が確実」とは言いにくいです。薄毛が進行しているなら、まずはAGAの切り分けが優先です。
まとめ:眠気覚ましサプリ(カフェイン)でハゲる不安の着地点
- カフェイン自体がAGAを直接起こす根拠は限定的。睡眠・体調・食事が崩れると抜け毛不安が増えやすい
- やめ時は「不眠・動悸・不安・胃腸不調・量の増加」などのサインで判断
- 減らすなら夕方以降カット→量→回数。離脱が怖いなら段階的に
- 抜け毛が2〜3か月続く/AGAっぽい進行(生え際・頭頂部・細毛化)は早めに相談
次に読む(あなたの状況別)
- 生活習慣:睡眠不足・飲酒・食生活の乱れが続く。まず“抜け毛が不安になりにくい生活”を作りたい
- AGAの基礎:生え際・頭頂部・細毛化が気になる。AGAの進行パターンと見分け方を整理したい
- AGA治療:サプリや生活改善だけでは不安が消えない。治療の全体像を先に知っておきたい
- 頭皮の悩み・ケア:かゆみ・赤み・フケがある。抜け毛より先に頭皮環境を整えたい
- よくある疑問:食べ物・飲み物・サプリの噂を、根拠ベースでまとめて不安を減らしたい
この記事の根拠(一次情報中心)
- 厚生労働省:食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A
- 消費者庁:食品に含まれるカフェインの過剰摂取について(医薬品・アルコール併用注意など)
- 農林水産省:カフェインの過剰摂取について(各国基準・高濃度製品の注意など)
- 国立精神・神経医療研究センター(NCNP):カフェインと睡眠(含有量、半減期、睡眠への影響)
- FDA:How much caffeine is too much?(成人400mg/日の目安)
- American Academy of Dermatology:Hair shedding(正常な抜け毛の目安)
- Cleveland Clinic:Telogen effluvium(きっかけからの時間差など)
- Diet and hair loss: effects of nutrient deficiency and supplement use(2017レビュー)
- 国立健康・栄養研究所:HFNet(エナジードリンクの注意点)
- NCBI Bookshelf:Caffeine Withdrawal(段階的減量の考え方)
- Mayo Clinic:Caffeine and dehydration(脱水に関する整理)


