カフェインを断つと抜け毛は減るの?それとも関係ない?
コーヒーやエナジードリンクを飲んだ日の夜、
シャンプーで抜け毛が多いと「これ、カフェインのせい…?」と不安になりますよね。
でも、いきなり完全に断つのはしんどいし、続かなかったら自己嫌悪…。
先に結論を言うと、まずは「断つ」よりも「摂る時間を早める」ほうが成功率が高いです。
それでも抜け毛が急増している、地肌が炎症っぽい、円形に抜けるなどがあれば、カフェイン以前に医師で原因確認が近道になります。

だから最初の一手は“量をゼロ”ではなく“時間を前倒し”。
それでも急な増加があるなら、生活習慣だけで抱えないで医師で確認しましょう。
この記事でわかること↓
- カフェインと抜け毛の「本当の関係」(直接?間接?)
- 断つより先にやるべき「摂取時間の調整」
- 続く「段階的な減らし方」4週間プラン
- 抜け毛を減らすための「評価の手順」(いつ・何を見る?)
- 受診すべき危険サインと、受診先の選び方
焦らず、判断軸を持って進めましょう。
カフェインを断つと抜け毛は減る?先に知っておく判断軸
カフェインを完全に断てば抜け毛が必ず減る、とは言い切れません。
ただし、カフェインの摂り方が原因で睡眠の質が落ちている人は、見直すと抜け毛の「増え方」が落ち着く可能性があります。
判断をラクにするために、まずはこの3つで見てください。
- ① 量より「時間」:夕方以降に飲むほど睡眠に響きやすい
- ② 抜け毛は「今日のせい」になりにくい:増え始めた時期は2〜3か月前の出来事が関係することも
- ③ 抜け毛のタイプ:全体的に増えた(休止期脱毛っぽい)/生え際・頭頂部が薄い(AGAっぽい)/円形(別の疾患の可能性)
「でも、昨日コーヒー多めに飲んだし、今日めちゃ抜けた…」と思いますよね。
確かに体感としては結びつけたくなります。ですが、毛はサイクルで抜けるので、“直近の一杯”だけが原因とは限りません。
次の一手はシンプルです。
- まずカフェインの摂取を“午前〜昼”に寄せる
- それで睡眠が改善しそうなら、段階的に減らす
- 抜け毛急増や危険サインがあるなら、医師で確認
カフェインと抜け毛の関係の根拠を整理
抜け毛が増えた=薄毛が進行、とは限らない
最初に答えると、抜け毛(ヘアシェディング)と薄毛(ヘアロス)は別物のことがあります。
たとえば1日50〜100本程度の抜け毛は「正常範囲」とされることがあります(個人差はあります)。
一方で、明らかにそれ以上が続くと「休止期脱毛(テロゲン脱毛)」などが疑われます。
でも、「排水口が真っ黒」だとそれだけで怖いですよね。
確かにそうです。まずは“本数”より“増え方と期間”で見ましょう。
- 急に増えた:2〜3か月前の強いストレス・体調変化が関与することも
- じわじわ増えた+生え際/頭頂部が目立つ:AGAのパターンも
次の一手:まずは増え始めた時期をメモし、生活の出来事(睡眠・体調・仕事)と照らします。
カフェインが「直接」髪を抜く証拠は強くない
結論から言うと、飲むカフェインがそのまま髪を抜く、と断定できる強い根拠は多くありません。
むしろ研究は「摂取」よりも、頭皮に塗るカフェイン(外用)の話が中心です。
外用カフェインの臨床試験やレビューはありますが、これは「飲むのを断てば抜け毛が減る」という話とは別ルートです。
でも、「ネットで“カフェインは薄毛に悪い”って見た」…ありますよね。
確かに情報が混ざりやすい分野です。外用の話が、飲む話として広がっていることもあります。
次の一手:まずは「悪者探し」より、睡眠・ストレス・食事の影響を優先して点検しましょう。
ポイントは“睡眠の質”:カフェインは長く残りやすい
ここが一番現実的です。カフェインは体内に数時間残り、睡眠に影響することがあります。
平均的な半減期は約5時間とされ、個人差も大きいです(体質、喫煙、薬、妊娠など)。
睡眠の質が落ちると、体の回復やストレス耐性が下がり、結果として抜け毛が「目立ちやすい」状態になることがあります。
「でも自分、寝つきは悪くないし大丈夫かも…」と思いますよね。
確かに“寝つき”だけでは判断しにくいです。夜中に目が覚める、朝スッキリしないはカフェインの影響が隠れていることも。
次の一手:まず午後のカフェインを前倒し(またはデカフェ)にして、睡眠の体感が変わるか見ます。
抜け毛が増えた原因は「2〜3か月前」にあることも
答えを先に言うと、抜け毛の増加は“今の生活”とズレて出ることがあります。
強いストレス、発熱、手術、急なダイエットなどで、成長期の毛が休止期に移行し、数か月後にどっと抜けることがあります。
そのため「カフェイン断ちを始めたのに、まだ抜ける…」は珍しくありません。
でも、頑張ってるのに結果が見えないと、やめたくなりますよね。
確かにそうです。ここは“評価のタイミング”を間違えると挫折しやすいポイント。
次の一手:抜け毛の評価は最低8週間、見た目の密度は3〜6か月を目安にします(途中で不安なら受診で確認)。
「カフェインを断ったら減った」人がいる理由
先に答えると、断って改善した人がいるのは不思議ではありません。
ただし多くは、カフェインそのものというより、
- 夕方以降の摂取が減って睡眠が改善
- 胃腸の負担が減って食事が整う
- “やることが決まった”安心感でストレスが下がる
このような間接ルートで良い方向に動くことがあります。
「でも、じゃあ断ったほうがいいってこと?」と迷いますよね。
確かにそう感じます。ただ、いきなりゼロにすると頭痛などで逆にストレスになることも。
次の一手:改善狙いなら“断つ”より“整える”から。具体的には摂取時間を早める→量を減らすの順が続きやすいです。
カフェイン以外の「見落としがち原因」も一緒に点検
結論:抜け毛の原因は1つに決め打ちしないほうが安全です。
たとえば、
- AGA(男性型脱毛症):生え際や頭頂部がじわじわ薄い
- 頭皮の炎症:かゆみ、フケ、赤み、痛み
- 栄養・体調:急な減量、鉄欠乏、甲状腺の異常など
- 薬:副作用として抜け毛が増えることも
「でも、原因が多すぎて結局どうしたら…」ってなりますよね。
確かにそうです。だからこそ、生活側でやることは“再現性が高い順”に絞ります。
次の一手:まずは睡眠を崩しやすいカフェインの時間を調整し、それでも不安が残るなら受診で原因を絞り込みます。
カフェイン断ちで抜け毛を見直す手順(続くやり方)
いきなりゼロは続きにくいので、「時間→量→習慣」の順で進めます。
- 基準日を作る:今日から1週間、「何時に」「何を」「どれくらい」飲んだかメモ
- 最優先は摂取時間:まずは午後(できれば15時以降)を避ける
- 次に量:減らし方は段階的(下の表の4週間プラン)
- 評価:抜け毛は8週間、見た目は3〜6か月で観察
「でも、仕事の集中にコーヒーが必要なんだよ…」ありますよね。
確かにそうです。だから“ゼロ”より“置き換え”を使います。
- 午後はデカフェ、麦茶、炭酸水、温かいスープで「手持ち無沙汰」を潰す
- 眠気対策は5〜10分の外気/歩き、水分、昼食の糖質を摂りすぎないが意外と効く
| 週 | やること(現実的) | 見るポイント |
|---|---|---|
| 1週目 | 午後のカフェインを前倒し(例:最後は14時まで) | 寝つき/夜中覚醒/朝のだるさ |
| 2週目 | 午後はデカフェ or 半分量に置き換え | 日中の集中力(落ちすぎないか) |
| 3週目 | 総量をさらに1段階減らす(例:1日1杯減) | 頭痛・イライラ(離脱症状が強いなら減らす速度を緩める) |
| 4週目 | 「必要な日だけ」にして習慣飲みを卒業 | 抜け毛の“増え方”が落ち着く傾向があるか |

頭痛が出るなら“根性”じゃなく“刻み”でOKです。
抜け毛の評価は8週間。短期で結論を出さないのがコツですよ。
評価のやり方(おすすめ)
- 週1回:同じ明るさ・同じ角度で頭頂部/生え際の写真
- 毎日:睡眠(寝つき/夜中覚醒/朝のスッキリ感)を10点満点でメモ
- シャンプー時:抜け毛が「急に増えた日」があれば、その前後の生活(残業・飲酒・睡眠不足)も一緒にメモ
「でも、数えるのは面倒…」ですよね。
確かにそうです。数はざっくりで十分です。“増え方が続くかどうか”がわかればOK。
次の一手:まずは写真+睡眠スコアだけでも始めましょう。
抜け毛が増えたときの受診目安(危険サイン)
生活習慣でできることは大事ですが、医師で確認したほうが早いケースもあります。
早めに受診の目安(危険サイン)
- 円形に抜ける/急に地肌が見える範囲が広がる
- 頭皮の赤み・痛み・強いかゆみ・膿(炎症っぽい)
- 抜け毛が急増して2〜4週間以上続く
- 発熱・強い体調不良・急激な体重減少の後に抜け毛が増えた
- 家族歴があり、生え際や頭頂部がじわじわ薄い(AGAパターン)
「でも病院って大げさかな…」と思いますよね。
確かに、受診のハードルはあります。とはいえ、原因がわかるだけで安心する人も多いです。
受診先の選び方(ざっくりでOK)
| 状況 | 向きやすい受診先 | 理由 |
|---|---|---|
| 生え際・頭頂部が薄い(AGAっぽい) | オンラインAGAクリニック(+必要なら対面) | 問診〜治療開始までが早く、継続しやすい。無料カウンセリングがある所も多く、判断材料が増える。 |
| 円形脱毛、炎症、痛み、フケが強い | 皮膚科(対面) | 頭皮の視診・触診が重要。感染症や炎症性疾患の除外が必要。 |
| 急激な抜け毛増加(全体的) | 皮膚科/内科(必要に応じて) | 休止期脱毛の背景に、体調変化・貧血・甲状腺などが隠れることも。 |

無料カウンセリングで“あなたの抜け毛が何寄りか”を整理できるだけでも価値あり。
逆に、痛み・赤み・円形は対面優先。ここは迷わないでOKです。
注意:この記事は一般情報です。体質や持病、服薬状況で最適解は変わります。心配なら医師へ。
カフェイン断ちと抜け毛のFAQ
どれくらいで抜け毛は減りますか?
目安として、抜け毛の「増え方」が落ち着くかの評価は8週間くらいを見てください。
見た目のボリューム(密度)は毛のサイクルがあるので、3〜6か月単位になりやすいです。
「でも今すぐ変化がほしい…」ですよね。確かに気持ちはわかります。だからまずは睡眠の体感(朝のスッキリ)を先に成果指標にするのがおすすめです。
毎日コーヒーを飲んでも大丈夫?
一般に、健康な成人はカフェイン摂取量に目安が示されています(体質差は大きいです)。
量よりも、あなたの場合は睡眠に響いていないかが最重要です。夕方以降に飲む習慣があるなら、そこを直すだけで変わることがあります。
「でも仕事の習慣で…」確かに難しいので、午後はデカフェなど“逃げ道”を用意しましょう。
エナジードリンクはやめたほうがいい?
抜け毛というより、睡眠と自律神経の観点で見直す価値があります。
カフェイン量が多い製品もあり、短時間で摂れる分、夕方以降にズレ込みやすいからです。
「でも眠いんだよ…」確かにそうです。まずはエナジードリンクを“午後は避ける”だけでも効果を感じやすいです。
デカフェならOKですか?
デカフェでも少量のカフェインが入ることはありますが、午後の置き換えとしては実用的です。
「でもゼロじゃないと意味ない?」と思いますよね。確かに気になりますが、目的は“睡眠を守ること”。ゼロにこだわりすぎてストレスを増やすより、続く形が勝ちです。
抜け毛が増えるのは「カフェイン離脱」ですか?
離脱症状は主に頭痛、だるさ、集中しづらさなどが知られています。抜け毛が離脱で急増する、と断定はできません。
ただ、離脱のストレスで睡眠が乱れると、結果的に抜け毛が気になりやすくなることはあり得ます。
「でもやめた途端に増えた気が…」確かに体感は強いです。減らす速度を緩め、睡眠が整うペースで進めてください。
カフェイン以外で、今日からできることは?
優先順位は、①睡眠の確保、②食事(タンパク質・鉄・亜鉛を意識)、③頭皮の炎症を放置しない、の順が堅いです。
「結局全部か…」と思いますよね。確かに全部やろうとすると続きません。まずは“カフェインの時間”だけ整えて、他は1つずつでOKです。
まとめ
- カフェインを断つ=抜け毛が必ず減る、とは限らない
- まずは摂取時間の調整(午後を避ける)が最優先
- いきなりゼロより、段階的に減らすほうが続く
- 評価は抜け毛:8週間/見た目:3〜6か月の目安
- 急増・円形・炎症などがあれば医師で原因確認が近道
変化が出るまでのイメージ(目安)
0週 2週 4週 8週 12週 24週 |-----|-----|-----|--------|------------| 時間調整 量を減らす 抜け毛の増え方を評価 見た目の密度も評価 (午後カフェインを前倒し) (写真で比較)
カフェインを断つと抜け毛は減る?の総まとめ
断つかどうかで迷うときは、まず「午後のカフェインをやめる(前倒し)」から始めるのがいちばん失敗しにくいです。
それで睡眠が良くなり、抜け毛の増え方が落ち着くなら「あなたにとっては効いた」可能性があります。
逆に、急激な増加や円形、炎症があるなら、カフェインだけに絞らず医師で確認して早めに安心を取りにいきましょう。
次に読む(あなたの状況別)
- 生活習慣:睡眠・食事・運動で、抜け毛の土台を整えたい
- 頭皮の悩み・ケア:かゆみ・フケ・赤みがあって、頭皮環境も気になる
- AGA治療(医療):生え際/頭頂部が薄く、AGAの可能性も確認したい
- クリニック比較:オンラインAGAクリニックも含めて、自分に合う相談先を選びたい
この記事の根拠(一次情報中心)
- American Academy of Dermatology:Hair shedding(抜け毛の基礎)
- British Association of Dermatologists:Telogen effluvium(休止期脱毛の患者向け情報)
- NIH NCBI Bookshelf:Pharmacology of Caffeine(半減期など)
- 厚生労働省:食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A
- 農林水産省:カフェインの過剰摂取について
- 米国FDA:How much caffeine is too much?
- Mayo Clinic Press:カフェインと睡眠(摂取時間の目安)
- 日本皮膚科学会:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版(PDF)


