「エナジードリンクを飲むとハゲる」って、本当?
眠気覚ましや仕事の追い込みで、エナドリが習慣になっていると…ふとした瞬間に「これ、薄毛に悪いのでは?」と不安になりますよね。しかも抜け毛って、ちょっと増えただけでも心に刺さる。
結論から言うと、エナジードリンク“そのもの”がAGA(男性型脱毛症)の直接原因だと断定はできません。ただし、エナドリ習慣は睡眠の質低下や糖分の摂りすぎなどを引き起こしやすく、髪と頭皮のコンディションを崩す「間接ルート」になりやすいのは事実です。

- エナジードリンクを飲むとハゲるのは本当か(結論と考え方)
- カフェイン・糖分が薄毛不安につながる「間接ルート」
- カフェイン量の目安と、ラベルの見方(100mL表記の換算)
- エナドリを減らす具体的な手順(2週間の現実的プラン)
- 受診の目安:AGAの見分け方と、無料で相談できる選択肢
「やめる」か「続ける」かの二択にしないでOK。まずは仕組みを理解して、あなたが迷わない判断軸を作っていきましょう。
エナジードリンクを飲むとハゲるのは本当?結論:直接より「生活の崩れ」で説明しやすい
薄毛の原因は1つではありません。ざっくり分けると次の3パターンが多いです。
- AGA(男性型脱毛症):遺伝×ホルモンの影響で、生え際や頭頂部から進行しやすい
- 一時的な抜け毛(休止期脱毛など):強いストレス、睡眠不足、栄養の偏り、体調変化の後に増えやすい
- 頭皮トラブル由来:炎症、かゆみ、フケ、皮膚疾患などが背景にあることも
エナジードリンクで問題になりやすいのは、AGAを直接作るというより、睡眠や食事が崩れて「抜け毛が増えた気がする」状態を作りやすいこと。
つまり、薄毛不安を減らすコツはエナドリの“本数”より、生活の崩れポイントを特定して直すことです。
根拠:エナジードリンクが薄毛不安につながる5つ以上のポイント(カフェイン・糖分)
1)カフェインは「夕方〜就寝前」で睡眠に響きやすい
厚生労働省の「睡眠指針」では、カフェインは覚醒作用があり、夕方から就寝前の摂取が入眠を妨げたり、睡眠時間を短くしたり、睡眠を浅くする傾向があるとされています(カフェインは摂取後30分〜1時間でピーク、半減期は3〜5時間の記載)。
参考:厚生労働省:健康づくりのための睡眠指針 2014(カフェインと睡眠)
2)「就寝前100mg」で睡眠に影響が出る人がいる(個人差あり)
食品安全委員会がまとめたカフェイン資料では、1回100mgのカフェインを特に寝る前に摂った場合、睡眠に影響が出る人もいるという趣旨の情報が示されています。
参考:食品安全委員会:カフェインに関する情報(100mgと睡眠)
3)カフェインの「目安」は1回200mg・1日400mg(妊婦は1日200mg)
食品安全委員会のファクトシートでは、EFSAの科学的意見書を引用し、健康な成人では1回200mg、1日400mgまでの摂取で健康への懸念は基本的にない(妊婦は1日200mg以下)といった考え方が整理されています。
4)エナドリは「コーヒー2〜3杯分」相当のカフェインを含むものもある
消費者庁は、いわゆるエナジードリンクは缶や瓶1本当たりでコーヒー2〜3杯分に相当するカフェインを含むものもあるため、1日に何本も飲まないよう注意を促しています。
5)ラベルのカフェインは「100mL表記」が多い:換算しないと本数が増えやすい
農林水産省は、エナジードリンク等の成分表示が100mL当たりの濃度で書かれていることが多く、缶・瓶1本に換算するとコーヒー約2杯分に相当するものもあるので、飲み過ぎないよう注意を促しています。
6)糖分の多い飲料と薄毛の“関連”を示す研究がある(ただし因果は断定できない)
砂糖入り飲料(糖分の多い飲料)と男性型脱毛の関連を調べた研究(中国での横断研究)では、糖分の多い飲料の摂取が多い群で男性型脱毛のリスクが高い関連が示されています。
ただし、横断研究は「同時点のアンケート」なので、原因か結果かは断定できません(生活習慣・ストレスなどの影響も混ざり得ます)。
参考:The Association between Sugar-Sweetened Beverages and Male Pattern Hair Loss in Young Men(PubMed)
7)エナドリ×アルコールは要注意(体へのリスクが増える)
農林水産省は、エナジードリンクなどカフェインを多く含む清涼飲料水とアルコールを一緒に摂取しないよう注意喚起しています。髪以前に、体の安全面で避けたい組み合わせです。
参考:農林水産省:カフェインの過剰摂取について(アルコール注意)
| 薄毛不安が増えやすい「間接ルート」 | エナドリ習慣で起きがちなこと | あなたが先に直すポイント |
|---|---|---|
| 睡眠の質が落ちる | 夕方以降のカフェイン/寝る直前の1本 | カフェインの締切時間を決める |
| 糖分で食事が乱れる | 甘い飲料で血糖が上下→夜食・欠食 | 「糖分あり」を毎日→週◯回へ |
| ストレス&疲労の固定化 | 根本の疲れを“上書き”し続ける | 疲労の原因(睡眠・食事・運動)を1つ改善 |
| カフェイン量の見誤り | 100mL表記で実量が見えない | 「1本あたりmg」に換算して把握 |

カフェイン量の目安と「ラベルの見方」:不安の正体は“把握できてないこと”
先に、数字の目安を置いておきます(※体質や薬、肝機能、喫煙などで個人差があります)。
- 成人の目安:1回200mg/1日400mgまでが一つの目安
- 妊婦の目安:1日200mg以下
- 就寝前:100mgでも睡眠に影響が出る人がいる
参考:食品安全委員会:食品中のカフェイン / 食品安全委員会:カフェイン情報(睡眠)
ラベルの落とし穴:「100mLあたり○mg」と書かれている場合、1本の容量(mL)を掛け算しないと実量がわかりません。
- 例:100mLあたり32mg、内容量250mL → 32×2.5=80mg
- 例:100mLあたり40mg、内容量355mL → 40×3.55=142mg
| 判断に使う目安 | ざっくりの基準 | 薄毛不安の観点での意味 |
|---|---|---|
| 1回のカフェイン | 200mg(成人の目安) | 「一気飲み」を避ける目安 |
| 1日のカフェイン | 400mg(成人の目安) | “積み上げ”で睡眠が崩れやすい |
| 就寝前の摂取 | 100mgでも影響が出る人がいる | 睡眠の質→抜け毛不安に直結しやすい |
| エナドリの特徴 | 1本でコーヒー2〜3杯分相当のものも | 「気づかないうちに多い」が起きる |
簡易タイムライン(カフェインの“残りやすさ”イメージ)
例:半減期を約5時間と仮定(人によって差あり) 飲んだ直後 100% ████████████████████ 5時間後 50% ██████████ 10時間後 25% █████ 15時間後 12% ██ ※夕方〜夜の摂取は、寝る時間にまだ残っている可能性がある
半減期や夕方以降の注意については、厚労省の睡眠指針でも触れられています。
参考:厚生労働省:睡眠指針 2014
具体策(手順):エナジードリンク習慣を“無理なく”減らす2週間プラン
いきなりゼロにすると、頭痛・だるさ・集中力低下などで失敗しやすいです。おすすめは「時間を早める」→「本数を減らす」→「糖分を減らす」の順。
ステップ0:まず「飲む目的」を1行で書く
- 眠いから?(睡眠不足)
- 食後に眠くなるから?(昼食の糖質過多)
- なんとなく不安だから?(ストレス)
目的が違うと、解決策も違います。髪のためにも「原因の切り分け」が近道。
2週間プラン(現実的に続く版)
| 期間 | やること | コツ |
|---|---|---|
| 1〜3日目 | 締切時間を設定(例:15時まで) | 夜の睡眠が整うほど、翌日のエナドリ欲が減る |
| 4〜7日目 | 「毎日」→隔日へ | 飲まない日は水・炭酸水・無糖茶で“手持ち感”を残す |
| 8〜10日目 | 糖分あり→糖分少なめ/無糖へ寄せる | 甘さが欲しいなら、まずは食後に回す(空腹時を避ける) |
| 11〜14日目 | 週の上限を決める(例:週2回) | 「飲む日は昼まで」「夜は避ける」を固定ルールに |

飲み方のコツ:髪の不安を増やさない3ルール
- ルール1:空腹で一気飲みしない(胃と自律神経が荒れやすい)
- ルール2:「エナドリ+甘いお菓子」をセット化しない(糖分が積み上がる)
- ルール3:エナドリとアルコールは混ぜない(安全面でNG)
「眠気の根本」対策:エナドリの代わりに効きやすい順
髪に優しいのは“覚醒の上書き”より“回復の底上げ”。
- 10分だけ外に出て光を浴びる(眠気リセットになりやすい)
- 水をコップ1杯(脱水気味だとだるさが出やすい)
- 昼食の「炭水化物どか食い」を減らす(食後の眠気が軽くなることが多い)
- 短い仮眠(15〜20分)(可能なら最強)
受診の目安:エナドリより「AGAかどうか」の切り分けが先
生活を整えるのは大事。でも、薄毛はAGAが混ざっているかどうかで戦略が変わります。
AGAっぽい進み方(チェック)
- 生え際が後退してきた(M字っぽい)
- 頭頂部(つむじ)が透けるようになってきた
- 抜け毛よりも、毛が細くなった感じが強い
- 家族にAGAの人がいる
急ぎで相談したい「危険サイン」
- 円形に抜けた/一部だけ極端に薄い
- 頭皮の赤み・かゆみ・痛みが続く
- 短期間で抜け毛が急増した(手ぐしや排水口が明らかに増えた)
- 体調不良、急な減量、強いストレスの後に薄くなった
薄毛は原因で対処が変わるので、自己判断で抱え込むより、医師で切り分けた方が早いです。
参考:American Academy of Dermatology:Hair shedding(過剰な抜け毛の考え方) / American Academy of Dermatology:Causes of hair loss
基本は「オンラインAGAクリニックの無料カウンセリング」が便利
AGAの可能性があるなら、早めに相談して選択肢(治療の有無・費用感・副作用の説明)を知るだけで不安がかなり下がります。
最近はオンラインで無料カウンセリングできるAGAクリニックもあり、普通に受けられて無料なら、使わないともったいないくらいの感覚でOKです。
日本皮膚科学会の診療ガイドライン(2017年版)でも、治療の考え方や推奨度が整理されています(医師と相談して判断)。
参考:日本皮膚科学会:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版(PDF)

FAQ:エナジードリンクを飲むとハゲる本当?よくある疑問
Q. 1日1本でもダメ?
A. 1本だから即アウト、とは言い切れません。ポイントは飲む時間と1日トータルのカフェイン量、そして睡眠が崩れているかです。夜の睡眠に響くなら、まず「締切時間」を早めてみてください。
Q. 夕方に飲むのは何時までが目安?
A. 体質差はありますが、睡眠の観点では夕方以降は控える考え方が示されています。厚労省の睡眠指針でも、夕方〜就寝前のカフェイン摂取が入眠や睡眠の質に影響する傾向が述べられています。
Q. 無糖(シュガーフリー)なら薄毛的に安心?
A. 糖分は減らせますが、カフェインで睡眠が崩れるなら安心とは言い切れません。「無糖にしたのに不安が減らない」場合は、飲む時間と総量を見直すのがおすすめです。
Q. タウリンやビタミンBが入ってるから髪に良い?
A. 「入っている=髪が増える」とは断定できません。髪の悩みは、まずAGAの有無と睡眠・栄養・ストレスの土台を整えるのが先です。
Q. エナドリを減らしたら抜け毛はすぐ止まる?
A. 抜け毛にはタイムラグがあることがあります。生活が整っても、髪のサイクルの都合で“すぐ”変化しない場合も。まずは睡眠の質が改善したかを指標にしつつ、写真で月1チェックがおすすめです。
Q. どのタイミングで医師に相談すべき?
A. 生え際・頭頂部の進行(AGAっぽい)や、頭皮の炎症、急な脱毛があるなら早めに相談してOKです。オンラインAGAクリニックの無料カウンセリングも選択肢です。
まとめ:エナジードリンクでハゲるか不安なら「睡眠・糖分・切り分け」が最優先
- エナジードリンクを飲むとハゲる、とは直接は断定できない
- ただし睡眠の質低下や糖分の積み上げで薄毛不安が増えやすい
- まずはカフェインの締切時間を作り、ラベルを1本あたりmgで把握する
- 2週間プランで「時間→本数→糖分」の順に整えると続きやすい
- AGAっぽい進み方なら、生活改善だけで抱えず早めに相談(無料カウンセリングも活用)
次に読む(あなたの状況別)
- 「AGAの仕組み」から不安を整理したい → AGAの基礎
- 睡眠・ストレス・食事など、土台から整えたい → 生活習慣
- 頭皮のかゆみ・フケ・赤みも気になる → 頭皮の悩み・ケア
- 治療の全体像(内服薬・外用薬)を知って迷いを減らしたい → AGA治療
- クリニック選び(オンライン含む)の判断軸がほしい → クリニック
- 同じ系統の疑問をまとめて読みたい → よくある疑問
この記事の根拠(一次情報中心)
- 厚生労働省:健康づくりのための睡眠指針 2014(カフェインと睡眠)
- 厚生労働省:食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A
- 消費者庁:食品に含まれるカフェインの過剰摂取について
- 農林水産省:カフェインの過剰摂取について
- 食品安全委員会:食品中のカフェイン(EFSA意見書の引用を含む)
- 食品安全委員会:カフェインに関する情報(睡眠・摂取量の目安)
- The Association between Sugar-Sweetened Beverages and Male Pattern Hair Loss in Young Men(横断研究)
- 日本皮膚科学会:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版(PDF)
- American Academy of Dermatology:Do you have hair loss or hair shedding?
- American Academy of Dermatology:Hair loss causes


