「納豆を食べると髪が太くなる」って本当?…気になって、つい検索してしまいませんか。
薄毛が気になりはじめると、食事・サプリ・シャンプーなど、あらゆる“良さそうな情報”が目に入りますよね。
でも情報が多いほど、「結局どれを信じればいいの?」と迷いやすいのも事実です。
結論から言うと、納豆=髪を太くする“特効薬”ではありません。ただし、髪の材料(たんぱく質など)を底上げする“土台づくり”としては役に立つ可能性があります。
つまり、期待値は「0か100か」ではなく、“不足の穴埋めができるかどうか”で決まります。

- 「納豆を食べると髪が太くなる本当?」の結論と期待値
- 納豆(発酵食品)に期待できる栄養の役割/期待しすぎ注意ポイント
- 続けやすい食べ方(量・頻度・組み合わせ)
- 薄毛が進むときの受診目安(オンラインAGAクリニックを含む)
- よくある疑問(毎日食べる?食べすぎは?薬との相性は?)
食事は“毎日の積み重ね”なので、できるだけシンプルに、現実的にいきましょう。
では本文で、納豆の期待値をきれいに整理します。
- 納豆を食べると髪が太くなる本当?結論:期待値は「土台づくり」まで
- 納豆で髪が太くなると言われる理由:髪の主材料はたんぱく質
- 納豆の栄養を数字で確認:1パックでどれくらい摂れる?
- 大豆イソフラボンは髪に効く?結論:期待しすぎず、摂り方を安全に
- 発酵食品と腸内環境は髪に関係ある?結論:可能性はあるが研究は発展途上
- 栄養は「不足」も「過剰」もNG:サプリで逆に抜け毛が増えることも
- AGAが原因なら「納豆だけ」では太くなりにくい:薄毛の本丸を確認しよう
- 納豆を続けるなら:髪のための“現実的な食べ方”3ステップ
- 納豆の見直し基準:こんな時は“食事だけ”から一段上へ
- 受診目安:納豆より先に“薄毛の原因”を確かめたいサイン
- FAQ:納豆を食べると髪が太くなる?よくある質問
- まとめ:納豆は「髪の土台」。でも“本丸”の確認がいちばん効く
- 次に読む(あなたの状況別)
- この記事の根拠(一次情報中心)
納豆を食べると髪が太くなる本当?結論:期待値は「土台づくり」まで
納豆を食べても、それ単体で髪が劇的に太くなる可能性は高くありません。
理由はシンプルで、髪の太さは「毛根の働き」「ホルモンの影響(AGAなど)」「毛周期(成長期の長さ)」に強く左右されるからです。
ただし、たんぱく質・亜鉛・鉄などが不足している人や、食生活が乱れて“材料が足りていない”状態なら、納豆を含む食事改善で「細く見える状態」を押し上げられる可能性はあります。
ざっくり期待値(星田の目安)
髪が太く見える・抜け毛が減るへの寄与(目安) AGA治療(医師の処方) █████ 5 生活習慣の総合改善 ████ 4 栄養不足の穴埋め(食事) ███ 3 納豆(1日1パックの習慣) ██ 2 「納豆だけ」で逆転ホームラン █ 1
※個人差があります。納豆を否定するのではなく、「役割」を正しく置くのがポイントです。
納豆で髪が太くなると言われる理由:髪の主材料はたんぱく質
髪の毛(毛幹)の主成分はケラチンというたんぱく質です。
だからこそ、食事でたんぱく質が不足すると、髪のコンディションに影響が出やすいと考えられます。
アメリカ皮膚科学会(AAD)も、栄養素(ビオチン・鉄・たんぱく質・亜鉛)が不足すると目立つ脱毛につながり得ると説明しています。
「足りないものを足す」方向なら筋が通りますね。
参考:American Academy of Dermatology:Hair loss causes(栄養不足の項)

納豆の栄養を数字で確認:1パックでどれくらい摂れる?
「栄養がある」は便利な言葉ですが、実際は“どれくらい入っているか”が大事です。
文部科学省の食品成分データベース(日本食品標準成分表)では、糸引き納豆(可食部100gあたり)の栄養が示されています。
参考:食品成分データベース:糸引き納豆(無機質・ビタミン類)
| 成分 | 100gあたり(糸引き納豆) | 1パック45g換算(目安) | 髪への関わり(ざっくり) |
|---|---|---|---|
| たんぱく質 | 16.5g | 約7.4g | 髪の主材料 |
| 食物繊維 | 9.5g | 約4.3g | 腸内環境の土台に |
| 鉄 | 3.3mg | 約1.5mg | 不足で抜け毛が増えることも |
| 亜鉛 | 1.9mg | 約0.9mg | たんぱく質合成に関わる |
| ビオチン | 18.2μg | 約8μg | 不足は脱毛に関連 |
| ビタミンK | 870μg | 約390μg | 薬との相性に注意(後述) |
| セレン | 16μg | 約7μg | 不足も過剰もよくない(後述) |
ポイントは、納豆は“高たんぱく・ミネラルもそこそこ・食物繊維もある”ということ。
ただし、これで「髪が太くなる」と言い切れるかというと、そこは別問題です。髪の太さを左右する要因が多いからですね。
大豆イソフラボンは髪に効く?結論:期待しすぎず、摂り方を安全に
納豆(大豆食品)といえば「大豆イソフラボン」。
ただ、薄毛・AGAの文脈でイソフラボンを“髪が太くなる成分”として断定するのは難しいです。研究の解釈が分かれやすく、個人差も大きい領域だからです。
ここで大事なのは、効果より先に安全な摂り方。
食品安全委員会は、大豆イソフラボンの安全な一日摂取目安量の上限値を「大豆イソフラボンアグリコンとして70〜75mg/日」としています。
参考:食品安全委員会:大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A
結論:納豆は通常の食品として食べる範囲なら、過度に怖がる必要は一般的に高くありません。
一方で、イソフラボンのサプリを上乗せする場合は“やりすぎ”になりやすいので、注意しましょう。
発酵食品と腸内環境は髪に関係ある?結論:可能性はあるが研究は発展途上
「腸内環境が整うと髪にも良い?」という話、よく見ますよね。
ここは“言い方”が大切で、現時点では髪に直結すると断定するより、「間接的に影響する可能性」くらいが現実的です。
腸内細菌と脱毛(alopecia)を扱ったレビューでは、腸と皮膚(毛を含む)のつながりに注目が集まっていることがまとめられています。
参考:The Gut and Skin Microbiome in Alopecia(Review)
また、AGA(androgenic alopecia)に対してプロバイオティクスを評価した臨床試験も報告されています(ただし、これだけで治療が置き換わるとは言えません)。
参考:Probiotics and AGA(臨床試験の報告)
納豆の立ち位置:納豆は発酵食品であり、食物繊維も含むため、腸内環境の“土台”づくりに寄与しやすい食材の一つ。
ただし、髪が太くなるかどうかは、腸だけで決まる話ではありません。
栄養は「不足」も「過剰」もNG:サプリで逆に抜け毛が増えることも
薄毛が気になると、ついサプリに手が伸びます。気持ちはめちゃくちゃ分かります。
でも、ここは一度ブレーキ。
栄養素は、不足で脱毛が起きることがある一方、過剰摂取が脱毛につながるケースも指摘されています。
例えばセレン(セレニウム)は、厚生労働省eJIMで「慢性的に摂取量が多い場合の一般的な臨床症状は脱毛や爪の変形」などが説明されています。
参考:厚生労働省eJIM:セレニウム(セレン)
さっきの成分表を見ると、納豆100gあたりのセレンは16μgで、通常の食事で納豆が即“セレン過剰”になりやすいとは言いにくいです。
一方、サプリは一気に上乗せしやすい。ここが落とし穴です。

AGAが原因なら「納豆だけ」では太くなりにくい:薄毛の本丸を確認しよう
ここが一番大事です。
もしあなたの薄毛がAGA(男性型脱毛症)寄りなら、髪が細くなる(ミニチュア化)原因の中心は「活性型男性ホルモン(DHT)の影響」などで、食事だけで止めるのは難しいことが多いです。
日本皮膚科学会のQ&Aでは、AGAでは成長期が短くなり、十分に伸びきる前に細く短い毛になっていく仕組みが説明されています。
参考:日本皮膚科学会 皮膚科Q&A:男性型脱毛症ではなぜ薄毛に?
同じく治療についても、外用ミノキシジル、フィナステリド、デュタステリドなどが説明されています。
参考:日本皮膚科学会 皮膚科Q&A:男性型脱毛症の治療は?
まとめると:
納豆は「材料とコンディションの底上げ」。
AGA治療は「細くなる流れを止める/押し戻す」。
役割が違います。
納豆を続けるなら:髪のための“現実的な食べ方”3ステップ
ここからは具体策です。がんばりすぎないでOK。
継続できる形が、いちばん強いです。
ステップ1:まずは「1日1パック or 週5回」くらいから
納豆は便利ですが、髪のために突然3パック生活にする必要はありません。
目安は「1日1パック」、もしくは習慣化しやすいなら「週5回」でも十分です。
髪は今日食べたものが明日太くなる世界ではなく、毛周期の関係で“結果が出るまで時間がかかる”のが普通です。
日本皮膚科学会のQ&Aでも、毛周期の考え方が解説されています。
参考:日本皮膚科学会 皮膚科Q&A:抜け毛の原因(毛周期)
ステップ2:納豆を「髪の材料セット」にする(組み合わせが重要)
納豆単体だと、栄養が偏ります。
髪のための相棒を足すと、同じ納豆でも“効率の良い定食”になります。
| 組み合わせ | 狙い | 例 |
|---|---|---|
| 納豆+主食(ごはん等) | エネルギー不足を避ける(材料だけでも動かない) | 納豆ごはん、納豆巻き |
| 納豆+たんぱく質をもう1品 | 材料の総量を増やす | 卵、魚、鶏むね、豆腐 |
| 納豆+ビタミン・ミネラル食材 | 不足しやすい栄養の底上げ | 海藻、野菜、きのこ、ナッツ少量 |
「納豆は食べてるのに変わらない…」人は、総摂取量が足りていないか、薄毛の原因がAGA寄りのことが多いです。ここが分岐点です。
ステップ3:食べる時間は「続くならいつでもOK」+注意点だけ押さえる
「朝がいい?夜がいい?」問題は、結論としては続くタイミングでOKです。
ただし、次の注意点は大事。
- ワルファリンを服用中なら納豆は避ける(相互作用)
- 体質的に合わない(胃腸が荒れる等)なら無理しない
- サプリで“上乗せしすぎ”になっていないか見直す
特にワルファリンは重要です。PMDA(医薬品医療機器総合機構)の患者向けQ&Aで、納豆がワルファリンの作用を弱めうること、影響が数日続くため間隔をあけても食べられないと説明されています。
参考:PMDA:ワルファリンと納豆など(Q&A)
納豆の見直し基準:こんな時は“食事だけ”から一段上へ
不安が強いほど、食事を頑張りたくなるもの。
でも、頑張り先を間違えると消耗します。
切替ラインを用意しておくと、迷いが減ります。
| 状況 | 目安 | 次の一手 |
|---|---|---|
| 生活改善を3か月やっても不安が強い | 抜け毛・細毛の体感が変わらない | AGA/栄養の検査・相談を検討 |
| 前髪の生え際 or つむじの薄さが進む | 写真で見て変化が分かる | オンラインAGAクリニックで早めに相談 |
| 急に円形に抜けた/頭皮が赤い・痛い | 数日〜数週間で悪化 | 皮膚科で早めに診察(別の脱毛症の可能性) |
| ダイエット・偏食・疲労が強い | 食事量が明らかに少ない | 食事の立て直し+必要なら血液検査 |
受診目安:納豆より先に“薄毛の原因”を確かめたいサイン
納豆の話をしてきましたが、髪を太くしたいなら「原因特定」が近道です。
特にAGAは進行型なので、早いほど打てる手が増えやすいです。
オンラインAGAクリニックは、忙しくても相談しやすく、薬の選択肢や副作用の説明も受けやすいのがメリット。
一方、頭皮トラブル(炎症・痛み・円形脱毛など)が強い場合は、まず皮膚科が安心です。
- 生え際が後退してきた、M字が深くなった気がする
- つむじが透ける、頭頂部の地肌が見えやすい
- 短く細い毛が増えた(ミニチュア化っぽい)
- 家族にAGA傾向がある
- 6か月単位で薄毛が進んでいる実感がある
「納豆で何とかしたい」気持ちはOK。
ただ、上のサインがあるなら、納豆を続けつつ医療の選択肢も同時進行が効率的です。
FAQ:納豆を食べると髪が太くなる?よくある質問
Q1. 納豆は毎日食べてもいい?
一般的には、食事として無理なく続く範囲なら問題になりにくいことが多いです。
ただし、ワルファリン服用中は避けるなど、薬や持病がある場合は医師・薬剤師に相談してください(PMDAのQ&A参照)。
Q2. 納豆を食べすぎると薄毛になるって本当?
納豆そのものが薄毛の直接原因になると断定できる根拠は一般に強くありません。
ただし「サプリの過剰摂取」「極端な偏食」「急な体重減」などは髪に影響しやすいので、納豆“だけ”に偏るのはおすすめしません。
Q3. 納豆のビオチンで髪が増える?
ビオチンは不足すると脱毛に関係する可能性があります。
一方で、健康な人がビオチンを“上乗せ”して必ず髪が増えるとは限らず、エビデンスが弱いというレビューもあります。
参考:Biotin for Hair Loss: Teasing Out the Evidence(Review)
Q4. 発酵食品(ヨーグルト・キムチ等)も髪に良い?
腸内環境と脱毛の研究は進んでいますが、髪への影響は“可能性”の段階が多いです。
発酵食品は選択肢の一つとして、食物繊維やたんぱく質と合わせて“食事全体”を整えるのが現実的です。
Q5. どれくらいで髪が太くなった実感が出る?
髪の変化は、数日〜数週間で判断しにくいです。
目安としては3か月〜6か月単位で、写真や同じ条件(髪型・光)で見比べると判断しやすくなります。
ただし、進行を感じるなら“待ちすぎない”のも大切です。
まとめ:納豆は「髪の土台」。でも“本丸”の確認がいちばん効く
- 納豆を食べると髪が太くなる本当?→特効薬ではないが、土台づくりには役立つ可能性
- 納豆はたんぱく質・亜鉛・鉄・食物繊維などを補いやすい
- イソフラボンはサプリの上乗せに注意(安全な範囲を意識)
- 栄養は不足も過剰もNG。サプリは増やす前に検査という手も
- AGAっぽい進行(生え際/つむじ/細毛)なら、納豆+オンラインAGAクリニック相談が効率的
次に読む(あなたの状況別)
- まず生活の整え方から見直したい:生活習慣の記事一覧
- AGAの仕組み(なぜ細くなる?)を整理したい:AGA基礎の記事一覧
- 医療でできること(薬・治療)をざっくり知りたい:AGA治療(医療)の記事一覧
- 内服薬の考え方を先に押さえたい:AGA治療:内服薬
- 頭皮環境(かゆみ・フケ等)が気になる:頭皮の悩み・ケアの記事一覧
この記事の根拠(一次情報中心)
- 文部科学省:食品成分データベース(糸引き納豆の成分)
- 日本皮膚科学会 皮膚科Q&A:男性型脱毛症の仕組み(ミニチュア化など)
- 日本皮膚科学会 皮膚科Q&A:男性型脱毛症の治療(ミノキシジル、フィナステリド、デュタステリド等)
- 日本皮膚科学会 皮膚科Q&A:抜け毛と毛周期
- PMDA:ワルファリン服用中の納豆(相互作用の注意)
- 食品安全委員会:大豆・大豆イソフラボンQ&A(安全な摂取目安量)
- American Academy of Dermatology:栄養不足と脱毛
- 厚生労働省eJIM:セレン(過剰摂取のリスク)
- The Gut and Skin Microbiome in Alopecia(Review)
- Probiotics and androgenic alopecia(臨床試験報告)


