デュタステリドとフィナステリド、結局どっちが自分に合うの?違いって何?
薬の名前は聞いたことがあるけど、違いが分からないまま決めるのは不安ですよね。
先に押さえておきたいのは、どちらもAGA(男性型脱毛症)の内服薬として有力で、迷ったら「目的(守る/攻める)」「副作用や注意点」「6か月で評価して次の一手」この3つで整理すると選びやすい、ということです。

迷ったら“いきなり最強”より、評価のやり方と切替ラインを先に決めるのがコツ。
悪化サインがあるなら、自己判断で粘らず医師に相談しましょう。
この記事でわかること↓
- デュタステリドとフィナステリドの“違い”を、作用・効果・注意点で整理
- 「どっち」を選ぶか、あなた向けの判断軸(チェックリスト)
- 6か月での評価方法と、切替・追加の目安
- 受診した方がいい危険サイン(迷ったらここを確認)
では、具体的に見ていきます。
デュタステリドとフィナステリドの違い:どっちを選ぶ?

最初に“迷いを減らす地図”を置きます。結論は、次の考え方が一番シンプルです。
- まずは安全に続けやすい方を選び、6か月で評価する(どちらの添付文書でも、効果判定は通常6か月が目安)
- 「守り(進行をゆるめたい)」ならフィナステリドから始める人が多い
- 「より強めにDHTを抑えたい/結果を最適化したい」ならデュタステリドも選択肢(医師と相談が前提)
- どちらでも効かなければ“薬がダメ”ではなく、診断・使い方・併用の見直しが必要
「じゃあ、違いって何?」は、ざっくり言うと効かせる仕組みの幅と注意点の性質です。
| 比較ポイント | フィナステリド | デュタステリド |
|---|---|---|
| 主な作用 | 5α還元酵素Ⅱ型を阻害(DHTを減らす) 添付文書(プロペシア錠) | 5α還元酵素1型/2型を阻害(DHTを減らす) 添付文書(ザガーロカプセル) |
| 適応(日本) | 男性における男性型脱毛症の進行遅延 添付文書 | 男性における男性型脱毛症 添付文書 |
| 用法(日本の記載) | 通常0.2mgを1日1回、必要に応じて1mgまで (増量での効果増強は確認されていない記載あり) 添付文書 | 通常0.1mgを1日1回、必要に応じて0.5mg 添付文書 |
| 効果評価の目安 | 3か月で出ることもあるが、通常6か月必要 6か月で進行遅延がなければ中止検討 添付文書 | 12週間で改善が出ることもあるが、通常6か月必要 6か月で改善がなければ中止検討 添付文書 |

でも、薬は強さだけで決めると迷子になりがち。
「続けられるか」「6か月で判断」「必要なら切替」の順でいくと失敗しにくいです。
このあと、根拠(なぜそう言えるか)を丁寧に説明しつつ、あなたが迷わないための手順に落とし込みます。
デュタステリドとフィナステリドの違いを裏づける根拠
作用機序の違いは「止める酵素の範囲」
答え:フィナステリドは5α還元酵素Ⅱ型、デュタステリドは1型/2型の両方を阻害します。つまり、デュタステリドの方がDHTを下げる“幅”が広い設計です。
根拠:添付文書の分類として、フィナステリドは「5α-還元酵素Ⅱ型阻害薬」、デュタステリドは「5α還元酵素1型/2型阻害薬」と明記されています。
プロペシア錠 添付文書 /
ザガーロカプセル 添付文書
イメージ:蛇口を閉めるとして、フィナステリドは「メインの蛇口(Ⅱ型)を締める」、デュタステリドは「メイン+サブの蛇口(1型/2型)も締める」みたいな違いです。
でも「じゃあ、広く締めれば必ず勝ちじゃないの?」と思いますよね。確かにそうですね。ただ、効き方は体質・進行度・併用(外用ミノキシジルなど)でも変わるので、“広さ”=“あなたの正解”と決めつけないのが大事です。
次の一手:まずは自分が「進行を止めたい」のか「より最適化したい」のか、目的を言葉にします(後のチェック表でOK)。
効果の評価は「3か月〜、本命は6か月」
答え:どちらも早い人は3か月前後で変化が出ますが、判断は6か月を基本にします。
根拠:フィナステリドは「3か月で効果が発現する場合もあるが、通常6か月必要」、デュタステリドも「12週間で改善が認められる場合もあるが、通常6か月必要」と添付文書にあります。
フィナステリド(プロペシア)添付文書 /
デュタステリド(ザガーロ)添付文書
イメージ:髪は「毛周期(生え変わり)」があるので、薬を始めてすぐ“密度が増える”より、まずは抜け毛の増減やハリ・コシから変化が出やすいです。
でも「6か月も待てない…今すぐ結果がほしい」と感じますよね。確かにそうですね。だからこそ、焦りを減らすために“評価のやり方”を先に決めるのが大切です。
次の一手:今日から“同じ条件の写真”を撮って、月1で並べて比較します(手順は後で具体的に)。
臨床試験ではデュタステリド0.5mgがフィナステリド1mgより毛髪数が増えた報告がある
答え:一定の条件下では、デュタステリド(特に0.5mg)がフィナステリド(1mg)より毛髪数の増加が大きかった、というランダム化比較試験が報告されています。
根拠:男性の男性型脱毛症を対象に、デュタステリド複数用量・フィナステリド・プラセボを比較した試験(24週)で、主要評価項目の毛髪数などが報告されています。
Harcha WG, et al. 2014(PubMed)
ガイドライン内でも、デュタステリド0.5mg/日とフィナステリド1mg/日を比較した国際臨床試験に触れています。
日本皮膚科学会 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017
イメージ:同じ「進行をゆるめる」でも、よりDHTを下げやすい設計の薬で差が出る可能性がある、ということです。
でも「試験で良くても、自分にも当てはまるの?」と思いますよね。確かにそうですね。現実は、進行度・生活・頭皮環境・併用で結果が変わります。だから、“試験の平均”を自分の未来だと決めつけないのがポイントです。
次の一手:まずは“続けられる条件”を優先し、6か月評価→必要なら切替、で最適化していきましょう。
副作用は「起こり得るもの」を知って、出たら早めに相談が基本
答え:どちらも、性機能に関する症状(リビドー減退、勃起機能不全、射精障害など)や、乳房の違和感、肝機能関連などが報告されています。頻度や感じ方には個人差があります。
根拠:デュタステリドの添付文書では性機能不全などが「その他の副作用」に記載され、投与中止後も持続したとの報告がある注記があります。フィナステリドでも同様に、性機能関連や肝機能障害、抑うつ症状などが記載されています。
デュタステリド(ザガーロ)添付文書 /
フィナステリド(プロペシア)添付文書
イメージ:副作用は“起きたら終わり”ではなく、早めに相談して調整するためのサインです。
でも「副作用が怖いから、飲むのを避けた方がいい?」と迷いますよね。確かにそうですね。ただ、AGAは進行することが多いので、放置のデメリットもあります。怖さをゼロにするより、起きたときにすぐ動ける準備をしておくと安心です。
次の一手:開始前に「気になる症状が出たら何日以内に相談するか」を決めておきましょう(目安は後述)。
メンタル面の注意:気分の落ち込みが続くなら迷わず相談
答え:フィナステリドでは、自殺念慮・自殺企図・自殺既遂が報告されている旨の記載があります。デュタステリドも抑うつ気分などが副作用として記載されています。
根拠:フィナステリド添付文書の「重要な基本的注意」に、因果関係は明らかではないが報告がある旨と、症状が出た場合の対応(服用中止・速やかに連絡)が記載されています。
フィナステリド(プロペシア)添付文書
デュタステリド添付文書にも「抑うつ気分」等の記載があります。
デュタステリド(ザガーロ)添付文書
イメージ:「気のせいかな?」くらいの小さな違和感を、放置しないことが大切です。
でも「そんな話を聞くと余計に不安になる…」ですよね。確かにそうですね。ここで言いたいのは恐がらせることではなく、もし起きたら“すぐ相談していい”という安心材料です。
次の一手:気分の落ち込みや不眠が続く・自分らしくない変化があるなら、早めに処方医へ連絡しましょう。
妊娠中の女性が触れてはいけない理由は「DHT低下が胎児に影響し得る」
答え:どちらも女性(妊娠中・妊娠の可能性がある・授乳中)には投与しません。特にデュタステリドはカプセルから漏れた薬剤に触れない注意が明記されています。
根拠:デュタステリドは「経皮吸収されることから、女性や小児はカプセルから漏れた薬剤に触れない」旨が添付文書にあります。フィナステリドも、錠剤を分割・粉砕しない、破損した場合は妊婦等は取扱わない、と記載されています。
デュタステリド(ザガーロ)添付文書 /
フィナステリド(プロペシア)添付文書
イメージ:家に小さい子や妊娠中の家族がいるなら、置き場所と取り扱いルールを決めるだけで安全度が上がります。
でも「自分は飲むだけだし、そこまで気にしなくていい?」と思いますよね。確かにそうですね。ただ“万が一”は置き場所で防げます。怖がるより、片付けの習慣化が現実的です。
次の一手:薬は高い棚・鍵付きケースなど、触れにくい場所へ。家族にも一言共有しましょう。
PSA検査に影響:前立腺の検査がある人は必ず申告
答え:どちらもPSA(前立腺特異抗原)の値を下げる可能性があり、検査時に医師へ申告が必要です。
根拠:デュタステリド添付文書ではPSA値が約50%減少し得ること、評価時の考え方(測定値を2倍した値を目安に比較)などが記載されています。フィナステリドでもPSA低下が記載され、評価の目安として2倍で見る旨が書かれています。
デュタステリド(ザガーロ)添付文書 /
フィナステリド(プロペシア)添付文書
イメージ:検査そのものがダメになるわけではなく、“薬を飲んでいる前提”で読み解く必要がある、という話です。
でも「自分は前立腺の検査なんてしないし関係ないのでは?」と思いますよね。確かにそうですね。ただ、健診や泌尿器科受診のタイミングで突然測ることもあります。“言い忘れ”を防ぐのが大事です。
次の一手:お薬手帳やメモに、薬名を必ず残しておきましょう。
ここまでが「違いの中身」。次は、あなたが実際に“どっち”に寄せるかを決めるための、現実的な手順です。
デュタステリド・フィナステリドを選ぶ手順

手順1:そもそもAGAか?(他の脱毛症を先に除外)
答え:生え際・頭頂部がゆっくり薄くなるパターンが典型ですが、急な円形脱毛、全体が一気に薄くなる、頭皮の強い炎症がある場合は別の原因の可能性もあります。
理由:AGA以外だと、薬の方向性が変わることがあるからです。
例:「短期間で急に抜け毛が増えた」「フケや赤みが強い」「部分的にツルっと抜けた」などは、皮膚科的な評価が役立ちます。
でも「自己判断でAGAだと思ってるけど、受診は面倒…」ですよね。確かにそうですね。だからこそ、最近はオンラインAGAクリニックの無料カウンセリングが便利です。通院のハードルが低く、まず相談だけでもできます。
次の一手:“まず診断の確度を上げる”だけでも、選択がラクになります。
手順2:目的を決める(守り優先か、最適化まで狙うか)
答え:目的が決まると、薬選びが一気にスッキリします。
- 守り優先:抜け毛を減らして、進行をゆるめたい(まずは続けやすさ重視)
- 最適化:守りつつ、より強めのDHT抑制も検討したい(医師と相談)
でも「最適化って言われても、自分がどっちか分からない…」ですよね。確かにそうですね。そんなときは、次のチェック表で“寄せる方向”だけ決めればOKです。
| あなたの状況 | まずの選び方 |
|---|---|
| 副作用がとにかく不安/まずは一歩踏み出したい | フィナステリドから開始→6か月で評価→必要なら相談 |
| 進行が気になり、結果を最適化したい気持ちが強い | デュタステリドも候補(医師とリスク・注意点を確認) |
| どちらでも迷う/情報が多すぎて決められない | 「続けやすさ」優先で開始→写真評価→切替ラインを決める |
次の一手:この表で“まずの方向”を決めたら、次は評価の準備です。
手順3:評価方法を先に固定する(写真+抜け毛+触感)
答え:効果判定は、気分や照明に左右されない方法が一番です。おすすめは月1の定点写真です。
理由:AGAはじわじわ進むので、鏡の見た目だけだと「今日は薄い気がする…」になりやすいからです。
定点写真のコツ
- 同じ場所・同じ照明・同じ髪型(分け目)で撮る
- 生え際(正面)と頭頂部(真上)をセットで
- スマホの倍率や距離も固定(壁に立ち位置目印でもOK)
でも「写真って面倒だし、見たくない…」ですよね。確かにそうですね。ただ、写真は“あなたを責める道具”ではなく、薬の相性を判定して次の一手を選ぶための道具です。
次の一手:今日を“0日目”にして撮影。あとはカレンダーに月1で入れるだけ。
手順4:6か月で評価→必要なら「切替/追加」を医師と相談
答え:6か月は「続ける/見直す」を決める節目です。添付文書でも、6か月で改善(進行遅延)がなければ中止検討が示されています。
根拠:フィナステリド、デュタステリドともに、6か月の評価と中止検討の記載があります。
フィナステリド(プロペシア)添付文書 /
デュタステリド(ザガーロ)添付文書
評価の目安(ざっくり)
0〜1か月 :見た目はほぼ変わらない/まずは継続の土台づくり 2〜3か月 :抜け毛の増減・セットのしやすさに変化が出る人も 4〜6か月 :写真で“後退の止まり方”や“密度の差”が見え始める 6か月以降 :必要なら切替・追加(外用ミノキシジル等)を相談
でも「6か月で変化が薄かったら、もう終わり?」と思いますよね。確かにそうですね。ただ、そこで大事なのは“自己判断で闇雲に変える”ではなく、医師と一緒に最適化することです。例えば、診断の再確認、用量・内服の継続性、外用ミノキシジルの併用、生活要因(睡眠・栄養)など、改善ポイントは複数あります。

特に切替や併用は、自己判断より医師と一緒の方が安全で早い。
オンラインAGAクリニックの無料相談は、このタイミングで使うと相性抜群ですよ。
デュタステリド/フィナステリドで迷うときの受診目安

“どっちが良いか”より先に、医師に確認した方がいいサインがあります。ここは判断基準として手元に置いてください。
すぐ相談したい危険サイン
- 気分の落ち込み、不眠、これまでにない不安が続く(特にフィナステリドは注意喚起の記載あり)
- 黄疸(皮膚や白目が黄色い)、強いだるさ、尿の色が濃いなど肝機能の異常が疑われる
- 蕁麻疹、顔や唇の腫れ、息苦しさなどアレルギー症状
- 前立腺の検査予定があるのに、PSAへの影響を申告できていない
迷ったら相談でいい“見直しライン”
- 6か月続けても、写真で「進行が止まっていない」と感じる
- 飲み忘れが多く、評価がブレている(まず続け方の設計から)
- 副作用が軽くても気になる状態が続き、生活の質が下がっている
「皮膚科とAGAクリニック、どっちがいい?」と悩みますよね。確かにそうですね。一般の皮膚科でも相談できますが、内服薬の最適化や継続フォロー、オンライン診療での手軽さを重視するなら、オンラインAGAクリニックは相性が良いです。通院時間がいらず、相談だけ無料のところもあるので、使わないと少しもったいない温度感です。
デュタステリドとフィナステリドの違いに関するFAQ
デュタステリドの方が必ず効きますか?
必ずとは言えません。試験ではデュタステリド0.5mgがフィナステリド1mgより毛髪数が増えた報告がありますが、個人差があります。
Harcha WG, et al. 2014(PubMed)
でも「じゃあ試す意味ない?」と思いますよね。確かにそうですね。意味がないのではなく、“あなたの反応を見て最適化する”のが現実的です。まずは続けやすい方で6か月評価が王道です。
どっちも一生飲み続ける必要がありますか?
添付文書では効果を持続させるために継続が必要な旨が記載されています。AGAは進行性のことが多く、中止で元のペースに戻る可能性があります。
フィナステリド添付文書
でも「ずっとは無理…」ですよね。確かにそうですね。だからこそ、最初から“永遠”で考えず、まずは6か月→次の6か月と区切って判断すると続けやすいです。
副作用が出たらどうすればいい?
自己判断で我慢せず、処方医に相談してください。添付文書でも、異常があれば中止など適切な処置を行う旨が示されています。
デュタステリド添付文書 /
フィナステリド添付文書
でも「相談したら怒られそう…」って思いますよね。確かにそうですね。実際は、早めに共有した方が調整しやすく、あなたの安全にもつながります。
女性でも飲めますか?
日本の添付文書では、いずれも女性は禁忌(投与しない)です。フィナステリドは女性への有効性が認められなかった試験の記載もあります。
フィナステリド添付文書 /
デュタステリド添付文書
外用ミノキシジルは併用した方がいい?
目的によります。内服は主に“進行をゆるめる”方向、外用ミノキシジルは“発毛を後押しする”方向で語られることが多く、ガイドラインでも外用ミノキシジルは推奨度Aとして扱われています。
日本皮膚科学会ガイドライン2017
でも「いきなり全部はハードル高い…」ですよね。確かにそうですね。まずは内服+写真評価で土台を作り、必要なら医師と併用を相談、が続けやすいです。
まとめ:デュタステリドとフィナステリドの違い(どっち選ぶ)
- 違いの核は「止める酵素の範囲」:フィナステリドはⅡ型、デュタステリドは1型/2型
- 効果判定はどちらも6か月が基本(早い人は3か月前後で変化も)
- 副作用・注意点(性機能、気分、肝機能、妊娠中の女性の取扱い、PSAへの影響)は事前に理解
- 迷ったら「続けられる方→6か月評価→必要なら切替/追加」を医師と一緒に

決め手は「目的」「続けやすさ」「6か月で判断」の3点。
迷いが強いなら、オンラインの無料カウンセリングで“あなたの場合”を整理しちゃいましょう。
デュタステリドとフィナステリドの違いは?どっち選ぶ?の結論
どちらもAGA治療の中心になり得る薬です。まずは「続けられる条件」で選び、同条件の写真で6か月評価。そこで進行が止まらない・不安が強い・副作用が気になるなら、自己判断で粘らず、医師と一緒に切替や併用を検討するのが安全で早い近道です。
次に読む(あなたの状況別)
- 内服薬の基本から整理したい(種類・効果・注意点)
- 外用薬も含めて発毛を狙いたい(外用薬の選び方)
- オンラインAGAクリニックも比較したい(通院不要で相談できる)
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