発毛剤を使ってはいけない人って、具体的にどんな条件?自分は大丈夫?
初めて発毛剤を検討するとき、
「効くならやってみたい」反面、
「副作用が怖い」「そもそも自分が対象なのか分からない」って迷いますよね。
先に結論です。
発毛剤(多くはミノキシジル配合の一般用医薬品)には、“使ってはいけない人”が説明書で決まっています。
そこに当てはまるなら、自己判断で始めない方が安全です。
迷う場合も、まず使用条件の確認を優先し、不安があれば医師や薬剤師に確認が最短です。

まずは“使用しない”に当てはまらないかチェック。
当てはまったら、別の選択肢はいくらでもあります。
この記事でわかること↓
- 発毛剤を使ってはいけない人(男女別の注意点も)
- 「使用しない」と「相談してから」の線引き
- 3分でできるセルフ確認チェック手順
- 中止サインと受診目安(危険サイン)
詳細は本文で、順番どおりに確認していきましょう。
発毛剤を使ってはいけない人は?最初に答え(早見表)

発毛剤(多くはミノキシジル配合)の説明書には、
「次の人は使用しないでください」と「使用前に相談してください」が分かれて書かれています。
ここを押さえるだけで、判断がかなりラクになります。
| 判定 | 当てはまったら | 代表例(セルフチェック) |
|---|---|---|
| 使用しない | 自己判断で開始しない 医師/薬剤師へ | ・対象外(例:急な脱毛、斑状の脱毛、原因不明) ・成分でアレルギー歴 ・年齢条件に合わない(20歳未満など) ・(男性用5%の場合)女性 ・(女性用の場合)妊娠/授乳など |
| 相談してから | 医師/薬剤師に確認してから | ・高血圧/低血圧 ・心臓や腎臓の障害 ・むくみがある ・甲状腺機能障害の診断 ・高齢(65歳以上の注意がある製品)など |
| 使える可能性が高い | 説明書どおりに。 異変があれば中止 | ・ゆっくり進む薄毛(壮年性脱毛症)と考えられる ・頭皮に傷や強い炎症がない ・他の頭皮外用剤と併用していない |
「自分はどれ?」と迷ったら、次の章の手順でチェックするとスッキリします。
発毛剤を使ってはいけない人の根拠:説明書で決まっていること
ここは「なぜ、その条件があるのか」を分かりやすく整理します。
不安を減らすための根拠パートです。
発毛剤は“医薬品”で、主役はミノキシジル
まず押さえたいのは、発毛剤は多くがミノキシジル配合の一般用医薬品(第1類医薬品)だということです。
医薬品なので、効果が期待できる一方で、説明書に「使用しない人」「相談する人」が細かく決められています。
実際、PMDAの一般用医薬品の説明書でも、使用条件が具体的に書かれています。
(例:PMDA:ミノキシジルローション5%「JG」説明書)
「でも、市販なら気軽に使えると思ってた…」と感じますよね。
確かに、店頭で買えるとハードルが下がります。
だからこそ、買う前に条件チェックを挟むのが安全です。
次の一手:箱・説明書の「使用上の注意」を読む(特に“してはいけないこと”)から始めましょう。
男性用(5%など)は「女性・20歳未満・対象外の脱毛」は使用しない
男性用のミノキシジル外用(例:5%)では、説明書に「次の人は使用しないでください」が並びます。
代表的には、成分アレルギー歴がある人/女性/20歳未満/壮年性脱毛症以外や原因不明の脱毛/急激または斑状の脱毛などです。
(例:PMDA:ミノキシジルローション5%「JG」)
ここで大事なのは、「禁止=意地悪」ではなく、対象外の脱毛だと、効かない可能性が高いという点です。
たとえば円形脱毛症や甲状腺疾患による脱毛は、アプローチが違います。
「でも、薄毛って全部同じに見える…」となりますよね。
確かに、見た目だけでは判断しにくいです。
だからこそ説明書は、“急激”“斑状”“原因不明”なら使用しないと明確に線を引いています。
次の一手:あなたの脱毛が「ゆっくり進む」「家族に似た薄毛がいる」タイプかを確認し、違うなら医師へ。
女性用は「妊娠・授乳・産後の脱毛」などが使用しない条件に入る
女性用のミノキシジル外用(例:1%)では、男性用とは別の「使用しない条件」が追加されます。
説明書では、妊婦または妊娠の可能性がある人/授乳中の人/妊娠・出産に伴う脱毛/避妊用ピル中止に伴う脱毛などが「使用しない」に入っています。
(例:KEGG(JAPIC):リアップリジェンヌ 使用上の注意)
「妊娠や授乳って、そんなに影響あるの?」と思いますよね。
確かに、頭皮に塗るだけなら大丈夫そうに見えます。
ただ、説明書では安全性の問題を理由に、明確に使用しないとしています。
次の一手:女性の方は、まず“女性用の説明書”で条件を確認し、当てはまれば開始しないで相談へ。

説明書に“使用しない”がある条件は、潔く別ルートに切り替えるのが正解です。
“相談してから”に入るのは、血圧・心臓/腎臓・むくみ・甲状腺など
「使用しない」に当てはまらなくても、説明書に「使用前に医師または薬剤師に相談」がある条件があります。
男性用の例では、高血圧/低血圧、心臓または腎臓の障害、むくみ、甲状腺機能障害の診断、高齢(65歳以上)などが挙げられています。
(例:PMDA:ミノキシジルローション5%「JG」)
「相談ってことは、ダメではないの?」と感じますよね。
確かに、禁止ではないので迷います。
ここは、“体の状態によっては影響が出る可能性があるから、先に安全確認”という位置づけです。
次の一手:該当する病名や服薬状況をメモし、薬剤師/医師に「使ってよいか」を確認しましょう。
頭皮に傷や炎症がある部位には使わない(悪化や吸収の問題)
発毛剤は「頭皮にのみ使用」とされ、きず・湿疹・炎症(発赤)がある頭皮には使用しないと書かれています。
(例:PMDA:ミノキシジルローション5%「JG」)
「でも、かゆいからこそ塗りたい…」と思うかもしれません。
確かに、かゆみがあると“何か塗りたい”気持ちになります。
ただ、炎症があると悪化したり、想定より吸収が増えてトラブルにつながる可能性もあるため、まず鎮静が優先です。
次の一手:赤み・かゆみ・湿疹があるなら、まず皮膚科で頭皮トラブルの原因確認を。
使用中止のサイン:胸の痛み、動悸、めまい、急な体重増加やむくみ
発毛剤は、使用後に症状が出た場合の「中止して相談」も決まっています。
説明書では、頭皮の発疹・発赤やかゆみ等だけでなく、頭痛、めまい、胸の痛み、心拍が速くなる、原因不明の急激な体重増加、手足のむくみなどが示されています。
(例:厚生労働省資料:リアップX5 説明書)
「頭皮に塗るだけでそんな症状が?」と驚きますよね。
確かに、イメージしにくいです。
でも説明書に書かれている以上、出たら中止して相談がルールです。
次の一手:開始前に“中止サイン”を読んでおき、出たら迷わず止めて相談できる状態に。
改善の目安は“数日”ではなく、4か月〜6か月で判断する
発毛剤は、効き目の判断に時間がかかります。
説明書では、効果が分かるようになるまで少なくとも4か月の継続が必要とされ、
一方で6か月使用して改善が認められない場合は使用を中止して相談と示されています。
(例:厚生労働省資料:リアップX5 説明書)
「1〜2週間で変化がないと不安…」になりますよね。
確かに、早く結果が欲しいです。
ただ、短期で塗る量や回数を増やしても効果が上がらない旨も説明書にあるので、焦りすぎない方が安全です。
次の一手:開始するなら“期間で判断”を決める(例:4か月目で中間チェック、6か月で見直し)がおすすめです。
AGAの標準治療として、ミノキシジル外用は強く勧められている
「じゃあ、条件が合えば使う価値はあるの?」という点も大事ですよね。
日本皮膚科学会の診療ガイドライン(2017年版)では、ミノキシジル外用を行うよう強く勧めるとされ、
男性型脱毛症では5%ミノキシジル、女性型脱毛症では1%ミノキシジルの記載があります。
(出典:日本皮膚科学会:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版)
「でも自分がAGAか分からない…」となりますよね。
確かに、自己判断は難しいです。
だから、説明書の“対象外サイン”(急激、斑状、原因不明など)に当てはまるなら、先に医師で確認が安全です。
次の一手:条件が合いそうでも不安が残るなら、皮膚科やAGA専門の相談で“対象かどうか”を一度で確認しましょう。
発毛剤を使ってはいけない人かどうか:セルフ確認のチェック手順

ここからは「あなたが実際にどう確認するか」を手順にします。
できれば手元に、検討している発毛剤の箱(または公式の説明書PDF)を用意してください。
手順1:まず“男性用か女性用か”を確認する
発毛剤は製品によって、対象が違います。
男性用の説明書では「女性は使用しない」が明記されているものがあります。
(例:PMDA:ミノキシジルローション5%「JG」)
「家族のを少し借りる」みたいな使い方は、判断が狂いやすいです。
確かに“少しなら”と思いがちですが、説明書の条件から外れます。
次の一手:性別・濃度・対象年齢が、あなたに合う製品かだけ先に確定しましょう。
手順2:「次の人は使用しないでください」に1つでも当てはまるか
ここはチェックの最重要ポイントです。
当てはまったら、そこでストップでOKです。
- 成分でアレルギー症状を起こしたことがある
- 年齢条件に合わない(例:20歳未満)
- 脱毛が急激/髪が斑状に抜ける
- 壮年性脱毛症以外(円形脱毛症、甲状腺疾患、原因不明などが疑われる)
- (女性用の場合)妊娠・授乳、産後やピル中止に伴う脱毛など
「当てはまるけど、薄毛がつらい…」そう感じますよね。
確かに、すぐ何かしたくなります。
でもここは、“発毛剤以外のルート”の方が早い場面です。
次の一手:当てはまったら、皮膚科で脱毛タイプを確認し、合う治療に切り替えましょう。
手順3:「使用前に相談」に当てはまるか(相談先を決める)
次に「相談してから」の項目です。
男性用の例では、高血圧/低血圧、心臓/腎臓の障害、むくみ、甲状腺機能障害、高齢などが挙がります。
(例:PMDA:ミノキシジルローション5%「JG」)
相談先は、基本は薬剤師(第1類医薬品のため)ですが、
持病がある場合は医師での確認が安心です。
「相談って面倒…」と思いますよね。確かにそうですね。
でも、ここを飛ばすと後から不安が増えやすいので、最初に片づけた方が結局ラクです。
次の一手:病名・飲んでいる薬・最近の体調(むくみ等)をメモして相談しましょう。

不安の芽を潰してから始めるための手順です。
もし発毛剤が合わないなら、次の選択肢へスッと切り替えましょう。
手順4:頭皮の状態チェック(傷・湿疹・強い赤みがあるなら先に治す)
説明書では、きず・湿疹・炎症がある頭皮への使用を避けるよう示されています。
(例:PMDA:ミノキシジルローション5%「JG」)
「頭皮が荒れてるのに、育毛のために塗りたい…」となりがちです。
確かに気持ちは分かります。
でも、荒れていると余計にしみたり、トラブルが長引きやすいので、先に頭皮を整える方が近道です。
次の一手:まず炎症の原因(脂漏性皮膚炎など)を皮膚科で確認してから再検討しましょう。
手順5:併用している頭皮の外用剤・育毛剤がないか確認する
説明書では、他の育毛剤や外用剤(軟膏・液剤など)を頭皮に併用することを避けるよう記載されています。
(例:厚生労働省資料:リアップX5 説明書)
「いろいろ塗った方が効きそう」って思いますよね。
確かに“足し算”したくなります。
でも併用すると、刺激が増えたり、原因が分からなくなったりします。
次の一手:開始するなら、頭皮に塗るものは一旦シンプルにするのがおすすめです。
手順6:開始後の“中止サイン”を決めておく
開始前に、やめる基準が決まっていると安心です。
説明書には、頭皮症状だけでなく、胸の痛み、動悸、めまい、急激な体重増加、むくみなどの症状が出たら中止して相談と記載されています。
(例:厚生労働省資料:リアップX5 説明書)
| 症状 | 行動 |
|---|---|
| 頭皮の発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、ふけ、熱感など | いったん中止して相談(悪化・持続なら早め) |
| 頭痛、めまい、気が遠くなる | 中止して相談 |
| 胸の痛み、心拍が速くなる(動悸) | 中止して早めに受診 |
| 原因不明の急激な体重増加、手足のむくみ | 中止して早めに受診 |
「ちょっとした違和感でやめるのはもったいない?」と思うかもしれません。
確かに“もったいない”気持ちは出ます。
でも、説明書にある症状は“止める理由”として十分です。
次の一手:中止サインをスマホのメモに貼っておくと、いざという時に迷いません。
発毛剤の受診目安:不安があるならここで線引き

「病院に行くほど?」の線引きを、やさしめにまとめます。
不安を煽るためではなく、迷いを減らすための基準です。
すぐ相談したい危険サイン
- 胸の痛み、動悸、強いめまい
- 急な体重増加、手足のむくみ
- 頭皮の炎症が強い(じゅくじゅく、腫れ、痛みが強い)
- 赤みやかゆみが広がる、数日で改善しない
説明書にも、こうした症状が出たら中止して相談と書かれています。
(例:厚生労働省資料:リアップX5 説明書)
“AGAか不明”なら、まず皮膚科で脱毛タイプを確認
発毛剤は壮年性脱毛症(AGAなど)での使用が前提です。
急激な脱毛や斑状の脱毛など、対象外が疑われる場合は、先に診断が近道です。
(例:PMDA:ミノキシジルローション5%「JG」)
薄毛の治療全体を相談したいなら、オンラインAGAクリニックも便利
症状が落ち着いていて、薄毛自体の治療方針を整理したい場合は、
オンラインAGAクリニックの無料カウンセリングも選択肢です。
通院の手間が少なく、治療薬(例:フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジル外用など)を含めて判断材料が揃います。
「売り込まれそうで怖い…」と思いますよね。確かにそうですね。
無料相談は“買う場所”というより、自分の条件で何ができるかを整理する場所として使うのがコツです。
発毛剤の「使ってはいけない人」に関するFAQ
高血圧だけど、絶対にダメ?
「使用しない」ではなく「使用前に相談」に入る製品があります。
説明書の該当箇所を確認し、医師または薬剤師に相談してから判断しましょう。
(例:PMDA:ミノキシジルローション5%「JG」)
女性だけど、男性用を少しなら使ってもいい?
男性用の説明書では「女性は使用しない」と明記されているものがあります。
女性の方は女性用の条件で確認してください。
(例:KEGG:リアップリジェンヌ)
産後の抜け毛にも使える?
女性用の説明書では、妊娠・出産に伴う脱毛は「使用しない」に入る製品があります。
(例:KEGG:リアップリジェンヌ)
「早く戻したい…」と焦りますよね。確かにそうですね。
産後はホルモン変動の影響が大きいので、自己判断で塗り重ねるより、まず医師に相談が安全です。
頭皮が赤い・かゆいけど、発毛剤で改善する?
きず・湿疹・炎症がある頭皮には使用しない、と書かれている製品があります。
まずは頭皮の炎症の原因を確認してからの方が安全です。
(例:PMDA:ミノキシジルローション5%「JG」)
どれくらいで効果を判断すればいい?
説明書では、少なくとも4か月の継続が必要とされる一方、6か月使って改善がない場合は中止して相談とされています。
(例:厚生労働省資料:リアップX5 説明書)
途中で抜け毛が増えた気がする…危険?
不安になりますよね。確かにそうですね。
ただ、脱毛が急激であったり、斑状の脱毛が見られる場合は、説明書でも中止して相談の対象です。
自己判断が難しいときは、写真を撮って皮膚科へ相談するのが安全です。
発毛剤が使えない場合、次は何をすればいい?
脱毛タイプの確認(皮膚科)が先です。
AGAが疑われる場合は、ガイドラインで推奨される治療の選択肢(ミノキシジル外用、フィナステリド、デュタステリドなど)を医師と相談できます。
(出典:日本皮膚科学会:2017年版ガイドライン)
発毛剤の使用可否まとめ(フローチャート付き)
- 発毛剤は医薬品なので、説明書の条件チェックが最優先
- 「使用しない」に1つでも当てはまれば、自己判断で開始しない
- 「相談してから」に当てはまるなら、医師/薬剤師で安全確認
- 頭皮に炎症があるなら、先に皮膚科で頭皮トラブルを整える
- 開始するなら、中止サインと見直し時期(4か月/6か月)を決めておく
【かんたん判定フロー】 ① 説明書の「使用しない」→当てはまる? → はい:開始しない(相談へ) ② 「相談してから」→当てはまる? → はい:医師/薬剤師で確認 ③ 頭皮に傷・湿疹・強い赤み? → はい:先に皮膚科で鎮静 ④ 開始後:胸痛/動悸/めまい/むくみ/急な体重増加 → 出た:中止して相談 ⑤ 4か月:中間チェック/6か月:改善なし→中止して相談
発毛剤を使ってはいけない人は、このチェックで判断できる
「使用しない」→「相談してから」→「頭皮の状態」→「中止サイン」の順で見れば、迷いが減ります。
「不安が残るのに始める」のが一番つらいので、条件に引っかかったら、潔く相談に回すのが近道です。
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