プロテインを飲みながら筋トレすると、薄毛になるって本当?
「筋トレ始めてから、抜け毛が増えた気がする…」
「プロテインが原因なら、やめた方がいい?」
こういう不安、かなり多いです。
体を変えるために頑張っているのに、髪で損したくないですもんね。
先に結論です。
一般的なプロテイン(たんぱく質補給)が、そのまま薄毛の原因になる根拠ははっきりしていません。
ただし、筋トレ期は生活が変わるので、「薄毛に見える原因」が別ルートで重なりやすいのは事実です。
たとえば、減量で栄養が足りない。
睡眠が削れてストレスが増える。
頭皮が汗で荒れてかゆくなる。
サプリの中身が怪しい(汚染・混入)。
こういう“別の犯人”を見落とすと、プロテインだけが冤罪になりがちです。

こんな悩み、ありませんか?
- プロテインが薄毛の原因か、真相を知りたい
- 筋トレは続けたいけど、抜け毛が怖い
- クレアチンやテストステロンの話が混ざって混乱している
- やめるべきサプリ・選び方の基準がほしい
この記事でわかること↓
- プロテインと薄毛の「本当の関係」を、断定せずに整理できます
- 筋トレ中に抜け毛が増える“よくある別原因”を切り分けられます
- 過不足のない摂り方と、食事全体の整え方がわかります
- 受診目安(危険サイン/相談先)が明確になります
では、不安が減る順番でいきます。
詳細は本文で、ひとつずつ噛み砕きますね。
プロテインは薄毛に影響あるの?いちばん大事な結論

プロテイン(たんぱく質補給)そのものが薄毛を進める、と言い切れる根拠はありません。
薄毛が心配になるときは、たいてい「プロテイン」ではなく、次のどれかが重なっています。
- 減量・食事の偏りで栄養が足りず、抜け毛が増えたように感じる
- 睡眠不足・ストレスで毛周期が乱れる(体調変化の影響)
- 汗・皮脂・摩擦で頭皮が荒れて、抜け毛が目につく
- もともとのAGA(男性型脱毛症)が進行してきた(タイミングが重なった)
- サプリの汚染・混入など、別のリスクが紛れ込んでいる
「じゃあ安心して飲んでいい?」と思いますよね。
確かに、多くの人は問題ありません。
でも、ここで大事なのは“安心の根拠”を作ること。
次の一手は、薄毛のタイプと生活の変化を切り分けることです。
| 状況 | 起きやすいこと | まずやること |
|---|---|---|
| 減量中(体重が急に落ちた) | 全体の抜け毛が増えたように見える | 摂取カロリーと栄養の穴を埋める |
| 睡眠が短い/仕事が忙しい | 抜け毛が気になりやすい・頭皮が荒れやすい | 睡眠を最優先、トレ頻度を一時調整 |
| 汗を放置しがち | かゆみ・赤み・フケ→抜け毛が目立つ | 運動後の頭皮リセットを固定化 |
| 生え際・頭頂部が薄くなる | パターン化した薄毛(AGA疑い) | 皮膚科orAGA相談で評価 |
プロテインと筋トレで薄毛が不安になる理由と根拠

ここは「噂の正体」を分解します。
不安の多くは、別の話が混ざって起きています。
たんぱく質=男性ホルモン増加、は短絡しやすい
最初に答えです。
たんぱく質を補うこと自体が、薄毛の原因ホルモンを直接増やすと断定できる材料は乏しいです。
「プロテインを飲む=男性ホルモンが増える=薄毛」みたいな話、見かけますよね。
確かにそう聞こえると怖いです。
でも、プロテインは“食品としてのたんぱく質”。
薄毛(特にAGA)に関わるのは、たんぱく質というより体質(遺伝)とホルモンの反応です。
次の一手は、プロテイン単体で悩むのではなく、薄毛の型(パターン)と、生活変化(減量・睡眠)を見直すことです。
AGAは「ジヒドロテストステロン(DHT)×体質」が軸
結論から言うと、男性の薄毛で多いAGAは、原因の中心がたんぱく質不足ではありません。
DHT(ジヒドロテストステロン)と毛包の感受性(体質)が重要です。
日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」は、AGAの標準的な考え方と治療の推奨を整理しています。
男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版(PDF)
「じゃあ筋トレしてテストステロンが上がるのも危ないの?」と思いますよね。
確かに混ざりやすいポイントです。
次の章で、ここをほどきます。
テストステロンとDHTをごっちゃにすると不安が増える
先に答えると、筋トレ=薄毛の直接原因と断定できる根拠はありません。
噂の多くは「テストステロン」と「DHT」を同じものとして扱ってしまうところから始まります。
筋トレで話題になりがちなホルモンがテストステロン。
AGAで鍵になるのはDHT。
関係はありますが、「筋トレしたらDHTが増えて薄毛確定」と一直線ではありません。
「でもジムの強い人、薄毛多くない?」と感じること、ありますよね。
確かに印象としてそう見える場面もあります。
ただ、ジムは男性が集まりやすく、年齢層も似るので、もともとの体質(AGA)が目立ちやすいのも事実です。
次の一手は、印象ではなく、あなたの薄毛の型(生え際・頭頂部か、全体か)で判断することです。
「クレアチンでDHTが上がる」話が、プロテインに混ざりやすい
結論です。
クレアチンについては、2009年にDHT比が上がったとする研究がある一方、その後の研究全体では“ホルモンやDHTが増えるとは限らない”という整理がされています。
さらに、2025年にはDHTや毛包(毛根側の指標)を直接みた試験も報告されています。
一次情報としては、たとえば以下が確認できます。
Creatine摂取とDHT比(2009, PubMed)
Creatineの誤解整理(2021, PMC)
Creatineと毛包の健康(2025, PubMed)
「え、プロテインじゃなくてクレアチンの話?」と思いますよね。
確かにややこしい。
でも現実には、筋トレ界隈での“薄毛の噂”は、プロテイン・クレアチン・男性ホルモンがごちゃ混ぜで広がりがちです。
次の一手は、あなたが飲んでいるものを「たんぱく質」なのか「別サプリ」なのかで分けて考えることです。

本当に怖いのは「汚染・混入」や“盛った”サプリ
ここは大事なので、先に答えます。
サプリメントは、表示されていない成分が混入している事例が報告されています。
特に「筋肉がつく」「減量」「テストステロン」などを強くうたう製品は注意が必要です。
日本陸上競技連盟(JAAF)は、サプリメント汚染(ラベルに未表示の禁止物質混入)の注意喚起と、海外製を含むリスクについてまとめています。
JAAF:サプリメント汚染に関するQ&A
また、スポーツ栄養の情報サイトでも、汚染率に幅があること、同化薬などが検出される可能性があることが解説されています。
サプリメントへの異物混入の現状(SNDJ)
「自分は普通のプロテインだから大丈夫?」と思いますよね。
確かに、多くは問題ありません。
ただ、ネットで買った激安品や、成分が多すぎる“よく分からない系”は避けたほうが安心です。
次の一手は、第三者認証(第三者検査)という判断軸を持つことです(後で具体策で紹介します)。
アナボリックステロイドは薄毛を加速し得る(体質次第)
結論です。
アナボリックステロイド(AAS)などのアンドロゲン性の強い物質は、体質によって薄毛を悪化させる可能性があります。
近年の研究でも、AAS使用者で脱毛(alopecia)の訴えが増える様子が報告されています。
Hair loss in athletic testosterone use in males(2024, PMC)
「そんなの使ってないから関係ない」と思いますよね。
もちろん、使っていなければ一番いい。
ただ、怖いのは“意図せず混入したサプリ”です。
次の一手は、強い効果をうたう製品を避け、信頼できる検査付き製品を選ぶことです。
減量のやりすぎ・栄養不足は「抜け毛が増えた感」を作りやすい
先に答えると、筋トレ期の薄毛不安で多いのはここです。
減量でエネルギーや栄養が足りないと、抜け毛が増えたように感じることがあります。
体調変化やストレスが引き金で起きる抜け毛の一つに「休止期脱毛」があります。
情報としては、英国皮膚科学会や医療機関の解説が参考になります。
British Association of Dermatologists:Telogen effluvium
Cleveland Clinic:Telogen effluvium
「でも、プロテイン飲んでるから栄養は足りてるはず」と思いますよね。
確かにたんぱく質は埋まりやすい。
でも、髪は“たんぱく質だけ”で育つわけではありません。
鉄、亜鉛、ビタミン類、脂質、そして総エネルギー。
次の一手は、プロテインで安心しきらず、食事全体の穴を埋めることです。
筋トレ中の不安を解消するプロテイン摂取の具体策

ここからは手順です。
ポイントは「やめる」ではなく、過不足なく、リスクを外すこと。
筋トレも髪も、両方取りにいきましょう。
手順1:まず「足りてる?多すぎ?」を現実的に把握する
最初に答えです。
薄毛が心配でも、たんぱく質は“少なすぎ”も“極端すぎ”も避けたいです。
なので、まずは目安を持ちましょう。
日本の基準の一例として、成人の推奨量(g/日)などは「日本人の食事摂取基準(2025年版)」関連資料で確認できます。
厚生労働省:日本人の食事摂取基準(2025年版)
筋トレをしている人向けの目安としては、国際スポーツ栄養学会(ISSN)のポジションスタンドで、運動者のたんぱく質摂取量の範囲が整理されています。
ISSN Position Stand:Protein and exercise(2017, PubMed)
「数字が多くて分からない…」となりますよね。
確かに、いきなり計算は面倒です。
次の一手は、まず“普段の食事で足りていない分だけ”をプロテインで埋める考え方にすることです。
| 目的 | ざっくり方針 | 薄毛不安がある人のコツ |
|---|---|---|
| 筋肉を増やしたい | 食事+不足分を補う | 睡眠と総カロリーを削りすぎない |
| 減量しながら筋肉を守る | たんぱく質は確保 | 急激な体重減を避ける(抜け毛不安が増えやすい) |
| 体型維持 | 不足が出ない範囲で | 「飲まない日」より「食事で整う日」を作る |
手順2:プロテインは「回数」より「食事の穴埋め」
結論です。
プロテインは、飲めば飲むほど良いものではなく、食事の穴埋め役が一番トラブルが少ないです。
「筋トレ後30分以内に絶対!」と聞いて焦ること、ありますよね。
確かにタイミングは大事に見えます。
でも不安が強いときは、まず1日の合計とバランスを整えるほうが安心です。
次の一手は、一食で足りない分だけを、1回〜2回で補うこと。
増やしすぎるより、続く形を優先しましょう。
手順3:成分表で「避けたい地雷」を外す
先に答えます。
薄毛不安がある人が避けたいのは、たんぱく質そのものより、“よく分からない機能を盛った製品”です。
- 「テストステロン増加」などを強くうたう
- 成分がやたら多い(何が効いているのか不明)
- 出どころが不透明な並行輸入・激安品
「普通のホエイなら大丈夫?」と思いますよね。
確かに、多くの場合は問題ありません。
次の一手は、原材料がシンプルで、成分量が分かりやすいものを選ぶことです。
手順4:サプリ汚染が怖いなら「第三者認証」を使う
結論です。
混入リスクが気になるなら、あなたの努力を守るために第三者認証(第三者機関の検査)という基準が役に立ちます。
USADA(米国アンチ・ドーピング機構)は、サプリのリスクと第三者認証の考え方を整理し、NSF Certified for Sport®などに言及しています。
USADA:Supplement Connect
NSF:Certified for Sport®
Informed Sportも、スポーツ向けの検査・認証プログラムとして情報を公開しています。
Informed Sport:About
「そこまで必要?」と思いますよね。
確かに、全員が必須ではありません。
でも薄毛不安が強い人ほど、“余計な不安のタネ”を減らす価値は大きいです。
次の一手は、最低でも購入先を信頼できるところに固定することです。
手順5:汗と摩擦で頭皮を荒らさない(抜け毛の“見え方”対策)
先に答えると、筋トレ中の抜け毛不安は、頭皮が荒れて“目につく”ことでも増えます。
汗・皮脂・帽子やタオルの摩擦が重なると、かゆみやフケで髪が抜けたように感じやすいです。
「プロテインのせいだと思ってた…」ってなりますよね。
確かに、タイミングが重なると疑いたくなります。
次の一手は、運動後のルールを固定することです。
- 運動後はなるべく早めに頭皮を清潔にする(可能ならシャワー)
- 爪を立てず、泡でやさしく洗う
- タオルはこすらず押さえる
- 髪が長い人は引っ張りを避ける

薄毛が心配なときの受診目安(判断基準)

「病院に行くほど?」と迷いますよね。
ただ、薄毛は“早めに評価したほうが損しないタイプ”もあります。
不安を放置してプロテインをやめるより、判断軸を持つほうがラクです。
すぐ相談したい危険サイン
- 円形に抜ける、急にまだらになる
- 頭皮が赤い、痛い、ジュクジュクする、強いかゆみが続く
- 抜け毛が急に増え、体調不良(発熱・下痢・強いストレス)も重なっている
- サプリを飲んで体調に違和感が出た(動悸、吐き気、めまい等)
相談先の選び方(あなたが迷わないための目安)
- 頭皮の炎症・かゆみ・フケが主役 → まず皮膚科が安心
- 生え際・頭頂部がパターン化して薄い → AGAの可能性も含めて評価
- 忙しくて通院が面倒 → オンラインAGAクリニックの無料カウンセリングで“状況整理”だけするのも手(無理に決めなくてOK)
「オンラインって押し売りされない?」と心配になりますよね。
確かに警戒するのは大事です。
でも無料カウンセリングは“今の状態の棚卸し”として便利で、情報を持ったうえで続けるほうが安心です。
次の一手は、薄毛の型がAGAっぽいなら、早めに相談して判断材料を増やすことです。
プロテイン筋トレ薄毛真相のFAQ
Q. ホエイとソイ、薄毛が心配ならどっち?
A. どちらかが薄毛を直接進める、と決めつける根拠ははっきりしていません。
薄毛不安が強い人は、まず「総摂取の過不足」と「生活要因(減量・睡眠・ストレス)」を整えるほうが効果的です。
胃腸に合う・続くほうを選び、成分がシンプルな製品に寄せると失敗しにくいです。
Q. クレアチンは薄毛の原因になりますか?
A. 2009年にDHT比が上がったとする報告はありますが、2021年の整理では“DHTが増えるとは限らない”とされ、2025年には毛包の指標を含めて検討した試験も報告されています。
2009研究(PubMed)
2021整理(PMC)
2025試験(PubMed)
Q. プロテインをやめたら抜け毛は止まりますか?
A. 原因が別にあると、やめても止まりません。
むしろ、食事でたんぱく質が不足していた人は、やめると逆に不利になる可能性もあります。
「やめる」より、減量のやりすぎ・睡眠不足・頭皮荒れ・サプリ汚染の可能性を先に潰すのが安全です。
Q. 腎臓が心配です。プロテインは飲んで大丈夫?
A. 持病(腎疾患など)がある人や、医師から制限がある人は、自己判断せず主治医に確認してください。
健康に不安がある人は、まず食事で整え、必要なら専門家に相談するのが安心です。
Q. 抜け毛が気になるとき、筋トレは休んだほうがいい?
A. 原因が睡眠不足やストレスなら、筋トレそのものより“やり方”の調整が効きます。
頻度を一時的に落とし、睡眠を確保し、減量を急がない。
このほうが、髪にも筋肉にも合理的です。
まとめ(必要に応じて箇条書きとグラフを用いる)
- 一般的なプロテイン(たんぱく質補給)が薄毛の原因になる、と言い切れる根拠ははっきりしない
- 不安の正体は「減量の栄養不足」「睡眠不足」「頭皮荒れ」「もともとのAGA」「サプリ汚染」が多い
- まず過不足のない摂取を優先し、食事全体の穴を埋める
- 汚染が心配なら第三者認証(NSF / Informed Sport等)という判断軸が役に立つ
- 体調に違和感、頭皮の炎症、パターン化した薄毛なら医師で確認が安心
不安の“当たりやすさ”目安(あなた用)
減量(急な体重減) █████████ よくある 睡眠不足・ストレス ████████ よくある 頭皮荒れ(汗・摩擦) ███████ かなり多い もともとのAGA ██████ 体質次第 サプリ汚染・混入 ██ レアだが要注意
プロテイン筋トレ薄毛真相は「原因を分けて、過不足なく続ける」
プロテインが薄毛の原因かも…と感じたら、まずは真相を“分解”しましょう。
多くはプロテインではなく、減量・睡眠・頭皮荒れなどの周辺要因です。
過不足のない摂取を優先し、食事全体を整え、怪しいサプリは避ける。
それでも不安が強いなら、受診やオンライン相談で評価して、安心して筋トレを続けてください。
次に読む(あなたの状況別)
- 生活習慣:睡眠・食事・ストレスから抜け毛不安を整えたいあなたへ
- 頭皮の悩み・ケア:汗・かゆみ・フケで頭皮が荒れやすいあなたへ
- よくある疑問:サプリや噂に振り回されず判断したいあなたへ
- AGAの基礎:生え際・頭頂部が気になってきたあなたへ(まず整理)
この記事の根拠(一次情報中心)
- 日本皮膚科学会:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版(PDF)
- 厚生労働省:日本人の食事摂取基準(2025年版)
- ISSN Position Stand:protein and exercise(2017, PubMed)
- 日本陸上競技連盟:サプリメント汚染に関するQ&A
- USADA:Supplement Connect(第三者認証の考え方)
- NSF:Certified for Sport® Program
- Informed Sport:Certification and testing
- Hair loss in athletic testosterone use in males(2024, PMC)
- British Association of Dermatologists:Telogen effluvium
- Cleveland Clinic:Telogen effluvium
- CreatineとDHT比(2009, PubMed)
- Common questions and misconceptions about creatine(2021, PMC)
- Creatineと毛包の健康(2025, PubMed)
- 厚生労働省:いわゆる「健康食品」について

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