「トリートメントって、頭皮につけていいの?つけない方がいいの?」
付け方があいまいだと、ベタつき・かゆみ・フケが出そうで不安になりますよね。逆に“怖いから少なすぎる”と髪がきしんで、洗髪がストレスになる人も多いです。
結論はシンプルで、基本は「頭皮にはつけない」です。ただし例外として、「頭皮に塗布する設計」のスカルプトリートメント等は表示どおりに使ってOK。この記事では、あなたが迷わないように「NG例」と「正解の手順」を、残留しやすい部位まで含めて整理します。

- トリートメントは頭皮につけていいか(例外も含めた結論)
- やりがちなNG例(ベタつき・かゆみ・フケにつながりやすい)
- 正解の付ける場所・量・放置時間・すすぎの手順
- すすぎ残しが起きやすい部位チェック(耳うしろ・生え際など)
- 受診の目安(接触皮膚炎などの見分け方)
「頭皮につけちゃダメ?」を“禁止”で終わらせず、今日から実行できる形にしていきます。
トリートメントは頭皮につけていい?結論:基本NG、ただし例外あり
基本はNG(=頭皮には付けない)です。多くのトリートメントやコンディショナーは、髪の手触り・まとまりを良くするための設計で、メーカーの使い方でも「中間〜毛先中心」に塗布する案内が一般的です(例:花王のヘアケア解説、資生堂のヘアケア解説・製品使用法)。
ただし、例外があります。商品名や説明に「スカルプ」「頭皮ケア」「頭皮用」と明記され、頭皮への塗布手順が表示されている製品は、その表示に従って使ってOKです。迷ったら、ボトル裏の使用方法が最優先です。
| あなたの製品 | 頭皮につけていい? | 判断のコツ |
|---|---|---|
| 一般的なトリートメント/コンディショナー | 基本はつけない | 「髪の中間〜毛先」塗布が推奨されがち。表示に頭皮塗布が書かれていない |
| スカルプ(頭皮用)トリートメント | 表示どおりならOK | 使用方法に「頭皮に塗布」「マッサージ」などが明記されている |
| 頭皮が荒れている/かゆみ・赤みがある時 | 原則避ける | 刺激で悪化することがある。まず原因の切り分け・必要なら皮膚科へ |
やりがちなNG例:頭皮トラブルを招きやすい付け方
ここからは「やりがち」だけど失敗しやすい例です。当てはまるほど、ベタつき・かゆみ・フケ・吹き出物などが起きやすくなります(ただし必ず起きるわけではありません)。
NG例1:根元からベタ塗り(“髪全体に塗る”のつもりで頭皮まで)
根元付近は髪が密集していて流しにくく、成分が残りやすい場所です。結果として、頭皮が重い・ベタつく・かゆい、という流れになりがちです。
NG例2:放置時間が長すぎる(「長いほど効く」と思っている)
放置時間は製品設計によって違います。メーカーも「製品に記載された使用方法」が基準になる旨を案内しています。長く置くほど良いとは限らないので、まずは表示どおりに。
NG例3:すすぎが短い/“ぬるつきが残ってもOK”と思っている
トリートメントは油分感があるため、流し残しが起きやすいです。とくに耳うしろ・うなじ・生え際は残留しやすい、と皮膚科系の解説でも注意されています。

誤判定を外す:ベタつき・フケ・赤みは“条件”で強く見える
「頭皮が荒れたかも…」と感じても、見え方のブレで不安が増えることがあります。次の条件は“悪化して見えやすい”ので、判断前に一度リセットしましょう。
- 照明:上からの強い光で赤み・フケが目立つ
- 濡れ髪:頭皮が透け、皮脂っぽさ・白い付着物が強調される
- 分け目固定:同じ場所に摩擦が集まり、赤みっぽく見えることがある
- 短髪直後:頭皮が見える面積が増え、症状が強く見える
おすすめは、同じ照明・同じ距離・乾いた状態で、3日だけ写真を撮ること。これだけで「本当に悪化しているのか」「見え方の問題か」が整理しやすくなります。
正解:トリートメントの付け方(場所・量・残りやすい部位)
ここからは“型”でいきます。基本は「頭皮から3cm下」を目安に、中間〜毛先へ。
付ける場所:目安は「耳の高さ〜毛先」(短髪なら“毛先中心”)
ロング〜ミディアムは「耳の高さ」あたりを境にすると迷いにくいです。短髪なら、根元に近い部分ほど残りやすいので、毛先中心に薄くが基本です。
量:まずは“少なめスタート→足す”が失敗しにくい
量は製品差が大きいので、第一優先はボトルの目安です。その上で迷う人向けのざっくり目安を置きます(髪量・ダメージで調整)。
| 髪の長さ | 量の目安(ざっくり) | 失敗しにくいコツ |
|---|---|---|
| 短髪〜ショート | 10円玉〜1プッシュ程度から | 毛先中心に薄く。根元に寄せない |
| ミディアム | 1〜2プッシュ程度から | 手のひらで広げてから“なで付け” |
| ロング | 2〜3プッシュ程度から | 足りない所だけ追加(最初から盛らない) |
残りやすい部位:ここだけは意識してすすぐ
「すすいだつもり」でも、残りやすいのはだいたい同じ場所です。
| 残りやすい部位 | 起きやすいこと | 対策 |
|---|---|---|
| 耳のうしろ | かゆみ・湿疹っぽさ | 指の腹で軽く地肌を動かしながら10秒追加すすぎ |
| 生え際(おでこ・もみあげ) | ベタつき・ブツブツ | シャワーを“地肌に当てる”意識で流す |
| うなじ(後頚部) | ヌルつき残り | 髪を持ち上げて、根元から毛先へ流す |
| 後頭部の内側 | 洗い残し | 髪を左右に割って、地肌に水を通す |
手順で迷わない:今日→1週間→1か月の“整え方”
今日:正しい手順(1回でOK)
- シャンプー後、髪の水気を軽く切る(手でぎゅっと)
- トリートメントを手のひらに広げる
- 中間〜毛先に“なで付け”→足りない所だけ追加
- 表示に従って放置(迷うならまずは1〜3分の範囲で表示どおり)
- すすぎ:根元から毛先へ。耳うしろ・生え際・うなじは10秒追加
- タオルはこすらず押さえる→ドライヤーで頭皮から乾かす

1週間:トラブル予防のチェック(当てはまれば微調整)
- 根元がペタッとする:付ける位置が上すぎる/量が多い → 量を2割減らし、耳より下だけ
- かゆい・赤い:残留か刺激の可能性 → すすぎ追加+一度使用を休む(改善しないなら受診)
- フケっぽい:乾燥 or 残留 → まず“乾いた状態で観察”+すすぎ見直し
1か月:続ける/切り替える判断ライン
次のどれかなら、製品ややり方の切り替えを検討してOKです。
- 付ける位置・量・すすぎを整えても、かゆみ・赤みが続く
- ブツブツが繰り返す、しみる、ジュクジュクする
- 頭皮よりも、髪の仕上がりが悪化(きしみ・絡まり)してストレスが強い
受診の目安:皮膚科に相談したほうがいいサイン
トリートメントが原因とは限りませんが、頭皮に触れるもの(ヘアケア製品など)で接触皮膚炎(かぶれ)が起きることがあります。接触皮膚炎は「皮膚に触れた刺激物質や抗原で起こる湿疹性の炎症反応」と説明されています。基本は原因を避けることが重要です。
次のサインがあるなら、自己流で我慢せず皮膚科へ。
- 強いかゆみ、ヒリヒリ、痛み
- 赤みが広がる、腫れる、ジュクジュクする
- 湿疹・ブツブツが生え際や耳うしろ、うなじに出る(すすぎ液が触れやすい部位)
- 中止しても1〜2週間で改善しない

よくある質問(FAQ)
トリートメントが少し頭皮についちゃいました。もうダメですか?
少し付いた程度で即トラブルになるとは限りません。大事なのは残さないこと。耳うしろ・生え際・うなじを中心に、根元から毛先へしっかりすすいでください。
「スカルプトリートメント」なら頭皮につけていい?
はい、製品の表示に「頭皮に塗布」「マッサージ」などが明記されているタイプは、その指示に従って使ってOKです。逆に、一般的なトリートメントは“髪向け設計”が多いので、基本は頭皮を避けるのが無難です。
すすぎはどれくらいが目安?
秒数で一律には言えませんが、ぬるつきが残らないことが目安です。特に残りやすい「耳うしろ・生え際・うなじ」は10秒追加してみてください。
頭皮が乾燥してかゆい時、トリートメントを頭皮に塗って保湿してもいい?
まずは頭皮用の保湿設計かどうかが重要です。髪向けトリートメントは頭皮刺激になることもあるので、乾燥やかゆみがある時は無理に頭皮へ塗らず、症状が続くなら皮膚科で原因を確認してください。
短髪でもトリートメントは必要?根元がペタッとします
必要かどうかは髪質とダメージ次第です。短髪でペタッとするなら、量が多い/付ける位置が上すぎる可能性が高いです。毛先中心に“薄く”から試しましょう。
トリートメント後にフケっぽい白い粉が出ます
乾燥フケのこともあれば、残留物が乾いて見えることもあります。まずは濡れ髪・強い照明を避け、乾いた状態で確認しつつ、すすぎ(特に生え際)を見直してください。かゆみや赤みが強いなら受診の目安です。
まとめ
- トリートメントは基本「頭皮にはつけない」(例外:頭皮用として表示がある製品)
- 失敗の多くは付けたことより残ったこと(すすぎ残し)
- 正解の型は「頭皮から3cm下」+「耳うしろ・生え際・うなじ」を10秒追加すすぎ
- 照明・濡れ髪・分け目固定・短髪直後は悪化して見えやすいので誤判定に注意
- 強いかゆみ・赤み・ジュクジュクは皮膚科相談のライン
次に読む(あなたの状況別)
- かゆみ・フケ・赤みがある:頭皮トラブル別のケア手順をまとめて確認
- 頭皮の調子が波打つ:睡眠・ストレス・食事など生活習慣から整える
- 抜け毛や薄毛も気になる:まずAGAの基本(進行と判断軸)を押さえる
- セルフケアを強化したい:育毛剤の選び方と使い方の基礎
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