「頭皮がまだらに抜けている…これって円形脱毛症?それともAGA?」
鏡を見た瞬間にゾッとしたり、検索して余計に不安になったりしますよね。しかも“斑(まだら)”に見えると、自己判断が一気に難しくなります。
結論から言うと、斑状(境界がはっきりした抜け方)のときは、AGAよりも先に円形脱毛症など「別の脱毛症」を疑って整理する方が安全です。AGAは「パターン化して徐々に薄くなる」ことが多く、いきなりコイン状に抜けるケースとは見え方が違うことが多いからです。

- 円形脱毛症とAGAの違い(まず押さえるポイント)
- 斑状に抜けるときの“見分け方”チェック(誤判定も外す)
- 受診を急ぐサイン/何科に行くべきか
- 受診までにやって良いこと・避けたいこと
- よくある不安(自然に治る?うつる?ストレス?)の整理
このまま読み進めて、「自分はこれっぽい → 次にやること」を決めましょう。
斑状に抜けたときの結論:まずは「皮膚科で確認」が安全
斑状(コイン状・境界がくっきり)に抜ける場合、円形脱毛症のほかにも、真菌(カビ)感染、炎症性の脱毛、抜毛(引っ張る癖)など、原因がいくつか分かれる可能性があります。
そして、これらは自己流の育毛ケアよりも、皮膚科で状態を見てもらった方が早いことがあります。特に「赤み・痛み・かゆみ・フケが強い」「急に広がる」などがあるなら、受診優先でOKです。
円形脱毛症とAGAの違い|まずは早見表で整理
| 比較ポイント | 円形脱毛症っぽい | AGAっぽい |
|---|---|---|
| 抜け方 | 円形/楕円形など“斑状”。境界が比較的はっきり | 生え際・頭頂部などが“パターン化”して徐々に薄く |
| 進み方 | 気づいたら急にできていた、増えることも | 月〜年単位でゆっくり(髪が細く短くなる方向) |
| 地肌の見え方 | つるっと見えることがある(炎症が目立たない場合も) | 地肌が透ける/分け目が広がる(密度低下) |
| 年齢・性別 | 男女・年齢問わず起こり得る | 思春期以降に始まりやすく、男性に多い傾向 |
| 他のサイン | 眉毛・ひげ・体毛、爪の変化が出ることも | 家族歴、軟毛化(細い毛が増える) |
※上はあくまで「整理の軸」です。併発や、別の脱毛症が混ざることもあるため、最終判断は医師に任せましょう。
見分け方のチェック手順:誤判定を外してから判断する
「まだらに見える」だけで決めつけると、照明や髪型で誤判定しがちです。まずは次の順番で確認してください(診断ではなく、受診判断をしやすくするための観察です)。
STEP1:まず“見え方”を整える(誤判定外し)
- 髪は完全に乾かした状態で確認(濡れ髪は束になって地肌が目立ちやすい)
- 強いスポットライト直下を避け、同じ照明・同じ距離で見る
- 整髪料を付ける前に確認(束感が出ると“斑”に見えることがある)
- 分け目固定なら、分け目を変えて見え方が変わるか確認
STEP2:脱毛部の「境界」と「毛の残り方」を見る
- 境界がくっきりしているか(円形・楕円形に見えるか)
- 脱毛部がつるっとして見えるか(短い毛が残っているか)
- 短い毛が多いなら「抜けた」より「切れた/引っ張られた」可能性も
STEP3:頭皮症状(炎症)をチェック
- 赤み・痛み・強いかゆみがある
- フケが多い/ジュクジュクする/膿っぽい
このタイプは、自己流で刺激を増やすより、皮膚科で確認した方が安全です。頭皮の荒れが気になる場合は、頭皮の悩み・ケアも先に読んでおくと、悪化させにくいケアが分かります。
円形脱毛症っぽいときに出やすいサイン
円形脱毛症は、典型的には突然、円形〜楕円形の脱毛斑ができる形で気づくことがあります。頭だけでなく、眉毛・まつ毛・ひげ・体毛などに起こることもあります。
- コイン状の脱毛斑が1つ〜複数ある
- 脱毛部の地肌は、赤みが目立たず滑らかに見えることがある
- 眉毛・ひげなどにも“まだら”が出る
- 爪の変化(でこぼこ等)を伴うことがある

小さな脱毛斑が自然に改善することもありますが、再発や拡大がある場合は早めの受診がすすめられています。
AGAっぽいときに出やすいサイン(“斑状”に見える落とし穴も)
AGAは、一般に前頭部(生え際)や頭頂部から、髪が細く短くなる(軟毛化)方向に進み、徐々に地肌が透けて見えやすくなるタイプです。
- M字(生え際)・O字(頭頂部)など、薄くなる場所がパターン化している
- 太い毛より細い毛が増えた/セットが決まらない
- 写真で見返すと、数か月〜年単位でじわじわ進んでいる
- 家族(父母方)に似た薄くなり方がある
注意点として、AGAでも髪型・分け目・カット直後・光の影響で「まだらに見える」ことがあります。だからこそ、斑状に見えたときは“見え方の罠”を外してから判断するのが大事です。
AGAの全体像(進み方・よくある誤判定・次の一手)は、AGAの基礎にまとめています。医療での選択肢も含めて整理したい場合は、AGA治療も合わせてどうぞ。
受診目安:今すぐ皮膚科へ行った方がいいサイン
不安を煽る意図はありませんが、次に当てはまる場合は早めに皮膚科をおすすめします。
- 脱毛斑が増える/広がる(短期間で変化が大きい)
- 脱毛部に痛み・強いかゆみ・赤み・膿・強いフケがある
- 頭髪だけでなく眉毛・まつ毛・ひげにも抜けがある
- 急に頭全体のボリュームが落ちた(広範囲に進む)
- 自己流ケアでしみる/荒れてきた
何科に行く?→ 基本は皮膚科でOKです。診察では、見た目の確認に加えて、必要に応じて拡大鏡での観察や、頭皮の状態確認、別原因が疑われる場合の検査につながることがあります。
受診までに「今日できること」:診察がスムーズになる記録
診断は医師に任せるとしても、受診前に記録しておくと話が早いです。
写真(おすすめ:週1回でOK)
- 脱毛部を正面・斜め・真上から
- 同じ照明・同じ距離・同じ髪の乾き具合で
- 可能なら定規やコインを横に置いてサイズ感も残す
メモ(2分でOK)
- 気づいた日/いつから(だいたいでOK)
- 広がっている?止まっている?
- かゆみ・痛み・赤み・フケの有無
- 2〜3か月以内の体調変化(発熱、ダイエット、強いストレス、睡眠不足など)

やってはいけないこと:自己判断で悪化させやすい行動
- 脱毛部をこすって洗う/爪で掻く
- 刺激が強い整髪料をベタ塗りして隠す(洗い残しで荒れやすい)
- 根拠の薄い民間療法を急に試す(かぶれ・炎症リスク)
- 原因不明のまま、医薬品を自己判断で増やす(特に頭皮が荒れている場合)
頭皮が荒れている場合は「攻める」より「整える」が優先です。基本は頭皮の悩み・ケアからどうぞ。
よくある質問(FAQ)
Q. 円形脱毛症は自然に治りますか?
A. 小さな脱毛斑が自然に改善することもあります。一方で、再発したり、徐々に多発・拡大するケースもあるため、変化が続くなら早めの受診がすすめられています。
Q. 円形脱毛症はうつりますか?
A. 一般に「感染してうつる」タイプとは考えられていません。ただし、頭皮に強いフケや炎症がある場合は、別の原因(真菌など)もあり得るため、皮膚科での確認が安心です。
Q. ストレスが原因なんですか?
A. ストレスが“きっかけ(誘因)”になり得るとは考えられていますが、ストレスだけで単純に説明できないケースもあります。自分を責めないで、受診や生活の立て直しで整えていきましょう。生活面の整え方は生活習慣へ。
Q. AGAと円形脱毛症が同時に起こることは?
A. 可能性はゼロではありません。「斑状の脱毛は落ち着いたのに、頭頂部がじわじわ薄い」など、別の悩みが残ることもあります。まずは斑状の原因を皮膚科で確認し、その後にAGAの整理(AGAの基礎)へ進むのが迷いにくいです。
Q. 受診するならどこ?クリニック比較も必要?
A. 斑状の脱毛はまず皮膚科が基本です。AGAの治療を本格的に検討する段階になったら、クリニック比較で「料金だけでなくサポートや診察の考え方」も含めて選ぶと失敗しにくいです。
まとめ:斑状に抜けたら「見分け」より先に、受診優先の整理を
- 斑状(境界がはっきり)の抜け方は、AGAより先に円形脱毛症などを疑って整理する
- AGAは多くの場合、パターン化して徐々に薄くなる(軟毛化)
- 増える・広がる・炎症が強い・眉毛などにも出る場合は早めに皮膚科
- 受診前は「写真とメモ」で状況を見える化、自己流で刺激を増やさない
次に読む(あなたの状況別)
- 頭皮が荒れている(かゆみ・赤み・フケ・ブツブツ)
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